次のMDシリーズのカセットコイルは、MDC20HX@14MHzだ。現行のカセットコイルはWARCバンド3種類と50MHzが生産終了、3.5MHzは発売当時のまま、7~28MHzの4種類がモデルチェンジという経緯を辿っている。それで今回は、モデルチェンジしたタイプを初めて取り扱う機会となる。どんな感じなのか楽しみだ。
-・・・-
■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :14MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)×2枚
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500、視差軽減対策を試たが、現在不調中)
・その他 :メインエレメントはステルス処理済み、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=14.153MHz付近
-・・・-
セッティングの前に構造を確認。簡単に言うと、センター部は調整バーではなく支柱(軸)で、コイル上部に調整用のコイルがあって、それを伸縮させて支柱に止めねじで固定するようだ。
であれば“目いっぱい○○状態”ではなく、フリー状態で支柱の長さを測って、その値を1mm単位に切り捨てor切り上げした値をスタート点にした方が、必要以上に調整用コイルを伸縮させなくて済みそうだ。
と言うことで早速実施。結果、支柱長さ=20mmで1回目の測定。結果はf0=14.114MHz、SWR≒1.55、Z≒37Ω、帯域なしであった。思わず「何これ?10メガよりダメじゃん!」と独り言。でも、調整の余地が十分あることだけは分かった。
次に、支柱長さ=16mmで2回目の測定。結果はf0=14.160MHz、SWR≒1.6、Z≒37Ω、帯域なしであった。もう何て言えばいいのか、言葉が浮かばないね…。そう思いながらしばらくボーっとしちゃってたようで、ここで再びアンテナアナライザーが点滅しだした。もう、ストレスMAXだね…。
こんな感じになったので、今回はペンディング。時間の無駄遣いを回避して、次のカセットコイルに移ることにする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます