山多クラフト James ブログ

JAMESの・・海と空と仲間達

※山多クラフトは趣味の倶楽部みたいなものです^^実在する会社ではありません。

持ってて良かった真空脱泡機

2022-10-31 | 真空脱泡

開封したばかりの新しい3Dプリンター用のフィラメントがおかしい?

印刷中にプチプチと音がする!

ネットで調べてみると、どうやらフィラメントが水分を吸収した場合になる症状らしい。

対策はどんなのがあるのか調べてみると

食品用の乾燥装置とか、プリンターのヒートベットで温めるとか、ドライヤーで温める

などなど・・なんか時間がかかる対処法ばかりで無理。

なんとなく真空脱泡機に入りそうなフィラメントのリールサイズ

入れてみたら丁度入ったので、5分ぐらい脱泡機にかけてみました。

今の所プチプチ音が無くなり問題なく印刷出来ています。

フィラメントを取り出した時に気持ち軽くなっていたような?

気のせいかもしれないけど、重さを量っておけば良かったと後から思いました。

 

 

印刷されている時にプチプチ音が出て印刷物の色もあいまって卵焼き?みたいになっていた。

 

 

 

どうみても卵焼きにしか見えないよね・・

フィラメントは新品を開封したばかりだったけどプチ音が出た。

フィラメントの製造過程の管理とかで水分吸収したのかな?

 

 

脱泡機の容器にギリギリで入ったので5分ぐらい真空状態にしてみた。

一応バルブの開閉はしていました。

よく宇宙空間だと水分は蒸発するみたいなのを何かで見たような?

 

 

結果、水分は飛んだみたいです。

あれだけプチプチと音が出ていたのが消えました。

脱泡機があれば、お試しあれ。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真空脱泡機を試してみました。

2021-11-05 | 真空脱泡

以前、購入して放置していた真空ポンプと真空容器で真空脱泡を試してみました。

前に熱転写用のアイロンシリコンを作り直そうとそのままにしていたので

今回は食品用シリコンの脱泡をして見ることに・・

 

 

Amazonで購入した7000円台の真空ポンプ。

 

 

 

BACの真空容器

 

 

 

 

まずはポンプにOILを入れる準備、最初はOILは入っていません。

 

 

 

規定値までオイルを入れます、OILはついていましたが国産メーカーのを入れました。

 

 

 

ポンプにホースを繋げます、このポンプは1/4が画像の取り付け位置にあります。

 

 

 

ホースを容器へ繋いで締め込んだら気密漏れが無いか実際にポンプを作動させてみます。

 

 

 

試運転で全然真空にならずに原因を捜すのに手間取りました・・

まずこのゲージの中途半端な位置が問題でガラス蓋のシリコンがちゃんと中央に来ません

 

 

ゲージを蓋に干渉しないように位置を逆さまにしましたが・・

画像のようにゲージの針がこの位置から止まったまま?

ホースを外して指が吸いつくか試しても、ポンプには異常が無く吸引はしていました。

 

ゲージからのエアーの吸い込みも無いので、一番怪しそうな容器と蓋の気密を確認

蓋を強く上から押さえてみたらようやく針が動き始めます!

容器のステンレスの仕上げもかなり荒いのでピッタリとはいかないみたい。

 

 

ガラス蓋のシリコンとステンレス容器の密着が悪かったようです。

ガラスも厚く、かなりの重さもあるのですが上から少し押さえが必要でした。

原因がわかったので、シリコンを流す準備を先にしてから脱泡です。

 

 

良いサイズのトレーが無かったので看板用のボードを切り出します。

 

 

ブロックで枠を組んで、裏面に両面テープ

 

 

 

ボードに枠を貼り付けたら、盤面の水平を出して・・

 

 

 

食品用シリコンの離型剤は100均のリップクリームを使います。

 

 

 

盤面とブロックに指で塗り塗りしておきます。

 

 

シリコンの厚みは化粧ナット。

 

 

 

ナットの部分のシリコンは無くなりますがそんなに大きなものは転写しないので・・

 

 

 

シリコンの硬化剤の配合を見直します。

食品用シリコン使ったの・・何年前だったか?

 

 

このシリコン自体が使えるかどうかは分かりませんが、とりあえずチャレンジ。

容器を引くと400gのシリコン

 

 

生きていた方の硬化剤も分量の割合だけ投入。100gに対して5g×4倍

 

 

 

良く撹拌しましたから、シリコン内に気泡が凄いです。

 

 

 

真空でシリコンがモコモコとしてきます・・

ペットボトルの高さが足りず、大きな気泡になるまで立ち上れません!

何度もバルブを開放しながら気泡を抜きますが・・

なかなか気泡が消えません、次回はもう少し容器を大きくするか

シリコンを分けて脱泡するかですね。

 

やはり粘度が高いのでなかなか気泡が抜けなくて時間が掛かります。

 

 

 

なんとかここまで抜けたので今回は妥協しました。

 

 

 

もう気泡を入れたくないのでドバっと流しちゃいます?

この行為が良いか悪いかは不明ですが。

 

 

シリコンが足りずに穴まで上がって来ません・・

 

 

 

急遽追加で脱泡しています!

100gの追加ですが、このくらいの量なら気泡も早く抜けました。

粘度の高いシリコンなら1度に200gぐらいが良いかもしれませんね。

真空中はシリコンが容器一杯まで膨張してきます、100gでそれですから

400gを一気に抜くには無理があったようです。

 

+100gで、なんとか穴の上までシリコンが到達!

 

 

 

ヘラでシリコンを均して、余分なシリコンは除去(ほんの少し)

 

 

 

ネジ穴にシリコンが入るのを防ぐためにもう一度ネジを取り付け。

後はシリコンが固まればいいのだけど!

ブログの過去記事で調べたら8年前のシリコンでした・・

古いので固まらないかもしれません!

固まったらラッキー程度に思っています。

硬化まで、前は1週間ぐらい掛かったかな?覚えてないや・・

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BAC

2021-01-23 | 真空脱泡

前々から工房に欲しかった真空脱泡機(簡易タイプ)

ようやく導入しました

塗料、樹脂、型用のシリコンから気泡を抜くのに必要でしたが

使用頻度が少ないのとデッピングするルアー(レッドヘッド)のお仕事も来なかったので

購入機会がなかなかなく、ついつい後回しにしてしまいました・・

 

以前仕事で使用したのは一人では持ち上がらないような重い機械でしたが

簡易タイプは鍋のような簡単な作りなので移動もラクラク!

後はポンプがちゃんと動くか試してみないとですね・・

 

 

 

安く抑えたくてBACのバキュームでは無くて中華の安価なポンプ 

ちゃんと動けばよいけど・・安物買いの何とかにならないことを祈ります。

 

 

蓋は15mmぐらいある分厚いガラスで重いです

一つ不満なのは商品画像ではゲージは下側についていたのですが

届いた商品は鍋の真ん中あたりでゲージが蓋よりかなり上に飛び出します??

仕様変更なら画像も差し替えてほしかったかな・・

ガラス蓋に直接ゲージが付いているタイプもありますが

商品画像でこちらを選んだのですが、おもいっきりゲージが邪魔ですね。

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする