山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

長寿と健康をお願いに老人二人で京丹波の長老ヶ岳へ

2022-04-28 21:23:03 | 山歩き
山の相棒ミーとマン氏より長老ヶ岳へ行きませんかと誘いのメールが入る。
この時期の長老ヶ岳にはイワカガミとヤマシャクナゲが咲いているだろうし、
この年まで無事に山を歩けていることへのお礼登山も兼ねて即OKの返信。
午前7時30分に迎えに来てもらい、京都縦貫道を走り登山口のある仏主の里へ。

山行日:2022年4月28日
天候:晴れ(意外と涼しい)
メンバー:ミーとマン氏、山休

今日のピーク 長老ヶ岳

今日の花1 イワカガミ

今日の花2 ヤマシャクナゲ


今日のルート
仏主の里登山口(9:24)→森林公園(10:02)→電波塔(11:55)→長老ヶ岳(12:03 ランチ 12:53)
→自然歩道出合(13:02)→近畿自然歩道→登山口(13:57)
ルート図

行動時間:4時間33分 歩行距離:9.5km

前回訪れた時は上乙見登山口より登ったのであるが、下山時にバリルートで苦労した記憶がある為、
相棒が一番ベーシックな仏生登山口からの周回コースを設定してくれる。
この時点では楽々コースと思っいたのであるが、違う意味でとんでもない下山となる。

9時10分過ぎに登山口へと着き、準備をして管理道路を森林公園へと登ってゆく。
出だしから舗装道路がしばらく続きくが、ルート沿いに色々なスミレが咲き退屈はしない。
我が地元の交野山ではすでに姿を消し始めたスミレを何度もパチリとして標高を上げる。

登山口

舗装道路が延々と続く


出逢ったスミレ
ニョイスミレ

シハイスミレ

タチツボスミレ

スミレサイシン

ヒナ? アケボノ?


標高が上がると目線の木々が針葉樹より広葉樹へと変わり視界が開ける。
丹波の山々が見渡せるようになり、眼下には仏主の集落を見ることもできてなんかいい感じ!
やがて到着した森林公園では八重の桜も出迎えてくれる。

ルートに新緑が広がる

眼下の仏主の集落

森林公園を通過

八重の桜


森林公園を過ぎるとようやくハイキングコースとなり、新緑の美しい森が広がる。
新緑に溶け込んでしましそうな快適なトレッキングが続く。

快適なルート

美しいコナラ、ブナの森が広がる

丹波の山並み

休憩所もあり


ルート脇にはイワカガミが姿を見せはじめ、今日の目的花であるシャクナゲやミツバツツジもチラホラ!
ルートより離れたと所には満開の木があるももの撮影は難しく目に焼き付ける。まずは目的達成である。

イワカガミ1

イワカガミ2

ミツバツツジ

満開のシャクナゲ

シャクナゲ


上乙見からの道の合流点に立つ電波塔より階段状の道をエイコラと登り切ると山頂となる。
山頂は360度の展望が広がり、比良山系、はるか日本海の青葉山まで望むことが出来る。
山頂標柱に健康ともう少し歩かせてくださいとお願いをする。
この日の為に赤いポロを着た来た相棒が長老の仲間入りを果たす。コロナ禍で少し入会が遅れていいるが!

電波塔

山頂への道

山頂

青葉山を望む

長老のシンボル・・・赤いポロを着る相棒

すでに入会済の山休



山頂にある東屋でノンビリとランチタイムを楽しんだあと下山へ。
イワカガミ咲く稜線より気持ちのよい森を降って、仏舎利塔ある近畿自然歩道との分岐に降り立つ。

ここより延々とアスファルトの道を降ることになる。
ぐるぐると廻る道はいやになるくらいに退屈で、固い路面は脚に堪えて地獄の下山路となる。
約1時間テクテクと繰り返して駐車場へと戻るも精神的にフラフラ!
ここからは絶対に登らないぞと心に決めて3回目の長老ヶ岳登山を終える。

山頂稜線

近畿自然歩道路の合流点

美しい森

下山路(近畿自然歩道)


その他出会った花達
キケマン

シロバナイワカガミ

ヤマルリソウ

キランソウ




























里山ウォーク22-7(ちょこっと交野山)

2022-04-25 18:20:33 | 山歩き
朝に腰のリハリビを受けたあと散歩程度のミニウォークで交野山へ出かける。
20日程前に歩いており、花の状況変化の確認である。
山頂の観音岩ではビックリのサプライズも?

山行日:2022年4月25日
天候:晴れ(まるで夏の暑さ)
メンバー:単独

今日の花1 モチツツジ

今日の花2 ツクバネウツギ

今日の頂 観音岩


今日のルート
津田サイエンスヒルズ(11:45)→尾根ルート→白旗池(12:25 12:40)→
交野山観音岩(13:07 13:16)→白旗池(ランチ)→水平道→国見山→夫婦岩→津田SH(14:46)
ルート図

行動時間:3時間1分 歩行距離:4.9km

手作りパン工房でランチ用のトンカツサンドを手配。
登山口よりメインルートのおおさか環状自然歩道を花を確認しながらゆっくりと歩む。
津田城土塁跡より鬱蒼とした檜林を抜けると国見山への四つ辻となる。

スミレと入れ替わるようにクサイチゴがルート脇に歩兵軍団のようにびっしりと咲き、
ムラサキカタバミも、前回咲いていたサクラソウもまだまだ元気でパチリ!

津田サイエンスヒルズ登山口

津田城土塁跡を右に見る

檜林

国見山への四つ辻


クサイチゴ

ムラサキカタバミ

サクラソウ


国見山へは帰路に寄ることにして、水平道との分岐よりモチツツジの群生がある尾根道へと進む。
前回びっくりするぐらいに蕾を付けていた彼女たちはどうか・・・予想していた通りに大爆発である。
蕾もまだ多くて相当の期間を楽しめそうな感じである。
モチツツジと呼応するかのようにツクバネウツギ、カマツカもびっしりと花をつけている。
パチリ、パチリとしたあと腰かけ岩で一息いれて白旗池へと抜けてゆく。

水平道との分岐(どちらを選んでも白旗池へ)

尾根筋に鎮座する腰掛岩

白旗池へ抜ける


モチツツジ

ツクバウツギ

カマツカ


白旗池のふれあいセンター前は休館日にもかかわらず凄い人出。
これはかなわんとばかりに観察の小道へと逃げ込み山野草の散策へ。
ニリンソウ、シャガは咲き残っていたものの、イカリソウやサクラソウ見当たらず。
シュンランとアケビは今週で終わの感じ。えぇ!こんな花も!エビネかな!

賑わうふれあいセンター前

観察の小道

白旗池


ニリンソウ

シャガ

シュンラン

?エビネ(誰かが植栽したよう!)


折角なので山頂を踏んでおこうと堤を渡り、階段の道をエイコラと登る。
何度か得意の立ち休憩をして観音岩の上に立つ。
大阪ビル群の写真を撮っていると岩がグラッと揺れて思わす膝をつく。
隣の女性がびっくりして「今揺れましたよね」と声をかけてくる。
内心はドキとしながらもそこは昭和のおっさん、余裕をかましながら「そうですね」と
ゆっくりと岩から離れる。
帰宅後確認すると地震があったようで、崩れていれば終わっていたなあとヒヤリ!

山頂への道

観音岩

大阪ビル群展望

山頂(観音岩)


内心怖かったと思いながら白旗池まで戻り、優雅に泳ぐ錦鯉を観賞しながらとんかつサンドでランチタイム。
下山は水平道より国見山、夫婦岩を経由して津田サイエンスヒルズへと下山。
ミニウォークであったが、モチツツジの確認も出来たし、結構たくさんの花にも出会えてまずは満足である。
ただ地震にはびっくりであった。

白旗池の錦鯉

水平道

国見山への登山道

こちらも鯉の泳ぐ国見山

夫婦岩


その他出会っ花達
カタバミ

ニオイタチツボスミレ

ナルコユリ

エンゴサク

ホソバミヤマシャジャン?

二ガネ


次は貴婦人に会えるかな? 完












ポンポン山、竈ヶ谷にて山野草を愛でる

2022-04-20 22:43:49 | 山歩き
10日程前に訪問した時に竈ヶ谷に咲きはじめた
イチリンソウ、ヤマブキソウが気になり、今春五度目となる同谷へ出動。
8時40分我が家を発進し、高槻CC、変電所ルートで森の案内所に10時過ぎに到着。
駐車場にはK先生ご夫妻の愛車が先着されており、どこかでお会いできるかなと準備を急ぐ。

山行日:2022年4月20日
天候:晴れ

本日のピーク ポンポン山

本日の目的花1 イチリンソウ

本日の目的花2 ヤマブキソウ


本日のルート
森の案内所(10:16)→竈ヶ谷→ケヤキ谷分岐(10:53)→西尾根→ポンポン山(12:05 ランチ 12:37)
→東尾根→竈ヶ谷→森の案内所(15:04)
ルート図

行動時間:4時間48分 歩行距離:7.7km

森の案内所で入山届に記入し、ミツバツツジやスミレを愛でながらカメラチェックも同時に済ませて
出灰川沿いより竈ヶ谷へ入ってゆく。 スミレの咲く登山道は春を感じられて最高に気持ちが良い。

森の案内所

竈ヶ谷取り付き

スミレ

ミツバツツジ


何度か渡渉を繰り返し、針葉樹林帯を抜けると谷筋が明るく開けてくる。
ルート沿いには二リンソウがポツリ、ポツリと姿を見せておりググットと期待感が高まる。

はじめは針葉樹林に囲まれる谷筋

やがて谷筋が開ける

谷筋に二リンソウ


メインエリアまで来るととんでもない光景が!
金網の向こうに想像していた以上のお花畑が広がり、あまりの素晴らしいさに言葉も出ない。
森の案内所より特急電車に乗ってきたのであるが、大好きなシロバナスミレを見つけて各駅停車へ乗り換え!

10日前まではエイザンスミレやヒトリシズカ、キンキエンゴサクが咲き乱れていたが、
今は斜面を黄色く染めるヤマブキソウ、純白のドレスで着飾ったイチリンソウと入れ替わっている。
今まで見たことのない絶景である。 自然はほんとうに人間の想像を越えるなあと感動!

途中下車したように脚は完全に止まり、押すだけカメラのシヤッターをパチリ、パチリ、そしてパチリ!
腕はないが、ここは長年使っている相棒のカメラを信じて80枚位の撮影をする。

シロバナスミレ(マルバスミレ・・・先生のページより確認させて頂きました)

イチリンソウ

イチリンソウフャミリー

イチリンソウ群生


ヤマブキソウ

ヤマブキソウファミリー

ニチンソウとのコラボ

ヤマブキソウ群生

ミヤマハコベの群生


丸太のベンチに座り、今日は来て大正解であったと思わずニンマリ!
長年この谷を管理されているボランティアの方々のご努力にあらためて感謝。
ポンポン山からの帰りにもう一度撮影しようとケヤキ谷の分岐まで脚を進めると・・・!
今まさに西尾根へ向われようとしておられるK先生ご夫妻と絶好のタイミングで遭遇。
3分遅れていると東尾根経由の予定をしていたのですれ違いだけに終わっていたかも。
このあとは花博士の奥様に花のレクチャーを受けながらのトレッキングとなる。

ケヤキ谷との分岐からは本日最大の急な登りとなり、杉林、コナラ坂、保護区の階段を
得意の立ち休憩を連発して西尾根稜線へと登る。

うれしい遭遇

西尾根、保護区へ続くコナラ並木

フクジュソウ保護区(今年3回訪問させて頂く)

西尾根稜線への最後の登り


少し先行されていたご夫妻が颯爽とした紳士の方とお話をされている。
「青空の花歩きと山歩き3・花巡り山行」を開設されておられ、花木に精通されておられる方で
先生のページはもちろん、私の幼稚なページも訪問して下さっているとのことであった。
色々なお話をさせてもらうとともに写真をご一緒させてもらう。

先生、花巡り山行さんとの記念写真


西尾根稜線を会話を交わしながらのんびりと歩く。
アップダウンがほとんど無い平行移動になるので、私にとっては天国へ続く道のようである。
途中に咲く姉妹のシハイスミレをパチリとしてポンポン山の頂を踏む。

リョウブの丘を左手に見て通過

巻道との分岐よりポンポン山へ

ポンポン山山頂(後ろに愛宕山)

稜線に咲くシハイスミレ

山頂での記念写真


ベンチを借りてランチタイム。 
ここでも先生ご夫妻を良くご存知の登山者の方と懇意になり楽しい時間を過ごす。
ランチのあとは東尾根経由でケヤキ谷、竈ヶ谷へと下降。

西尾根と東尾根を繋ぐルートはミツバツツジが満開

東尾根も快適なルートが続く

ケヤキ谷への下降点・・・積雪時にルートが不明瞭で先生ご夫妻は難義されたそうです。

新緑の冴えるケヤキ谷


竈ヶ谷へと戻り、奥様より山野草のレクチャーを受けながらの観賞トレッキングが続く。
途中でボランティアの方々とも遭遇し、感謝の言葉を直接伝えることが出来た。
往路で撮影できなかった花をパチリ、パチリとして二度満足感を味わう。

下山時及び復路で愛でた花達。
エイザンスミレ

キンキエンゴサク

トウゴクサバノオ

ヤマルリソウ

フデリンドウ


この他にササハコベ、フタバアオイ、ツツ・・・など教えて頂くもどうも失念してしまったようである。
もう老化現象がはじまっているのにメモが必要ですよメモが!・・・はい 了解しました。

ムシカリをパチリとして今日の花巡りも終わりかなと思っていると
ボランティアの方が珍しい花が咲いているよと教えてくれる。
ヤマシロネコノメソウと同じく京都府の絶滅危惧種に登録されているクチナシグサとのこと!
小さい花で教えてもらわなければ絶対にわからないなあとパチリ! ラッキー!
場所は秘密にしておきます・・・ありがとございます。
さらにボケの花、いや違ったクサボケの花も教えてもらう。二度感謝である。

クチナシグサ

クサボケ


最後にアリアケスミレ、ニョイスミレ、アケビを観賞して本日の花巡りを終える。
先生、奥様今日はありがとうございました。

アリアケスミレ

ニョイスミレ

アケビ


次はヤマシャクャクかシャクナゲかそれともイワカガミかオオバキスミレ?
腰痛改善の為に設定している山行レッドラインの行動5時間、歩行距離10㎞以内であったが、
医者通いが決定し、しばらくおとなしくして次に備えよう!完


























































イン谷口より旧道から堂満岳で花を愛でる

2022-04-17 22:07:57 | 山歩き
比良の花がそろそろ見頃を迎えているだろうと我が家を8時過ぎに発進。
腰に違和感がある為、歩行距離10km以下、行動時間5時間までをレッドラインに設定し、
行き先をイワウチワ観賞とお気に入りのシハイスミレの多い堂満岳に決める。

湖西道路の道の駅「妹子の里」で昼ごはんのしらす・明太子弁当を手配して
午前9時20分過ぎにイン谷口に着き、旧道登山口前の広場に車を駐車。

山行日:2022年4月17日
天候:晴れ
メンバー:登り単独、下りヨネちゃん、登山隊のKさん、なにわのしーちゃん

今日の花1 イワウチワ

今日の花2 オトメスミレ


今日の花3 シロバナシハイスミレ


今日のルート
イン谷口(9:32)→旧道→ノタノホリ道出合→東稜道取り付き→堂満岳(12:16 12:20)
→金糞峠(12:46 ランチタイム 13:31)→青ガレ→大山口→イン谷口(15:23)
ルート図

行動時間:5時間51分 歩行距離:6.7km

山仲間のヨネちゃんよりラインが入っており、神璽谷を登山隊のKさんと登っているとのこと。
どこかでお会いできるかなと準備をして旧道への斜面を登ってゆく。
この時期の旧道の魅力はミツバツツジのトンネルであるが、今日はどうか? 期待通りにバッチリ!
ミツバツツジをパチリとしながら、ほとんど歩く人が無く荒れ放題になっている道を倒木をくぐったり、
跨いだりして標高を上げてゆくと、やがて道が無くなり古崎川源流部に合流する。

駐車位置裏に採り付き

荒れた登山道

ミツバツツジのトンネル

古崎川源流と合流

ミツバツツジ



源流部は緊張を要する谷筋ではないが、踏み跡あとが不明瞭なので足元の良い所を選んで登る。
標高が上がるとやがて苔むした風景へと変わり、ノタノホリからの道と出合う。
ミヤマカタバミがチラホラ咲いているもののほとんどが下を向いており、ひょっとしたら
咲いているかなと期待していたフデリンドウの姿は見えず。
出合でこれからの急登に備えて休憩をとる。

谷筋を登る

苔むした谷筋

ノタノホリ道出合


源頭部から東稜道取り付きへの道は九十九折の急登で、私にとっては心臓破りの難所。
得意の立ち休憩を繰り返しながら徐々に高度をあげてゆく。
斜面に咲くスミレをパチリ、パチリとしているとようこそとばかりに純白のスミレが顔を見せてくれる。
葉の形から推測するとオトメスミレのようであり、感激のご対面となる。
さらに高度があがるとシハイスミレが多くなり、その中にハグロの姿も見れる。
やっぱり持っているなあと自己納得して取り付きに登り着く。

古崎川源頭部

九十九折の登りが続く

東稜道取り付き


タチツボスミレ(ニオイ)

オトメスミレ

ハグロシハイスミレ


取り付きでまたまた休憩しているとリスがちょこちょこっと姿を見せてくれる。
カメラに納めようとするも動きが早くてパチリとはならず、まあ出会えただけでも良しとしよう!
ここからはブナ林の中、山頂直下の急登まで快適な東稜道トレッキングとなる。
目的はイワウチワの観賞であるが、もうひとつの目的はシロバナシハイスミレを見つけること。
東稜道はシハイの宝庫であり、これだけ咲いていればと期待感を持って歩きはじめる。

快適な東稜道1

東稜道2


登山道脇に単独、群落で咲くシハイスミレをキョロキョロと探りながら進む。
通常花はテンコ盛りで咲いているのであるが、流石にシロバナは無いかと思っていると・・・!
ミニ群落の中にひと際輝きを放つ花が一輪・・・シロバナシハイスミレである。
あまりの感激に中腰で確認しようとすると痛めている腰が悲鳴を上げる・・・イタタ!
ちょうど通りかかった三人連れの登山者の方に「どうかされましたか」と声をかけられる。
大丈夫ですとお応えして・・・ああ恥ずかしい!

シハイスミレ

シロバナシハイスミレ

もう一輪


今年は竈ヶ谷でエイザンスミレ、マルバスミレをはじめて愛でており、
堂満でオトメスミレ、真打のシロバナシハイを愛でられたことで自称スミレ好きを自負する山休にとって
最高の年になったなあと思う。 ただもう少し勉強が必要であるが!

このあとシャクナゲ群生地で満開のイワウチワとショウジョウバカマをゲット。
ヤマシャクナゲは蕾が固く、数も少なく今年はどうも期待できそうにないようである。
関所岩を越え、直下の急坂を必死で登り山頂を踏む。

イワウチワ1

イワウリワ2

ショウジョウバカマ


関所岩(勝手に命名)

直下の急登

山頂


山頂は座る場所も無いほどの混雑状態で、琵琶湖と微かに望める白山をパチリとして
ヨネちゃん登山隊が先着されているだろうと思う金糞峠へ稜線と東レ新道を急ぎ足で向かう。

山頂より琵琶湖を望む

微かに望む白山

東レ新道

新道に咲くイワウチワ

同イワナシ


金糞峠に着くとちょうどヨネちゃん登山隊が食事準備中であった。
今日の成果を話ながらランチタイムを過ごす。

正面谷を降りはじめると、なにわのしーちゃんよりラインが入り金糞峠に着いたとのことで
ガレ場の安全地帯で到着を待つ。ほどなく颯爽としーちゃんが姿を現す。
ここからは4人トレイルで青ガレへと降り、金糞滝を見学。

ヨネちゃん登山隊と合流

正面谷を降るKさんとしーちゃん

山野草を撮影中のメンバー

金糞滝にて


イカリソウと咲き残りのミスミソウとパチリとして大山口へ下山。
比良駅のHSで打ち上げをして本日の山行を終える。
皆さんありがとうございました。
*HS・・・24日はお休みになります。

大山口

イカリソウ

ミスミソウ

ニシキゴロモ

本日登った堂満岳


最後に神璽谷を歩かれたヨネちゃんより頂いた花を一部紹介します。
イワカガミ

バイカオウレン群生

キンキマメザクラ
































森の案内所より竈ヶ谷、ポンポン山周回で山野草を愛でる

2022-04-11 21:51:42 | 山歩き
前日の小塩山でK先生ご夫妻とお会いし、奥様より竈ヶ谷の花情報をいっぱい頂く。
頭の中に竈ヶ谷の花がインプットされて気になってしかたがない!
明日より仕事、そして週中はどうやら雨、よし行こうと9時前に我が家を発進。
高槻CC、変電所まわりの安全ルートを走り、10時前に森の案内所に到着。

山行日:2022年4月11日
天候:晴れのち曇り
メンバー:単独

今日のピーク ポンポン山

今日の花1 エイザンスミレ

今日の花2 ヤマブキソウ

今日の花3 ヒトリシズカ


今日のルート:森の案内所(10:15)→竈ヶ谷→リョウブの丘→ポンポン山(12:11)→
カタクリ保護区→東尾根→竈ヶ谷→森の案内所(14:14)
ルート図

行動時間:3時間59分 歩行距離:7.6km

竈ヶ谷へ入るには届け出が必要。今日は森の案内所が休みの為、途中のコンビニで昼ごはんの手配と
みどり管理事務所へ電話で申請。 駐車場を今日は利用できないので道路沿いの空地にキープ。
先着の車が5.6台駐車しているが、お話をすると皆さん小塩山のカタクリが目的のよう!
案内所でトイレをお借りしたあと出灰川沿いを歩き、スミレに挨拶をして竈ヶ谷へと入ってゆく。

森の案内所

出灰川沿いを歩く

竈ヶ谷取り付き

ニオイスミレ

タチツボスミレ


谷に入るすぐにミヤマカタバミが咲き乱れており、
流れ沿いにはトウゴクサバノオが可憐な姿を見せてくれる。
押すだけカメラで何度もパチリ!パチリ!

静かな竈ヶ谷

ミヤマカタバミ

トウゴクサバノオ


幸先がいいぞと沢沿いを進み何度か渡渉を繰り返してゆくと・・・金網の向こうがお花畑になっている。
ヒトリシズカ、エイザンスミレ、二リンソウ等が咲き乱れ、ヤマブキソウも顔を見せている。
こんなにもたくさんのヒトリシズカを見るのは初めてであり、自称スミレ好きを自負しているが
なんとエイザンスミレを見るもの初めてとなる。 金網越しにパチリ!パチリ!またパチリ!
これだけの花を守ってくれている公園の方やボランティアの方々のご努力にあらためて感謝。
本当にありがとうございます。

沢沿いをさらに進む

エイザンスミレ1

エイザンスミレ2

ヒトリシズカ1

ヒトリシズカ2

二リンソウ

ヤマブキソウ


感激、感動で手が震えていたのか、帰宅後写真を確認するとガクッ・・・ピンボケが多い。
現地で咲き乱れる花を目に焼き付けただけでもありがたいと思いなさい・・・ハイ!その通りです。

このあともヤマルリソウ、ヤマエンゴサクが斜面を埋め尽くすように咲いており、脚が何度も止まる。
その中にひと際目立つ白い花が・・・! おぉ!オトメスミレかなあと老眼と近視の目を細めながら
見つめるとムラサキの筋があり、どうもマルバスミレのようでもある。
スミレ好きを自負しているが、頭の中に蓄積されているデータの分析が出来ず、わかりません!
もう少し勉強せよとシロスミレに言われているようであるがパチリとさせてもらう。
*マルバスミレだったようです。

キンキエンゴサク群生

キンキエンゴサク

シロバナスミレとヤマルリソウ

マキノ・シハイ・ヒナ?わかりません。


今日の目的をほぼ達成し、ケアキ谷との分岐で満足の大休憩。
折角なのでポンポン山の頂んだあと、まだ訪れたことのなカタクリの保護区へ寄ることに。
今年三回訪問している福寿草保護区への急坂を立休憩を連発して西尾根へと登る。
西尾根は少々のアップダウンはあるもののシニアにはやさしい道が続き快適である。
巻道との分岐より階段状の道をひと登りして山頂を踏む。

西尾根への急坂

フクジュソウ保護区

巻道より山頂への道


流石人気の山、団体さんや愛犬を連れた方もおられ平日にもかかわらず結構な賑わいである。
ピーク写真だけパチリとして我が身はカタクリの保護区へ。
此方の保護区も小塩山に負けず劣らすのてんこ盛りで、スミレが多いにはビックリ!

ポンポン山山頂

保護区

カタクリ1

カタクリ2

スミレもテンコ盛り


観賞後は東尾根より再び竈ヶ谷へと下降し、花を見ながらランチタイム。
今日のメニューはしらすとからし明太子のミニ弁当・・・山で食べる弁当は別格に美味い!
食事のあとは沢沿いの道をノンビリと森の案内所へ戻り、二日連続の花巡りを終える。

東尾根への分岐

竈ヶ谷下降点

ケヤキ谷標識33番

竈ヶ谷合流点


昨日に続き今日も最高の一日となった。完