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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

あまちゃんを語らずにはいられない(T_T)

2013-09-02 | 季節・風景
友人が8月の終わりに東北の被災地を訪ねてきました。
首都圏ではオリンピック誘致で浮かれている「いま」もまだまだ復興からほど遠い
時計が止まったかのような地域・人々の生活の証言を得てきました



震災2年5か月後の山田駅(8月22日撮影)。
三陸鉄道はあまちゃんの北三陸も釜石から南側も運転が再開しているのに、その間の宮古釜石間を結ぶJR山田線はまったく運転再開のめどが立っていない。津波と火災で町は喪失。山田駅にはその時の火災で燃えた木が残っていた。線路はすでに取り払われ、草がぼうぼう。100円の収入を得るのに、千円以上かかる路線だ。JRはもともと廃線にしたかったに違いない。26年前の国鉄の民営化の行き着くところが地方の切り捨てなのだ。その中曽根元首相は今も存命だ。安倍政権は復興を加速するなんて言っているが、「福島は原発のことで報道されるが、三陸は全く忘れ去られている」案内していただいた吉田さんの言葉だ。おそらく、GDPの割合が低い東北の復興は阪神淡路大震災の復興とは全く違う様相を呈するだろう。
「地方を切り捨ててこの国は生きていく。」井上ひさしが生きていたら、この状況を何というだろうか。


↑は、その友人のコメントです

今週のあまちゃんは
3.11の「あのとき」から始まりました。
2年6ヵ月…まだ、2年6ヵ月しか経っていないんだ
と、あらためて思います。
わすれてはならない「現実」忘れようとしてはならない「現実」が色あせそうになる社会で
私たちに、様々な思いを蘇らせます

震災からいち早く「住民のあし」として運転を再開した三陸鉄道の、鉄道員の、目に見えない尽力に喝采を送ったことを思い出します。あの「奇跡の車両」と呼ばれた光景も。

みんなが、家族・知人の安否を心配し、携帯電話を握り締めたあの日を。

それまで、当たり前だった日常が、瞬間に消えたことを。

被災地から遠く離れた者にも、あの日が思い出されて、辛さや哀しみに潰されそうになります…

先週末のあまちゃん・予告編から春子さん(キョンキョン)にナレーションが変わり
彼女の声のトーンが、語り口が
私たち視聴者の想像力をかき立てました

あの日の映像を思い出させる役者さんたちの表現力にゾクゾクしました

観光協会のジオラマが、人間の想像力をたくみに引き出す表現方法もすごい

宮藤官九郎さんは、やっぱりすごいと思います

いままでの場面にさまざまな伏線がひかれていて、この一ヶ月に集約されているよう

毎日、「会えていた」あまちゃんファミリーは
もはや家族のようです。
朝の放送修了後からツイッターでの書き込みも凄いことになっているようですが
みんな、あまちゃんファミリーなんですよね
直接会話をしてるわけでもないのに、家族のように安否を心配します
私もそんなひとり

ユイちゃんと大吉さんを乗せた車両を
あの日に限って海辺に近い家で臥せっている夏ばっぱを
漁協のみんなを

自分の家族のように「無事でいて」つい口からこぼれてしまいます

あと一ヶ月の放送

「みんなで復興を遂げようよ!」

あきちゃんのような笑顔を全国のみんなでできますように、祈ります