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モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その1・1-4

2015年10月12日 19時58分29秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

<序章>

乗車前(編)その1

マシンセッティング1-4<フロントフォークのセンター出し>

 

 

今回はフロントフォークが転倒もしくはボルトの緩み等により

 

よじれてしまい真っ直ぐにマシンが走らなくなった場合の

 

処置法を記述する

 

オフ車のメリットとしてその車重バランスの軽さから

 

万一林道等の山奥において

 

フォークがよじれた場合に何の工具も無しに

 

一時的に以下の方法で簡単に修正できるのだ!!

 

とはいってもハンドルまではさすがに無理・・・(笑)

 

その時はOK~タカ!?でハスに構えて斜めに前進だぜ!

 

ウェイクアップ・・・(笑)  しーん・・・

 

まずは左手側Fフォークが前方によじれた場合は

Fタイヤはこの様に上側が右方向で下側が逆方向にねじれる

 

これを横から見ると

左手側フォーク(赤線が前方)、右手側フォーク(黄色線)が後方によじれ

 

それに伴い必然的にFタイヤが上記の様にねじれるという寸法

 

もっと分かり易く言うと

 

人間がまず「気を付け」の姿勢から「礼」をする時、

 

左肩を深く前に落としながら礼(御辞儀)をしたらどうなる?

 

そう、当然ながら上半身が右側に向きつつよじれる様にふせることになる

 

それと全く同じ事が右手=右フォーク・左手=左フォーク

 

そして右側を向いた上半身=Fタイヤの上側付近に起こっているのだ!!

 

当然ながら各ボルトも異常な捻じれ力が加わりよくないのは当たり前

 

「もしあなたの体ならその状態で100m走る気になれますか?」

 

マシンも声を出さないまま非常に苦しんでいるという事なのですなぁ

 

物はいずれか崩れ去る!

 

なのでなるべく早く直したいが山奥ではそんなきっちり直す余力がない

 

よって以下の方法で応急処置を施す事になる!どんでんどんでん←イントロ(笑)

 

 

因みにモンシェル号の場合は本格的に修正するなら

(黄色枠)の各ボルトを各順番に緩める感じで

 

(赤色×)のアンダーブラケットのみで止めた状態で修正する感じですな

 ※修正後の最後締める時は逆順じゃなく必ずこの同じ番号順に締める事

そしてこのモンシェル号は金属製のスタビライザーがないので

 

この様にすぐフロントフェンダーが自然によじれる(笑)

ぶっちゃけスタビライザーの意味無し!!(笑)←コスト削減文句無(笑)

 

そして更に山奥にて応急的に修正する時↓

もし周りに壁等何もない場合は

 

この様に反対側から両足でタイヤをはさみ込み気合で修正する方法もある!!

 

がしかしまぁこの様な応急処置はあくまで一時的な物しかならず

 

特にオフ車であればガチに人里離れるところに行く事になるので

 

ショップ任せにせずマシンとの共存性・信頼性をより高める為にも

 

日頃からなるべく自力で基本にのっとり

 

地道に自ら進んでメンテ修正する事をお勧め致しやす!

 

それが現場で新しい道を開く力に繋がる事間違いなし!と信ずる(笑)


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その1・1-3

2015年10月04日 14時07分22秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

<序章>

乗車前(編)その1

マシンセッティング1-3<クラッチレバー>

 

 

先回の最も重要パーツである「ブレーキ」がオフ者にとって

 

完璧なまで安心できると自負できる状態になっている事を前提として

 

初めてオフ走破においてはこのクラッチレバーによる操作が

 

絶大な威力を発揮する事ができる!!

 

林道等、悪路入口からその路面状況において

 

「m単位~Cm単位~mm単位」まで

 

その場その時その一瞬先の状況が常に果てしなく限りなく

 

出口まで続きまくるのである・・・最近特に舗装道路も油断できないが・・・

 

そして数々の悪条件を乗り越え何とかマシンを出口まで運ぶ鍵が

 

アクセルワークと絶妙無尽な半クラッチ操作なのである!!

 

して今回はエンジン出力を直に引き出すアクセルも無論重要ながら

 

それをタイヤのトレッドまで絶妙なタッチで伝える事が出来る

 

このクラッチレバーについて

 

モンシェル流の記述(へ理屈(笑)が炸裂するのだ!!・・・しーん・・・

 

 

①位置

 

クラッチレバーの取付位置についてはブレーキレバーと同様な感じで

実際は跨ったり少し走ってみたりしつつ位置を調整していく感じ

 

取付位置による一般的な効果等はブレーキと同様だけど

 

今までブレーキレバーと違う角度で設定しているライダーは見た事ありませんね(笑)

 

この地球規模でならいるでしょうけど~・・おそらく(笑)

 

上から見るとこんな感じで左右の位置設定も自由自在なのだが

 

モンシェル号の場合は走りつつ半クラッチを人差し指一本で切ってみて

 

一番違和感なく軽く切れる位置を感覚で決めておりやす

 

そして更にモンシェル号の場合は何故かクラッチレバーのみ

 

ショートレバーの方が現在一番軽く感じるので取付けており

 

右側のブレーキレバーと明らかに長さが違いやす(笑)

※油圧クラッチキットが出たら速攻絶対買うが・・・当然クランクから交換で超高そうだが(笑)

 

究極でいうとクラッチが軽いという事はそれだけ疲労軽減に繋がり

 

いざという時の瞬間にマシンを無事に運ぶ事ができるという事・・・

 

まぁそれでも油圧クラッチに比べたらワイヤー式は桁違いに重いが

 

モンシェル流はいざSUPER奥義?発動時の半クラッチが絶対必要な場合以外は

 

普通に走っている時は林道でも指2本or3本で握力を温存してる感じで

 

気軽気ままに走っとりやす

 

極端な話、もしクラッチが重くて4本指でしか切れない状態で

 

林道を何Km何十Kmも走り続け、握力が無くなってきた頃に

 

崖の間際にちょっとした障害物があり

 

それを超えねば出口に出れない状況になった時

 

障害物は大した事ないが失敗したら即奈落の底へ直行みたいな

 

絶対的慎重を期す状況の時にいざ半クラッチでグリップを得つつ

 

さぁ~もう少しの所で指がツッタ場合っ!?

 

そのヘルメットの中で、

 

ちび丸子ちゃん並みの縦線&汗マークが出る事必須!(笑)

 

いや、笑いこっちゃないですぜ~だんなぁ~・・・

 

こういう事にいざ備える為にクラッチも点検を怠るべからず!!

 

 

②遊び

 

クラッチレバーの遊びについてはブレーキレバーと同様約1cm程ですね

 

※画像省略(←やり逃げ・・笑)

 

まぁ何故遊びが必要かというと、もし遊びがない場合

 

走行中に振動等によりほんの少しレバーが自然に切れてしまい

 

自動で半クラッチ状態になった場合に

 

そのままコントロール不可になりかねないという←マジですよ

 

重大な事故を防ぐ為ですね

 

因みに遊びの多さも好みで、2004FIMトライアル世界選手権にて何と!

 

当時現役7年連続世界チャンピオンで絶対王者と世界に言わしめていた

 

イギリスの「ドギー・ランプキン」を全盛期の時に唯一倒し

 

しかも日本人歴史上初のトライアル世界チャンピオンの快挙をなしとげた

 

レプソル・モンテッサ・ホンダ・HRC「藤波貴久」選手(現在TOP-5)の

 

レバーの遊びは超かなり多いとの事で

 

本人曰く「遊び好きですから~・笑」と

 

一転まるで笑点並みの一句名言も残している程・・(笑)

 

なので最低1cmあれば後はどこまで開こうが自由自在という事である!←360°周っちまうがなっ(笑)

 

 

③最低限の点検等

 

クラッチレバーの点検についても基本ブレーキレバーに順ずる感じだが

 

ブレーキは油圧なので特に記述しなかったが

 

モンシェル号のクラッチはクランクケースまでの直付けワイヤー式なので

 

このワイヤーちぎれや特に錆による腐食等を注油等で整備し

 

外部被覆の破れ等を点検する感じですな~

 

普通はサービスマニュアルを見るが正解だが

 

モンシェル様の場合はクラッチの軽さにより具合を判断してる感じで

 

まぁブッチャけ

 

最終的には切れたワイヤーをそのまま馬の手綱の如く

 

気合で引っ張りつつモンシェル城へ帰還できればいいと思っている・・・

 

はいやぁ~ああっ!!どうっどうっ

 

↑やりにげかよ~!オイっ笑


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その1・1-2

2015年10月03日 18時40分35秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

 モンシェル流オフテク奥義書

 

<序章>

乗車前(編)その1

マシンセッティング1-2<ハンドル・ステップ>

 

 

マシンに乗るにあたり

 

自分の体とほぼ常時一番接している重要パーツが

 

このハンドルとステップだ!!

 

どんなに到達されたライディングテクを持つライダーであっても

 

この二つの重要パーツがなければ

 

マシンをコントロールする事が出来ないのである!←そりゃそうだろっ・・笑

 

逆に言えばマシンを駆るライダーの全神経全感覚が

 

全てこのハンドルとステップからマシンに伝わっているといっても過言ではない!!

 

で講釈はいいから早速本題へ・・(笑)

 

(1)ハンドル

①位置

 

ハンドルもレバーと同じでその高さや位置により最もライディングに影響するパーツ!

 

モンシェル号の場合は以下バイクに対して垂直から若干リア側へ引き気味な感じに設定しとりやす

横から見るとFフォークの斜め線上にハンドル前後角度が沿う感じ

 

これはただ跨って&少し走ってみての自分の経験感覚からの設定だが(笑)

 

スタンダードに良く言われるのが垂直が基準で

 

特性としては前(赤←方向)に倒すと登り斜面に強く下り斜面に弱い

 

逆に後(黄色→方向)に引くと登り斜面に弱く下り斜面に強い感じ

 

まぁ同じライダー自身が別なマシンに乗るとまたそこでセッティングが変わる感じで

 

ハンドルってのは実は一番シビアな物で

 

その時その場そのマシンのセッティング如何によっては

 

少しばかり走っただけで握力がものの数分でゼロになる程、疲労困憊に陥ったり

 

はたまたその真逆の見違えるほど非常に乗りやすくなり

 

引いては同じマシンなのにロングツーリングの疲労軽減にも多大な効果を及ぼすのである!

 

※因みにトライアル世界選手権TOPライダーは

飛行機で世界各地を移動する時にも

このハンドルだけは必ず持参して現地でマシンに自ら取り付ける程!!

 

それ程あなどれないパーツという事ですな!←無論自分が作った訳じゃないが・・笑

 

 

②ハンドル幅について

 

当然ながら自分好みのライディングの効果をあげるならば

 

自分に合ったハンドル幅も重要になってくる訳でこれも人それぞれ千差万別

 

そのバイクの使い方によりきりと言うしかないが・・

 

ファッション性でいくのか、競技仕様か、長距離仕様か、選び方も正に千差万別

 

極端に言うならば

 

幅が広い程、直進で安定性は向上するが曲がる(ハンドルを切る)と片手(外側)が届かなくなる

 

逆に幅が狭い程、その効果も上記の全く逆になるという感じ

 

もし迷ったり検証するのが面倒な(←特にモンシェル様笑)場合は

 

純正(スタンダード)で十分だと私は思いますね~

 

で以下、モンシェル号の純正ハンドル↓

※因みにハンドル幅というのは画像のハンドル自体の長さ(黄色線)じゃなく

ハンドルの両端を直線(赤色線)で結んだ長さを一般的にいいますね

 

 

③調整

 

ハンドルの調整については

画像赤色枠&黄色枠内のボルトを

 

緩めてから(ハンドルがガタで浮かない程度)やる感じで

 

順番としては以下

 

まずは当然ながら左右はゼロの位置に合わせてからフロント側(①赤枠)ボルトを軽く仮締めする

 

次に左右のズレに注意しつつ慎重に自分に合う角度までハンドル前後の位置を決める

 

で位置決まったらリア側(②黄枠)ボルトをフロント側と均等に仮締めする

 

そして最後に必ずフロント側(①赤枠)から本締めしてリア側(②黄枠)本締めで終了!

 

※「乗っててついハンドルがズレるという恐怖からつい渾身の力込めて締めすぎ注意」

 

モンシェル流の締めつけトルク目安は六角レンチが指で押して弱冠シナル程(笑)←いや締めすぎだろって・・汗笑

 

サービスマニュアルはあくまで工場出荷純正状態のみ基準なので

 

こういう「外部部品」であるハンドル等は

 

その種類&環境による腐食具合等によって

 

当然リアルタイムでトルクは変わるが当たり前

 

なので最終的には自分の経験や感覚のみで

 

モンシェル流は締めるのである!!←やばくね?・・笑

 

「金とトルクは使い様」って事で←なんじゃそりゃ?

 

 

(2)ステップ

①位置

 

位置といってもカスタムしなければ変えることは出来ないが

 

基本、上手い人は何処のステップ位置でも上手い!!←モンシェル様はちと怪しい・・(汗笑)

 

オフ車は特にステップ位置を変える事よりも

 

そのステップに乗せる自分の足裏の位置が重要になってくる感じで

 

これも人それぞれ好みがあり千差万別

 

大きく分けてつま先で乗る人と土踏まずで乗る人

 

踵で乗る人の3つに分かれ

 

モンシェル様はスタンダードな土踏まずで乗っておりやす感じどす(笑)

 

まぁステップはマシンに自己の重心を繊細に伝えて舵を取る特性があるので

 

要は自分で乗りやすい位置がベストといえますな~

 

路面環境が著しく激しく変わるオフロードを走るのであれば

 

常時ベタ乗りをせずに常にその場その時で自由自在にステップを操れる様に

 

足を踏みかえたり離したり出来る様になるのがベストですな!

 

 

②最低限の点検等

 

そしてこのステップはマシンの足元結構低い所にあり

 

ドロドロ(泥々)ロード等で汚れやすく

 

それが重要なリアブレーキ操作等に悪影響を及ぼす超危険な事態を招く可能性がある為

 

常に日ごろからの点検は重要項目!!

 

画像赤枠内のバネの部位に特に泥が挟まるとステップが動かなくなり危険に繋がる感じ

 

で点検要領は泥等を除去したら一度ステップを上に押して

 

指を離しバネの力でスムーズに勢い良く跳ね返ってくるか試す感じ!

 

少しでも何か詰まってる感があったら迷わず除去すべし!!

 

林道途中ならば草木折って上手く利用し除去するのも手段の一つ

 

 

マシンってのは人間と違い物から作られていてそれ自体は生命力を持たない

 

なのであくまで人間が扱う分のみの通りにしか結果が出ないもの

 

整備を怠ったら怠った分、その通り素直に錆びれてくるのである・・・

 

だからこそそれを駆るライダー自身がどこまでその面倒をみきれるかが

 

逆にその時その一瞬そのライダーの命を救ってくれる程までの結果に繋がる

 

って事ですなぁ~←いやぁ~・・奥深い・・