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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

21世紀に薩長同盟?!が必要か

2011-08-15 | 平和
今日は66年目の敗戦(終戦)記念日

今年になって、広島原爆投下を日本軍が事前に情報入手しながら
空襲警報も鳴らさなかった。という事実が明らかになりました。

「敗戦」か「終戦」か
この表記にこだわる人もいます。

しかし、勝った国も、負けた国も
一番の被害は、日々の暮らしをいつものように続けていた市民です。
ひとりひとりの人間です。

それは、わたし。

そして、あなた。

あなたの家族。私の家族。

あなたの友達。私の友達。

「肩書き」「立場」を捨ててしまえば
ひとりの人間として
8月15日は
事実として、「敗戦記念日」なのです。
「敗戦」を「終戦」と言う表現に置き換えたい人には
なんらかの「名誉志向」「階級志向」があるのではないでしょうか
一部の政治家のように…


来年度から中学校で使用される社会科(歴史・公民)の教科書が
横浜市と藤沢市で
復古調の記述がされた教科書会社のものが採択されました。

これらの動きに対して
反対運動を続けている人々が、それぞれの思想や枠組みを超えられず
別個に抗議集会や学習会を開いています。
めざす着地点は同じなのに…

学生運動も、「せくと」と呼ばれるものも知らない
私たち世代にとってみれば、
幕末の薩摩と長州のような二大勢力が、無駄に
力を使い果たしているのではないかと、思わずにいられません。

次世代へ引き継ぐ者として
歴史の事実、現代社会の諸問題を
「前向き」に考えようとするならば
過去の闘争や、思想の発生などにこだわらず
「今、目の前にある課題」にひとつとなって
とりくんでもよいのではないでしょうか…

50人の同様な抗議集会を別々の主催で2回やるよりは
100人の集会をドーンと開いたほうが
日頃、政治的関心を示さない人々にもインパクトがあるのではないでしょうか

いまこそ、坂本龍馬のような人物がいたら…

復古的勢力に立ち向かう「運動」をひとつにまとめられるのでは
…と考えてしまいます。
薩長同盟を成立させたように…。


66年前の今日も
こんなに夕焼けの綺麗な空
蝉の鳴き声が響く一日ではなかったのかと
思いを馳せました。