山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

里山ウォーク22-21(大文字山 大山出城跡、中尾の滝、熊山、火床)

2022-12-29 18:03:35 | 山歩き

腰痛でしばらくおとなしくしていたのであるが、
痛みも和らぎそろそろ歩かなければ脚が年老いてしまうのではと・・・!
シニアにやさしい大文字山へと雪山に向けての調整ハイクに出動。目的地は未踏の熊山である。
樟葉の駐車場に車をキープし、おけいはんと出町柳より市バスを乗り継いで
登山口のある銀閣寺門前に10時前に到着。

今日のピーク 熊山


今日の滝 中尾の滝


今日の展望 火床より(舟形)


山行日:2022年12月27日
天候:曇り時々晴れ
メンバー:単独

今日のルート
銀閣寺(9:58)→大山出城跡(10:18)→中尾城跡(10:32)→中尾の滝(10:44 10:51)
→熊山(11:25)→大文字山頂(11:50 11:59)→火床(12:13 ランチ 12:51)→霊願寺→
南禅寺→地下鉄蹴上(13:40)
ルート図

行動時間:3時間42分 歩行距離:7.5km

銀閣寺参道を観光客に交じってブラブラと歩き、門前に一礼。
出町柳で登山前の定番儀式を済ませており、バスにも初めて乗ったので身体は楽な感じだ。
メインルートより大山出城へと続く道に入ってゆく。目的地はまだ踏んだことのない熊山である。
ここは下山に使ったことがあり、比較的楽な登りと思っていたのであるが、甘かった。
腰は大丈夫であるが久しぶりの為すぐに息が上がり、何度も立休憩を繰り返してしまう。
しっかりせいと自分を叱咤激励してなんとか大山出城に登り着く。
門前を出てよ20分程であったが、相当な時間を要したように感じてしまう。弱いなあ!

銀閣寺門前と大山出城への登山口

大山出城跡


出城は今はその面影を残していないが、裏(北)に廻れば地形が山城に適しておりなるほどと思う。
また、紅葉の季節には素晴らしい彩りを見せてくれる絶景ポイントの場所でもある。
5分程息を整えて次の目的地中尾城跡へと向かう。少し降って登り返し、尾根筋をゆくと城跡となる。
中尾城跡も面影はないが、応仁の乱から続いた戦乱を思い浮かべるのも訪問の楽しみかな!

べンチのある四つ辻より下降し、しばらく進むと中尾の滝からの流れと出合う。
右折をして緩やかな沢筋を遡上してゆくと中尾の滝へと着く。

中尾城跡とベンチのある四つ辻

下降路と流れとの出合

沢の遡上(浮石に注意して進む)

中尾の滝


ひと息入れたあと、滝を時計逆廻りに巻いて沢沿いの道を幻の滝方面へと進む。
途中の分岐で東側の尾根道へと上がり、目的地である熊山を目指す。
幻の滝へは何度か訪れているものの北斜面迷宮の園へは初めてであり、この尾根道からは
地形図とのにらめっこがはじまる。さっそく現れたY字分岐で思案!
右に大文字山との文字を見つけて、地形図からも左が正解と判断。
次に現れた分岐は現在地より方向を確認して左に進むと熊山に続く尾根(乗越)へと着く。

幻の滝へ続く沢沿いの道と分岐

Y字分岐と二つ目の分岐

熊山


なんとか目的地に到着し、地形図とにらめっしながらのハイクも面白いなとあらためて思う。
腰の不安もあるので散策はここまでとし、Uターンして乗越より大文字山へと登り返してゆく。
山頂には年末にもかかわらす大勢の登山者がおられて、山の休日を楽しんでおられる様子。
登山者の方と少し会話をした後、雨雲が近づき風もきついのでランチは火床ですること。

乗越からの登り返し・山頂標識

展望(雨雲接近中)とピークにて

火床に着くとここも風が強い。
展望写真だけパチリとして三画を降ったところでようやランチタイム。
あとは霊願寺へと降り本日のハイクを終える。
今年は腰痛と足底腱膜炎に悩まされながらもなんとか締めることが出来たかな!
ちなみに64回の山行であった。

火床からの展望

お隣の比叡山

三画を降る・ランチ後は晴れ間に

下山口とと年忘れ紅葉



 



 

 

 


里山ウォーク22-20(大文字山、蹴上より北斜面をブラブラ)

2022-12-12 22:37:39 | 山歩き

紅葉巡りのあと腰に違和感がありしばらくおとなしくしていたのであるが、
冬山に備えてそろそろ動きださねばと軽い所で大文字山へ出動することに!
本日の目的はほぼ一年履いていない冬靴の慣らし履きと北斜面の散策である。
運が良ければ最後の紅葉・黄葉もみられるかもと樟葉の駐車場に車をキープし、
おへいはん・地下敵を乗り継いで蹴上に10時15分に着。

山行日:2022年12月12日
天候:晴れ
メンバー:単独

今日のピーク 大文字山

今日の展望 火床より

今日の彩り メタセコイア


今日のルート
地下鉄蹴上(10:15)→南禅寺奥の院→トレイル合流→四つ辻→大文字山(11:45 11:52)
→火床(12:06 12:24)→中尾城跡→銀閣寺門前→法然院と安楽寺→南禅寺→地下鉄蹴上(14:05)
ルート図

行動時間:3時間50分 歩行距離:8.2km

明治時代の遺跡ネジリマンボウをくぐり、絶景かなの三門を左に見て火曜サスペンスの舞台水路閣へ。
こら!昭和の人間しか火曜サスペンスはわからんで! 発想があいかわらず古いわ!
境内は紅葉も終わり、観光客の姿もまばらで静かな雰囲気を取り戻している感じ。
最勝時の境内を抜けて奥の院に続く参道をゆっくりと登ってゆく。

ネジリマンボウ・三門

水路閣・最勝寺

小さな紅葉と奥の院


奥ノ院に登山の安全と腰痛の完治を願って合掌し、登山道へと入る。
沢沿いの道をトコトコと歩き、若王子神社、八重の墓分岐を通過するとトレイルとの合流点に着く。

奥ノ院修行の滝・沢沿いの登山道

京都トレイル合流・頭上の残り紅葉


京都トレイルはシニアにやさしい道が続き、青空の下快適なトレッキングとなる。
体力不足、脚力不足の山休であるが、ここでは若い日戻ったように錯角させてくれるのがいい!
C・Bコース分岐を順調に通過して、木製階段を登ると林道広場に着きひと息入れる。
ここで忍者の服装をしたグループと遭遇!お話をすると米国より来日して忍者トレッキングツアーに参加し、
日本での休日を楽しんでおられるとのこと。流石陽気なアメリカ人、楽しみ方を知っている。

トレイルコース(アップダウンが少なく歩き易い)

林道広場への階段と忍者さん(霧隠れのよう、伊賀かな?)


しばらく会話を楽しんだあと四つ辻より大文字山山頂に立つ。
平日であるが山頂は賑わっており、多く方が食事や展望を楽しんおられ笑顔がたくさん。
蹴上を出発してから1時間30分、腰の違和感、靴からの苦情もなくまずまずの登りであったかな?
ランチを火床で採ることにして展望写真をパチリとして火床へと降ってゆく。

山頂からの展望

大文字プレートと展望を楽しむハイカー


降りはじめて標高が低くなると頭上に残り紅葉が目立つようになってくる。
これはメタセコイア並木もまだ彩りを保っているのではと期待しながらパチリを繰り返し火床へ。
今日の火床はクリアな展望が広がり、眼下の京都市街、お向かいの愛宕山、隣の叡山もバッチリ!
展望をおかずにして至福のランチタイム・・・コンビニのおにぎりが美味しい。

残り黄葉と京都市街

火床より比叡山


ランチ後は火床を降らずに北斜面、中尾城跡へと下降。
北斜面のさわりだけになるが、紅葉・黄葉もしっかりと残っており来て正解であった。
降りにおいても腰の不安を感じることも無く、冬靴も慣れてきた感じである。

下降路の紅葉

中尾城跡と天空には青空

中尾城跡付近の黄葉


中尾城跡からはメタセコイア並木へと階段状の急な道を降る。
はじめて見るメタセコイアの彩りに感動して銀閣寺道へと下山。

見事な彩りが残るメタセコイア1

メタセコイア2


今日は腰の様子見と冬靴の慣らし履きが目的であったが、最後の最後に大文字山より
素敵なプレゼントをもらい大満足のハイクになる。次回は迷宮探索をしよう!

銀閣寺門前、哲学の道、法然院、安楽寺、永観堂と巡って蹴上に戻る。

銀閣寺門前・法然院

安楽寺・哲学の道

永観堂




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