探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

西印旛沼探鳥会(2022年7月17日)

2022年07月20日 17時15分00秒 | 探鳥会

集合場所の御伊勢公園では、雨上がりということもあって、たくさんの野鳥たちが元気に飛びかう中、
佐倉市広報などを見ての初参加4名を含む10名様にお集まりいただき、和やかな雰囲気で探鳥会をスタートしました。


宿内公園は緑が生い茂っていたため、鳥の姿は見られませんでしたが、
美しい鳴き声にみんなで耳を傾けました。写真中央に見えるコナラの木が枯れています。
カシノナガキクイムシが媒介する病原菌による「ナラ枯れ」だそうです。


星神社では「鳥」がいなかったので「鳥居」を観察しました。


臼井城址公園でトイレ休憩していたら、雑誌の取材を受けました。
みんなで双眼鏡を覗く姿がカッコ良かったから声をかけたのだそうです。


おお!カブトムシです!
アオカナブンとキンバエがジリジリと寄ってくるのをカブトムシが角で払い除けています。
どうやら、美味しい樹液が出ているようです。


西印旛沼に出ると、フクログモ科のクモの産卵巣があちこちに見られました。
ススキの葉を器用に折りたたんだ中で、母グモが子育てをしています。
巣の形からだけでは、中のクモの種まではわからないのですが、むやみに開いてはいけません。
母グモが子育てを放棄したり、猛毒のクモが入っていることもあるので危険です。


JFEスチール取水口に水鳥たちがたくさん集まっていました。
中でも注目はゴイサギ。去年の春に生まれた若鳥1羽の近くに、
今年生まれの幼鳥が4羽、後から後からピョンピョン飛び出してきました。
ゴイサギは夜行性なのですが、この時期は昼間でも行動しています。
幼鳥は背中に星のような白い斑が散らばって見えるので「ホシゴイ」とも呼ばれます。


ホシゴイの後方に…オシドリ!
網の向こうで見えにくかったのですが、みんなで声を掛け合いながら、目を凝らして観察しました。


解散後、キジのカップルに出会えたので、載せておきますね。
「今日はいないね」って言っていた辺りにいました。(笑)
お試し会員にご登録くださった地元3名様、「ほおじろ」インタビューに快くお答えくださった遠方からお越しの方、
悪天候にもかかわらずご参加くださった皆々様、ありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみにしています。

今後の探鳥会の予定はこちら

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