探鳥会は朝から曇り空です。梅雨の時期にしては例年よりも気温が高いにもかかわらず、
日差しが無いだけ楽な探鳥会になりました。
花島公園の池にはカモの姿はなく、周辺を今年巣立ったばかりのムクドリの幼鳥が行き交うだけです。
それでも、中島池の奥からカワセミの声が聞こえてきます。一瞬、メスが姿を見せてくれました。
中島池の畔に生えている桑の木に実がたくさん生っていて、今年生まれのムクドリの幼鳥が
入替わりやって来ては美味しそうに食べていました。
中島池の反対側ではスイレンの花が咲いていて、その上をシオカラトンボやコシアキトンボが飛び交っていました。
花見川左岸の遊歩道を歩いていくと、やっとカラ類の群れに出会いました。
でも、ちょっと高いところにいるので中々姿を見ることができません。
花見川沿いには多くのムクノキがあり、皆、実をたくさんつけています。
秋には実が熟して多くの小鳥達がやって来ると思うので、今から楽しみです。
さらに花見川左岸の遊歩道を歩いて近くでやっとカラ類の混群が近くで見ることができました。
木の枝先にシジュウカラ幼鳥三兄弟が揃っていました。
通称、鷹見台と呼んでる場所で一休みしていると、上空をホトトギスが鳴きながら飛んでいきました。
一瞬ですがホトトギスを見ることができ、参加者は皆感動していました。
柏井市民の森は蚊が多いので探鳥会の最後の鳥合わせは、今回から団地の中のあずま屋で行いました。
観察種は19種でした。
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