28MHzはカムバック当初から、この数年でサイクル何某の当たり年が訪れないタイミングだったこともあって、立ち上げ(チェックケーブルの製作、アンテナの調整)の優先順位をHF帯の中でも最下位にしていた。このため、5月下旬に行ったCOMET_HFB-10の調整は、24MHz帯がズッコケた代わりに、ようやくやってみる気になったほどだ。
それと、元々28MHzはバンド幅が広いため、CW、SSB、FMの周波数が離れていて、1本のアンテナで全てを賄うことが困難という実情がある。
まぁもしかして、フルサイズ(延長コイル無し)だったら何とかなるんかもしれないが、システムキャリア基台に全長2500mm弱のアンテナを取り付けて走行モービルに適用した場合、シエンタのトップだと総高さ3.8m超となり法的に許されない状況になる。
そこで「(シエンタのトップに取り付けて)走行モービルで使える、長めのアンテナを立ち上げたい!」と思うようになり、色々ネットで物色した結果、第一電波の“BIC10H”をつまんだ。このアンテナ、個人的にはコイルが金メッキ丸線Ver.のものを使っていた実績があり、スペック的には納得済みだ。
今回は、1~2年前に銀メッキ角線コイルVer.で限定復活販売されたものを、まだ在庫で持っていると思われるお店を見つけることができたため、問い合わせて在庫ありの回答を得て、めでたく購入に至ったものだ。
ちなみに旧モデル@金メッキ丸線コイルでは、MPコネクターの雌ねじ口元にザグリが無かったため、防水特性がイマイチであったが、新モデル@銀メッキ角線コイルVer.ではHF○○CLシリーズなどのようにザグリ形状になっていたことも手伝って、「防水特性が一部改善されている。」と認識出来たことも後押しになった。
という経緯で購入したが、上記の事情やFTDX10M関連のネタを優先したくて、とりあえずモノだけ確保して後で(涼しくなってから?)調整するつもりでいたけど、一昨日の記事にも書いたように山岳回折ねらいの移動運用infoがあったので、急遽FMだけでも立ち上げることにした。
次記事では、現状把握などとFM用エレメントの調整についてUPしたい。
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