穏やかな秋晴れの朝、甚兵衛公園に18名の参加者さんがお集まりくださいました。
沼も空も清々しい青色につつまれて、今期探鳥会のスタートとなりました。
広沼で、カワウが日向ぼっこしています。頭や顔が繁殖期の白い羽が目立っていました。
ダイサギが水草の上をそうっと歩いて餌をさがしています。
抜き足差し足で歩くことを、鷺足(ろそく)というそうです。空にはアオサギも飛んできました。
国道を渡り、堤防に出ますと大きな印旛沼が目の前に広がっています。
冬のカモ達が次々と到着したようで、多くの群れが見えます。
ハジロカイツブリ?カンムリカイツブリ?ミミカイツブリ?
画像が悪くてわかりにくいですが、目は赤く、嘴が細くて少し上にそっているので
ハジロカイツブリと同定しました。大先輩の幹事さんに感謝です。
群れて泳いでいるカモやパッと飛び立つ群れもいて、賑やかな沼の風景です。
今の時期、カモ達は幼羽だったり、エクリプスのオスだったりと識別はかなり難しいです。
スコープを覗くと この中には、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ヨシガモ、
さらに違う群れではトモエガモも確認できました。
遠くのポールに何かとまっている鳥を発見!
オオタカといえば、白地に黒くて細い横斑模様を思い浮かべますが、この子は胸に縦斑です。
幼鳥のオオタカでした。今日一番のお立ち台ヒーローとなりました。
あっという間に時間が過ぎました。鳥合わせでは確認した鳥は、37種。
猛禽類の出が少なかったのが少し残念でしたが次回に期待しましょう。今日も筑波山がくっきりと綺麗でした。
これからどんどん面白くなる北印旛沼です。来月もお待ちしています!
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