JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

職場内の研修にて

2019年08月02日 21時07分08秒 | ごく普通の日記

今日(8/2)は職場内で研修が催され、その際に某管理職の方の講演があった。30~40分の講演の中で自身が取得した資格について紹介する場面が有り、パワポのスライドにはパッと見で30件くらいの取得資格が書いてあった。まぁこれはこれで「凄い!」と思った。

また同じページに失効した資格も3件書いてあり、その中の1つに“アマチュア無線技士”と書いてあったので、即「ん~?おかしいな。」と思った。

現在、アマチュア無線技士の資格に有効期限は一切無く、写真の更新等も必要無い。確かに以前は有効期限が有る時代も有ったが、それは1958年11月5日より前の話である。つまり、その前日までに期限切れを迎える無線従事者資格でない限り、1度取得すれば終身資格ということになる。

この某管理職の方はまだ50代後半なので、仮に生まれたと同時に資格を取得するという有り得ないタイミングだったとしても、終身資格のアマチュア無線技士ということになる。

-・・・-
ところでアマチュア無線の免許には大きく2種類あり、よく自動車の場合に例えられる。参考までに紹介しておきたい。

1つ目は“無線従事者免許証(いわゆる従免)”で、終身有効だ。クルマで言えば“自動車運転免許証” が近い存在で、必ず個人に与えられる。

2つ目は“無線局免許状(いわゆる局免)”で、有効期間は5年だが再免許(更新)は可能だ。クルマで言えば“自動車検査証(いわゆる車検証)”が近い存在で、個人および社団に与えられる。
-・・・-

そこで私の推測だが、「おそらく某管理職の方は過去に無線局を開設し、その免許(無線局免許状)が放置状態になって、結果的に失効した(事実上廃止した)ことと勘違いをなさっているのではないか?」と見た。

そうでなければ、何らかの重い違反に対する無線従事者免許の取消しの処分を受けたことになってしまうし。そんな資格を失効ネタとして挙げる恥知らずなことは、常識人であればやらないと思うし。

まぁ質疑応答でこれらの質問をしたらしただったんだけど、状況によっては某管理職の方の名誉に関わる話にもなりかねないし、正直他の同僚にとってはホントにどうでもよい話なので、その場ではスルーとした。

と言うことで、某管理職の方には「無線従事者免許の取消しの処分を受けていない限り、貴殿のアマチュア無線技士の資格は失効していませんよ~。ご安心?下さいませ(笑)。」と。まぁご本人には執着の類は一切無いんだと思うが、僭越ながらお伝えしたい。


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