山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

金勝アルプス、天狗岩フラワーハイク

2023-06-20 15:12:54 | 山歩き

10日前にはまだ咲いていなかった花も、ここ数日の好天で咲きだしているのではと
金勝アルプスへ出動! 午前7時30分に我が家を発進し、通勤渋滞に巻き込まれながらも
9時過ぎに登山口になる桐生一丈野駐車場に到着。平日の為か先着の車は数台程度。
*6月末まで平日は駐車料金は無料。7月より有料となる。

山行日:2023年6月19日(月)
天候:晴れ(暑い一日)
メンバー:単独

本日のピーク 天狗岩

本日の花1 カキラン

本日の花2 ササユリ

本日の花3 ジガバチソウ


本日のルート
一丈野駐車場(9:20)→落ヶ滝(9:38)→北峰縦走路出合→天狗岩(11:49 12:05)
→耳岩(12:15 ランチ 12:40)→ゴリラ岩→天狗岩線沢コース→オランダ堰堤→一丈野駐車場(14:17)
ルート図

行動時間:4時間53分 歩行距離:7.2Km

併設のトイレで登山前の定番儀式を済ませてまずは落ヶ滝へと向かう。
北谷林道から落ヶ滝線へと入り、カメラチェツクで農業用水地に咲くアザミをパチリ!
今日の目的は夏の花をバッチリと愛でることとカメラに取り込むことであり準備はOKかな!
沢沿いに続くルートをカメ足で進み、小さな渡渉を何度か繰り返していく。
鶏冠山への分岐を通過し、落ヶ滝への分岐を渡渉して5分程で滝直下へと着く。

北谷林道登山口・アザミ

沢沿いとテクテク・渡渉を繰り返す

鶏冠山との分岐・落ヶ滝分岐

落ヶ滝(逆光の為撮影できず前回分を使用)


分岐へと戻り、時計廻りで滝上部へと登って行く。
登山道脇には前回に咲きだしていたキンコウカがまだ元気に咲き誇っておりパチリ!
川原広場、一枚岩の岩場、小川状態の登山道を花を探しながらテクテク。
モウセンゴケ・イシモチソウは結構咲いているが、目的花のカキランは2株6輪だけで
ピークはもう少し先のようであった。この花を見に来られていた地元の方とお話をすると、
以前に比べると大分少なくなっているのではとのこと。ちょっと心配!
週末再確認が必要かなとさらに散策を続けていると、なんと三年ぶりにトウカイコモウセンゴケの
ピンクの群落を見つけてテンションアップ! パチリを繰り返す。
散策タイム、撮影タイムを終えてV字右俣より北峰縦走路出合と登り休憩タイム。
写真を確認すると光が強すぎて上手く撮れていないのがほとんどでガク! 
腕が悪いのが原因であるが、やっぱり再訪しなくては!

出会った花々
カキラン

キンコウカ・コバノトンボソウ

イシモチソウ・モウセンゴケ

トウカイコモウセンゴケ・テリハノイバラ


北峰縦走路出合からは奇岩と展望が作りだすアルペンムードを満喫しながらのトレとなる。
これでもかと咲いていたネジキは終わりであったが、木々の間にアクシバ、ジガバチソウと見つけてパチリ!
身体と心はお日様の攻撃を受けてバテバテなるも1時間程かけて天狗岩へと到着。

北峰縦走路と奇岩(勝手に命名してます)
壁岩・覗き岩

キノコの山岩・長頭人面岩

天狗岩への縦走路


天狗岩の頂を踏んで展望を楽しんだ後、ササユリとジガバソウを確認し耳岩へ。
耳岩のベンチでようやくランチタイム。今日のご馳走もコンビニの弁当である。

天狗岩を見上げる・頂への細い岩道

てっぺんからの展望(縦走路と鶏冠山)

まだ蕾のササユリとジガバチソウ

耳岩稜線より天狗岩・耳岩


下山は白石峰には向わずに花の多い天狗岩線を水晶谷分岐になるゴリラ岩を経由して沢コースへ。
このルートは出だしより風化した花崗岩のザレ場が続き足元には要注意!
以前は下りが得意でさっさと降れたのであるが、いまはその面影はなくぺっぴり腰の連続となる。
尾根・沢コース分岐より谷へ慎重に下りて頭ごと流れに沈めて涼を取る・・・気持ち良し!最高!

出だしのザレ場・連続する岩場

水晶谷分岐のゴリラ岩・尾根・沢コース分岐



緩やかに続く沢沿いの道を快適に歩き、小滝を見学。 天狗岩で蕾だったササユリも4輪程開花を確認。
お気に入りのミニ渓谷で一息入れて、オランダ堰堤より一丈野駐車場へと戻り本日のハイクを終える。

小滝と沢ルート

お気に入りのミニ渓谷(金勝寝覚の床と勝手に呼んでいる)


下山時に出会った花々
ササユリ

アクシバ・カキラン



 


里山ウォーク23-24(山科疎水より大文字山)

2023-06-17 17:24:57 | 山歩き

長雨が小休止となったこの日、久しぶりにウォーキングへ!
脚の状況確認を目的に山科疎水より大文字山への単独歩こう会である。
おけいはん、地下鉄と乗り継いてJR山科に10時30分に到着。
コンビニでお昼用の弁当とスポーツドリンクを手配。

山行日:2023年6月16日(金)
天候:雲後晴れ
メンバー:単独

今日のピーク 大文字山

今日の展望 火床より

今日の花 ネジバナ


今日のルート
JR山科(10:31)→山ノ谷橋(11:03 11:12)→七福思案処(11:33)→大文字山(13:03 13:11)
→火床(13:27 ランチ 13:57)→法然院・安楽寺(14:25)→岡崎バス停(15:00)
ルート図

行動時間:4時間29分 歩行距離:10.1Km

山仲間M2さんの真似をしておこしやすやましなをパチリとして出発!
山科市民の散歩、ジョギングコーとなっている疎水沿いの道をテクテク。
みささぎ三山鏡山登山口への小橋、本圀寺の赤い橋を通過し、
JR山科を出てより30分程の快適ウォークで山ノ谷橋へと着く。
ここには休憩所とトイレがありひと息入れる。

おこしやすやましな・疎水

山科疎水

みささぎ三山登山口への橋・本圀寺の赤橋

山ノ谷橋・休憩所


山ノ谷橋からは疎水沿いの遊歩道を離れて沢沿いの山道へと入る。
アップダウンのほとんど無い道を左岸から右岸へと10分程歩くとみささぎ峠からの道と出合う。
この三叉路を南西へ道を取り、関電の変電施設を通過して行く。登山道脇に咲きはじめている
ネジバナをパチリとしながらさらに登ると京都トレイル交通の要所七福思案処に着く。

みささぎ峠からの道との出合・変電施設

ネジバナ・七福思案処


七福思案処から大文字山四つ辻続く京都トレイルはアップダウンも少なく、
脚力・体力不足の目立つ我が身でも結構余裕で歩ける有り難いルートである。
今日の目的である単独歩こう会を実践し、休憩なしで四つ辻までテクテク!
と思っていたのであるが、流石に根性無しが姿を現わし林道広場で大休憩。
水分補給後四つ辻より大文字山頂を踏む。

シニアにやさしい京都トレイル・林道広場への階段

林道広場・トレイル四つ辻

新しい山頂板と山頂

展望


先着されていた登山者の方々としばしの会話タイムを楽しみ、ランチは火床で採ることにして
10分程の滞在で山頂をあとにする。
火床にはあまり登山者は居られず、京の町並を眼下に望みながらコンビニ弁当を頬張る。

火床と比叡山

京の町


下山は二画左流れをトントンと降り、善木山より観察の森を経由して法然院に着地。
青もみじの山門と安楽寺に合掌。近くの休憩所で汗びっしょりになっているTシャツを着替える。
さあ! 京阪三条まで歩こう会の続きとばかりにタウンウォークへ。
道路からの照り返しとあまりの暑さに岡崎まで頑張るもバス停を見つけてギブアップ!

大文字二画を降る・大文字を振り返る
 
青もみじの法然院と安楽寺


楽ちんバスに京阪三条まで運んでもらい単独歩こう会を終える。
持病になっている踵の痛みが発生しだしていたので中途半端でも良しとしょう! 完

















 


金勝アルプス、落ヶ滝・天狗岩でキンコウカを愛でる

2023-06-07 18:14:23 | 山歩き

週末から来週にかけて長雨になりそうとの天気予報!
貴重な晴れ間の本日、カキランには早いが、キンコウカは咲きはじめているだろうと、
咲いていなくてもブツブツ文句を言わないことを条件にして金勝アルプスへ出動!
7時30分に我が家を発進し、一号線から京滋バイパスを利用して9時前に一野丈Pに到着。

山行日:2023年6月7日(水)
天候:なんとか晴れ
メンバー:単独

本日のピーク 天狗岩

本日の滝 落ヶ滝

本日の花 キンコウカ


本日のルート
一丈野駐車場(9:06)→落ヶ滝→北峰縦走路分岐→天狗岩(11:23)→耳岩→水晶谷分岐→
天狗岩沢ルート→オランダ堰堤→一丈野駐車場(13:33)
ルート図

行動時間:4時間27分 歩行距離:7.1km

併設されているトイレで登山前の儀式を済ませ、北谷林道より農業用水地を右に見てゆっくりと歩む。
ルート脇に咲いているニガナとらんまんのノアザミをカメラチェックでパチリ!
今日は日射しが適量でカメラも機嫌が良さそう!
沢沿いを歩き、たまみずきの道と名づけられた遊歩道を横切ると北峰縦走路・落ヶ滝へのルートとなる。

一野丈駐車場・北谷林道登山口

農業用水地・沢沿いの道

カメラチェツクのニガナとアザミ


鶏冠山(北谷線)への分岐を過ぎ少し登ると落ヶ滝の分岐となる。
分岐より谷沿いの道へ渡渉し、岩道をヨイショと登ると5分程で滝に着く。
落ヶ滝はいつもより水量が多く、錦絵のような独特の模様を誇らしげ見せてくれる。
咲きはじめているキンコウカを観察してるとグループさんが登って来られて花談義!
気さくな方々で写真を一緒に撮りましょうとの言葉をもらいパチリ! 
前日が年一度の記念日だったので、両手に花のプレゼントを貰ったように顔がにやけてしまう!

たまみずきの道出合・鶏冠山への分岐

落ヶ滝への分岐・落ヶ滝

咲きはじめのキンコウカ・記念撮影


分岐へと戻り、時計廻りに滝上部の川原広場へと登って行く。
登山道周りには咲き残りのモチチチジ、今がピークのネジキがどっさりでパチリ!
キンコウカは五分から7分咲くらいで目的達成と言っていいだろう!
虫には天敵のイシモチソウも一輪確認することができた。撮影タイム!

滝上部の広場


出であった花々
モチツツジ・ネジキ

イシモチソウ・キンコウカ


自己満足のカメラタイムを終えて、小川状の道より二股のV字右俣を遡上して一枚岩を慎重に登る。
谷筋にはテイハノイバラ(葉に光沢あり)がしっかり咲いておりパチリ! パチリ!
最後の溝状の道を登り切ると北峰縦走路出合となり、天狗岩に向けて大休憩と取る。

V字谷右俣・谷筋を登る

一枚岩・縦走路出合

テリハノイバラ


天狗岩に続く北峰縦走路は風化した花崗岩と奇岩、展望がアルペンムードを醸しだして
樹林が這松であればまさしくアルプスの景観と言える。金勝アルプス名前の所以であろう!
アップダウンも少なく、体力、脚力の衰えが目立つ我が身にはありがたい縦走路である。
出合より40分程の快適トレッキングで天狗岩直下へと着く。

奇岩の連続する縦走路

アルペンムードを醸し出す縦走路と天狗岩展望



直下のベンチには落ヶ滝で出会ったグループさんが居られなんとおやつを頂く。
落ヶ滝よりシュートカット道を登られ先着されたとのこと・・・美味しかったです。
天狗岩(ジョ―ズ岩と勝手に呼んでいる)には縦走路で懇意になった
神戸よりお越しの若者二人と登り記念ショット!  山と花そして出会いと今日は良き日である。
昼を一緒にとお誘いを頂くが、なんか照れくさくて遠慮し耳岩へ。

天狗岩標識・天狗岩(ジョーズ岩)

神戸からのお二人と

耳岩への縦走路・耳岩


耳岩からは岩場が連続する天狗岩線を水晶谷との分岐になるゴリラ岩へと降る。
さらに降って尾根ルートとの分岐より谷筋へと下降。
金勝アルプスで一番のお気に入りである中山道の「寝覚の床」を小さくしたようなミニ渓谷から
オランダ堰堤前を通過して一野丈Pへと戻る。

天狗岩線・ゴリラ岩

谷コースへに分岐・下降路

寝覚の床ミニ版


カキランの開花には早過ぎたが、人との出会いに感謝の山歩きであった。完




里山ウォーク23-23(ササユリ・オカトラノオを求めで交野山再訪)

2023-06-06 15:57:56 | 山歩き

5日前に訪れた時に咲きはじめていたササユリ、オカトラノオをいっぱい愛でたく再訪。
思い立ったらすぐに行ける近場の交野山は実に有り難い!
天候も良く暑くなりそうなので、ペットボトル2本と凍らせたパウチパックをザックに放り込む。
交野山定番ランチにしているとんかつサンドを手配して、11時に登山口に到着。

山行日:2023年6月5日
天候:晴れ(暑い)
メンバー:単独

本日にピーク 交野山

本日の花1 ササユリ

本日の花2 オカトラノ


本日のルート
サイエンスヒルズ登山口’11:10)→夫婦岩→展望デッキ→国見山→尾根ルート→白旗池→
交野山(ランチ)→白旗池→水平道→SH登山口(13:56)
ルート図

行動時間:2時間46分 歩行距離:5.3km

いつものようにカメラチェックでアジサイとコミノネズミモチをパチリ! 
登山口すぐの国見山への分岐より夫婦岩を経由し、展望デッキへと向かう。
展望デッキで我が街樟葉と西山蓮連峰をパチリとして水分補給・・・今日も暑くてバテそう!
ひと息後はコナラ並木を進んでプラ階段を登り切ると国見山山頂着く。

カメラチエックのアジサイとコミノネズミモチ

国見山へに分岐(右)と夫婦岩

展望デッキ・国見山へのプラ階段

国見山(展望は枚方八景)


国見山からはおおさか環状自然歩道へと下降。
5日前に咲いていたササユリはすでに終わりを告げてた・・・花の命は短い!
ただルート脇にはボランティアの方々が保護されているササユリが花を咲かせており
目を楽しませてくれる・・有り難く感謝である。白旗池には水平道分岐より尾根道を選択し抜けていく。
途中にはテリハノイバラが顔を見せてくれ、おぉラッキーとシャッターをパチリ!
ふれあいセンターは月曜日で休館であるが、結構大勢の方あ午後のひと時を楽しんでおられるよう!

おおさか環状への下降路・水平道分岐(右へ)

尾根ルート・ふれあいセンター前

ルート脇のササユリとノイバラ


ふれあいセンターの散策の小道でユキノシタ、花数を増したノカンゾウを観賞したあと
白旗池の群生地、山頂直下の群生地でササユリを愛でて交野山観音岩の頂を踏む。

白旗池・観音岩

ちょっとだけ交野山ブルーの山頂

散策の小道に咲くユキノシタとノカンゾウ


*白旗池の群生地は例年に比べるとササユリは少なく5輪程のみ。
そのかわり今年はオカトラノオが当たり年でノイバラ、アザミも咲く。

ササユリ・ノイバラ

オカトラノオ・ノアザミ


*山頂の群生地・・・ルート両脇に30輪から40輪の花を咲かせている。
交野山の群生地では一番であろう!シロ系の花が多い!


花と展望を満喫したあと白旗池へと戻りランチタイム。もちろんご馳走はとんかつサンド!
下山はおおさか環状自然歩道の群生地を覗いて水平道をブラブラ、のんびりと歩いてSHに下山。

おおさか環状自然歩道・水平道

下山時に出会ったササユリと山野草
ササユリ・ホタルブクロ

マンネングサ・タツナミソウ

コウホネ・ツツアリドウシ(植栽)


ササユリ三昧で大満足の交野山再訪であった。完