1/64 サイズのミニカーと言ってもメーカーが違うとタイヤのサイズも様々だ。
そのミニカーも現代のクルマの大きなホィールやタイヤに合わせて作られている
精密なディテールで作られているミニカーのメーカーはそれほど多くはない。
忠実なディテールのミニカーはディスプレイ用が多く
安価ではないので手が出なかったりする。
そこで世界で一番売れている安価なミニカー代表のホットウィールや
国内メーカーのトミカは大抵、何処でも販売されていてる。
入手しやすいし、改造するにはもってこいのオモチャ(素材)。
最近は買い占めで入手出来ない車種や、転売のプレ値もあるけどね・・
ミニカーは子供が遊ぶためにタイヤはストレスなく回転し、よく走る物が多い。
実寸に直すと20インチ以上のタイヤが装着されていたりする。
旧車のミニカーにもインチアップされたタイヤが装着されてしまっている事が多い。
映画のアメグラに出てくる1/64 サイズのドライブイン作りからスタートして
S氏と入手しにくい劇中車を造ろうと試行錯誤していくうちに
アメ車のラインナップが多いホットウィールのタイヤ&ホィールとか
国産旧車のホィールをリアルに作ったらどうなるみたいな感じで今に至るんだけど・・
最初は車に合わせて適当なサイズでタイヤ&ホィールを作っていたので
サイズもバラバラだし、一つのホィールに対しての専用タイヤになっていた
S氏もJも基本的に古い車しか弄らないので15インチぐらいまでのホィールであれば
事が足りてしまう・・
13~15インチ位の旧車が履いていたホィールに絞れば
あれこれとサイズに迷走することは無い
ならばタイヤは実車と同じように
どのホィールにも入るように規格化して作ろうと今更ながら思った次第です。
3Dプリンターが新しくなってからの作ったホィールは
14とか15インチサイズ(6.5mm径)に絞っているので
タイヤはどのホィールにも入るようにCADで書いている。
タイヤの厚みを変えて車の姿勢の調整が出来るようにしたいと思っています。
タイヤの幅も5mm基準にしておくと大体のミニカーにマッチする。
クラッシックカーの極端に細いタイヤや極太のワイドタイヤは別だけどね・・
特殊なタイヤは需要が無いので今の所作る予定はない。
※因みに1/64 サイズの14インチと15インチの差は略誤差の範囲
見た目にはわからないのでJのミニカータイヤでは同一規格にしました。
6.5mm径のホィールも実寸だと16インチ位なんだけど
キッチリした縮尺の6mm以下で作ると
殆どのミニカーは車体とタイヤのバランスが保てなくなるものが多い。
タイヤ塗るのにマット系の塗料は楽でいいね・・
ガイアのフラットブラックまた購入しておこう。
新しいプリンターだとホィール外径が6.5mmでほぼ誤差なく印刷されるので
タイヤ内径はCAD上で6.78mmにするとクリアランスOKの
スルっと入って、簡単に抜けない程度になった。
国産・アメ車の15インチだとフロントは10mm前後
リアはその時のミニカーの姿勢で決めればいいと思う
タイヤとホィールを規格化して作ったホィールがどれにも入るようにした。
タイヤは時代背景もあるのでプリッとした厚みのある物が多い(S氏の拘り)
2Kのプリンターだと積層ピッチの数値を小さくしても
丸い部分が平らになるので表現が難しかった・・
ハヤシ風ホィールが1ケースもあるのは、実験しながら印刷していたのと
4穴と5穴があるので・・
アメリカンレーシング風は手元に残る方が少ないので今はケースがガラガラ
そのうち増やしていくつもり
画像全てのケースは6.5mm規格のホィール&タイヤ
少し前のホィール径は6mm~7.2mmあと8mmや8.5mmも作った・・
車種や年式によっては大きなホィール&タイヤも必要になるだろうけど
旧車の部類しか買わないのであまり作る必要が無い。
世の中にはミニカーのホィールを変えて何になるの?と思う人もいるだろうど
好きなホィールを履いて車高を落とす・・たったそれだけで恰好が良くなるんだよね。
クルマが好きな人なら多分だけど共感してもらえると思う。
好きな車に好きなホィールとタイヤを組む!
大体の人は、車買ったらまずそこから弄るとおもうんだけど
実車では普通に出来る事がミニカーだと履かせたいホィールがあっても
物が無いというのが殆どでは?なかろうか。
ごく一部のマニアの方からするとここは夢の工房だったりして・・
あくまでも趣味の範囲の話だし、当然だけど造れない物もあります。