探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

江戸川探鳥会(2023年7月15日)

2023年07月16日 15時31分07秒 | 探鳥会

気温は30℃を越えましたが、曇空で風もあり多少は過ごし易い日でした。
参加者9名、担当幹事5名で探鳥会を始めました。


江戸川の河川敷に出ると林の向こうからオオヨシキリの声。姿を探しますが見えません。


松戸川沿いのサワグルミの垂れ下がった花にニイニイゼミがとまっていました。
体色は薄く、まだ羽化したばかりのようです。


昆虫に目ざとい方が、その近くのヤマグワの枝にクワカミキリを見つけました。
右の1匹は樹皮を食べています。クワやケヤキに対する害虫でクワガタのように大きなカミキリです。


探虫も楽しいですが、探鳥に戻ると、ホオジロがあちこちで囀っていました。


松戸川沿いの緑道が先日の大雨で川水に浸かったせいか、鳥の声・姿は少なかったです。


目立った野鳥はハシブトガラスです。顔つきは幼く、今年生まれの若鳥でしょうか。


すっかり耕起された花畑に来ると、葦原の上をオオヨシキリが飛び交い、セッカの声も近くに聞こえました。


かなり上空を1羽のトビが旋回しています。換羽中で風切羽、尾羽が所どころ抜け落ちています。


更に2羽のチョウゲンボウも現れました。上空に来た1羽をよく見ると若いきれいな個体でした。


松戸川の始点近くの石垣に2m以上はありそうなアオダイショウの抜け殻がありました。
そばには小さな抜け殻もあり、アオダイショウ達の更衣場所のようです。
縁起物ともいわれますが、怖いもの見たさの参加者が近くに寄って鑑賞していました。


風にチェックリストを飛ばされそうになりながら、鳥合わせ中です。
確認した鳥はキジ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、トビ、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、
オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、
オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロの24種でした。

今後の探鳥会の予定はこちら

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