山形市社会福祉協議会

「誰もが安心して暮らせるまちづくりをめざして」

子育てしやすい地域づくり研修会

2010年05月31日 | 活動レポート

子育てしやすい地域づくり研修会

本日、午後1時30分から、山形市総合福祉センター5階研修室において、地区社協の子育ておしゃべりサロンにかかわってらっしゃる、福祉協力員・主任児童委員・ボランティア・保育園子育て支援センター・NPOやまがた育児サークルらんど・市役所こども保育課の合同で、山形市社会福祉協議会や地区社協の子育ておしゃべりサロンについて、研修会が行われました。

内容は、

  • 子育て関係者の役割と連携について
  • 情報交換
  • グループ座談会
  • 子育ておしゃべりサロンの補助金について
  • 子育ておしゃべりサロンののぼり旗について

などです。

子育てサロン開催中は、こののぼり旗を掲げることに致しました。

そこで、子育てサロンのことについて

☆子育てサロンが必要となった理由

核家族化が進む中、子育てに不安やいらだち、悩みを抱えながら、ちょっとしたことも相談できないままに、孤独な環境で子育てをしているというお母さんからの声が寄せられています。その結果、児童虐待といった深刻な問題にまで発展する原因になっていることも指摘されています。「子育てサロン」は、子育てサロンは親子の閉鎖的状況を緩和し、かつて地域が有していたであろう相互の支えあいによる子育ての智恵を、新しい形で現代によみがえらせる活動であるといえます。

☆「子育ておしゃべりサロン活動」とは何か

「子育てサロン」とは、地域を拠点に子育ての当事者と地域住民が、多様な活動を通じて子育てを楽しみながら仲間づくりを行う支えあいの地域福祉活動です。主な活動への参加者は子育て中の母親や祖父母など。運営の担い手は、子育て中の母親の他、ボランティア、地域住民、地区社協、民生委員児童委員、主任児童委員、町内会役員など多様です。

☆イメージ

①気軽に

  • 身近な地域で、サンk者の出入りは自由の、気軽に参加しやすい開かれた雰囲気の活動です。

②無理なく

  • その場に人が集まり参加者同士のつながりを持つことが目的であり、無理に役割や義務を押し付けるのではなく、できる人ができることを担っていく活動です。

③楽しく

  • 子育ての不安や孤独を取り除くとともに、それぞれの興味や関心に基づいた楽しい活動です。

④自由に

  • 必ずしも「こうしなければならない」という決まりに縛られず、その時々の状況に応じ話し合いながら自由に行う活動です。

☆「子育てサロン」活動の効果

(1)子育て家庭にとってサロンの活動の効果

  • 子育てを共感し、情報交換し合う仲間ができる。
  • 子育てに関わる不安や問題を解消・解決できる。
  • 閉鎖的子育てから離れ、リフレッシュできる。
  • 子どもたちの成長を地域に見守ってもらえる。

(2)地域にとってのサロン活動の効果

  • 地域の福祉力を育てる
  • 世代間交流・地域の交流の拠点となる
  • 若い世代の地域福祉活動参加のきっかけとなり、人材の発掘につながる。

☆子育てサロンのはじまりは

児童虐待防止事業として「子育てしやすい地域をつくる検討委員会」設立は平成14年。山形市に子育てサロンはなく、子育て支援センターもつばさ保育園とつくも保育園の2ヶ所でした。「1歳未満の乳児と気軽に外出する場が少ない」「子どもと二人っきりで過ごすと時間が長く感じられストレスがたまる」「初めての育児に近所に相談する人がいない」などの母親の声から、山形市総合福祉センターで0歳児対象のサロンをスタートさせたのが平成15年でした。生後間もない0歳児の母親の支援が第一の目標と考え、活動を呼びかけ。各地区のご理解とご協力をいただき、地域での子育てサロンのは現在22地区25ヶ所になりました。

このようなことで、子育てサロンは各地区で開催されていますので、お気軽にご参加ください。よろしくお願いします



最新の画像もっと見る

コメントを投稿