何だったのか、衆議院選挙。
台風で投票率が落ちた。自民党は、ほくそ笑んだはず。投票率が悪くなると、組織力で動く投票が大きく影響する。所謂、浮動票が、天気が悪いから辞めようと積極的に投票に向かわない傾向があるからだ。
浮動票が伸びなかったのは、小池氏率いる緑の党である。元々、テレビのキャスターをしていたのが、かなりの右派の政治評論家の相手としてデビューした。放送局は、フジテレビである。異色の学歴ということで、記憶にある。外語大学出身で、アラビア語を学んだということで憶えていた。
政界には、自民党から出馬、小泉政権で防衛庁の長官になる。小泉政権でかわいがられる。安部政権でも何か閣僚をしたようであったが、忘れた。小泉氏の原発反対で、安部をそれとなく批判しているが、息子は自民党に残し、小池氏で、反安部勢力。旗色をみて、反安部政権を作ろうと試みたようだ。
しかし、日本には、右翼勢力は一枚岩であるために、右翼を嫌う人の多くが、過去は左翼で、今は、リベラルと言うことになるそうだ。なぜか、今の日本では、『左翼』という言葉に敏感になり、即座に否定をする。
確かに共産主義は、失敗した。共産主義というのは、あまりに理想的過ぎる理論である。地球上から、国境を無くし、あらゆる権力構造を壊しして、全てにおいて平等な社会を創る、そのことが目的である。
ところが、『ソビエト社会主義共和国連邦』は一部の権力志向を持つひとの欲望の達成の道具にされてしまった。一神教では、神は全ての地球人に平等である、とされている。しかし、ローマ教皇として存在した過去、ローマ法王として君臨する王がいて、僧に対して階級がある。宗教ですら、平等が行われない人類に、政治的行為に権力意識が働かないわけがない。悲しい事実である。
中国では、何も共産党が支配する必要はないが、一端権力を持った人達が、富みの独占を続けている。中国では、一説に、その国家の富みの60%が共産党幹部とその部下の官僚の懐に入り、残りを民間企業主などの人と一般民衆にこぼれてゆく。
だから激しい格差が生まれて農村部の人達が、工場で人でが足りないと集められたりして、大都市周辺にこの農村からの労働力を集めた。この人達のことを、『農民工』といして差別してきた。そして、中国の労働者の賃金の伸びとともに、外国企業も他のアジア諸国へ流れて、失業者が出ると、大都市の農民工達や、その人達のための商店などの立ちを強制する。どこの国も農民が最終的に泣かされる運命にあるようだ。
さて、話を戻して、緑の党は結局は、右派の勢力をもう一つ作ろうとして、民進党のリベラル派へ、排除の理論を突きつけた。国民は、小池氏をリベラルとみていた節がある。しかし、石原慎太郎の都知事時代の大きな不正の追及をしなかった。都議会の自民党の勢力図を変えたいだけであった。後ろで、小泉氏が操っていたのだろう。
前の投稿でも述べたように、共産主義国家が実質になくなってしまったので、金儲けをした人が尊敬されるという世界観ができつつあるり、世界から労働組合が無くなってしまった。そのために、資本や権力が、社会主義や共産主義の暴力革命が無くなり、安心しきって、労働環境の悪化を薦めている。
またまた、タックスヘイブンの情報が漏れたが、法的には違法ではない、と言いきる。資本家が権力と結びついている現状では、なんでも合法になる。各国で税収が減るが、その付けは、一般国民に回ってくる。
価値観の一極集中は、社会主義が、共産主義がだめだと決めつける権力に対抗できる軸が無くなっているが、このままだと、それこそ、奴隷性の復活までゆく可能性もある。
民主主義、国会議員の選出も、金の力と、戦争恐怖を煽る権力の言うがままになる。今、世界の国々に色々な要素の不安があふれているが、結局のところ、経済的な貧困の不満が根深く存在する。裕福であれば、戦争をしなくても、自己実現へ努力するだろう。しかし、貧困というどうしようもない絶望に蓋をされた人達が、世界にあふれている。それが爆発したりするのである。またそれを利用して金儲けする人もいる。
日本でも、殺人事件の件数が多くなっているわけではないが、何か、異常な事件が多くなってきている。激しい閉塞感と、ゆとり教育で強固な精神を養ってこなかった人の挫折が多く出現している。ハングリー精神が欠けているように思うのは、わたしだけであろうか。
知らない人もいるだろうが、石川啄木の歌がある、『はたらけど はたらけど 猶(なお) わが生活 楽にならざり ちっと手を見る』
一見、昔よりも、貧しくないようであるが、健康な親がいて、高校は何とか卒業して、非正規雇用であるが仕事もある。しかし、車が欲しいけれど買えない。彼女も、彼氏も欲しいが金が無い。結婚もできない。結構高い家賃を払ってくらしている。コンビニ弁当を毎日は買えないので即席ラーメンで暮らしている。取り敢えず、テレビも冷蔵庫もスマートフォーンもありネットで皆と繋がっているつもり。
先日、テレビのドキュメンタリーで、日本語の『ひらがな』も書けない成人男性や、女性が多くいることを放送していた。親の病気や、親が知性がなく、小学校にも通えなかった人達が多くいる現状。日本の貧困は、子供の教育ができなくなる、という原始的な困窮へと進みつつある。
利益の分配方式を変えないと、世界の人間がおかしくなるだろう。日本の文化的生活水準が破壊されつつある。自分の生活もいつ崩壊するかは解らない。
政府自民党の排除の理論。自民党、または、阿倍政権に反対する人は、排除してゆく。たとえ国民の批判があろうとも、安部氏のお友達であれば、法的な違反をしてまでも利益に預かる。加計学園。
オリンパスでは、粉飾会計で東京地検が入り法的処置がされた。オリンパスは、戦後に起業されて大きく育った企業で、医療機器の内視鏡の分野では、世界の60%のシェアーを持つ。
しかし、もっと酷い東芝の粉飾では、経済産業省に政府の力が働いて、東京地検特捜部の調べが入らない。国税庁も音なしである。東芝が三井財閥系であるからと、原発メーカーであることで、原発関連で働く、中央官庁(主に経済産業省)、外郭団体、電力会社、原発マフィアのミラミッドには学者も多く存在してる。また原発の立地で、地方自治体への巨額な金が入るために原発温存を続けて欲しい地域住民がいる。過疎化する自治体では無くてはならない金額である。
しかし、人口減少で困っているのであれば、自治体の合併を薦める方式もあるが、こうすると、政府自民党の農村の小選挙区が少なくなり、自民党に不利に働く。
私にもどうしたらよいかは、解らない。 ゆくところまで行って、全く駄目になったら、隣の中国に併合されて、争いを始めることにでもならないと、若者の意識が変化することはないだろう。 もしかしたら、韓国に敵討ちとばかりに植民地化されるかもしれない。font>
台風で投票率が落ちた。自民党は、ほくそ笑んだはず。投票率が悪くなると、組織力で動く投票が大きく影響する。所謂、浮動票が、天気が悪いから辞めようと積極的に投票に向かわない傾向があるからだ。
浮動票が伸びなかったのは、小池氏率いる緑の党である。元々、テレビのキャスターをしていたのが、かなりの右派の政治評論家の相手としてデビューした。放送局は、フジテレビである。異色の学歴ということで、記憶にある。外語大学出身で、アラビア語を学んだということで憶えていた。
政界には、自民党から出馬、小泉政権で防衛庁の長官になる。小泉政権でかわいがられる。安部政権でも何か閣僚をしたようであったが、忘れた。小泉氏の原発反対で、安部をそれとなく批判しているが、息子は自民党に残し、小池氏で、反安部勢力。旗色をみて、反安部政権を作ろうと試みたようだ。
しかし、日本には、右翼勢力は一枚岩であるために、右翼を嫌う人の多くが、過去は左翼で、今は、リベラルと言うことになるそうだ。なぜか、今の日本では、『左翼』という言葉に敏感になり、即座に否定をする。
確かに共産主義は、失敗した。共産主義というのは、あまりに理想的過ぎる理論である。地球上から、国境を無くし、あらゆる権力構造を壊しして、全てにおいて平等な社会を創る、そのことが目的である。
ところが、『ソビエト社会主義共和国連邦』は一部の権力志向を持つひとの欲望の達成の道具にされてしまった。一神教では、神は全ての地球人に平等である、とされている。しかし、ローマ教皇として存在した過去、ローマ法王として君臨する王がいて、僧に対して階級がある。宗教ですら、平等が行われない人類に、政治的行為に権力意識が働かないわけがない。悲しい事実である。
中国では、何も共産党が支配する必要はないが、一端権力を持った人達が、富みの独占を続けている。中国では、一説に、その国家の富みの60%が共産党幹部とその部下の官僚の懐に入り、残りを民間企業主などの人と一般民衆にこぼれてゆく。
だから激しい格差が生まれて農村部の人達が、工場で人でが足りないと集められたりして、大都市周辺にこの農村からの労働力を集めた。この人達のことを、『農民工』といして差別してきた。そして、中国の労働者の賃金の伸びとともに、外国企業も他のアジア諸国へ流れて、失業者が出ると、大都市の農民工達や、その人達のための商店などの立ちを強制する。どこの国も農民が最終的に泣かされる運命にあるようだ。
さて、話を戻して、緑の党は結局は、右派の勢力をもう一つ作ろうとして、民進党のリベラル派へ、排除の理論を突きつけた。国民は、小池氏をリベラルとみていた節がある。しかし、石原慎太郎の都知事時代の大きな不正の追及をしなかった。都議会の自民党の勢力図を変えたいだけであった。後ろで、小泉氏が操っていたのだろう。
前の投稿でも述べたように、共産主義国家が実質になくなってしまったので、金儲けをした人が尊敬されるという世界観ができつつあるり、世界から労働組合が無くなってしまった。そのために、資本や権力が、社会主義や共産主義の暴力革命が無くなり、安心しきって、労働環境の悪化を薦めている。
またまた、タックスヘイブンの情報が漏れたが、法的には違法ではない、と言いきる。資本家が権力と結びついている現状では、なんでも合法になる。各国で税収が減るが、その付けは、一般国民に回ってくる。
価値観の一極集中は、社会主義が、共産主義がだめだと決めつける権力に対抗できる軸が無くなっているが、このままだと、それこそ、奴隷性の復活までゆく可能性もある。
民主主義、国会議員の選出も、金の力と、戦争恐怖を煽る権力の言うがままになる。今、世界の国々に色々な要素の不安があふれているが、結局のところ、経済的な貧困の不満が根深く存在する。裕福であれば、戦争をしなくても、自己実現へ努力するだろう。しかし、貧困というどうしようもない絶望に蓋をされた人達が、世界にあふれている。それが爆発したりするのである。またそれを利用して金儲けする人もいる。
日本でも、殺人事件の件数が多くなっているわけではないが、何か、異常な事件が多くなってきている。激しい閉塞感と、ゆとり教育で強固な精神を養ってこなかった人の挫折が多く出現している。ハングリー精神が欠けているように思うのは、わたしだけであろうか。
知らない人もいるだろうが、石川啄木の歌がある、『はたらけど はたらけど 猶(なお) わが生活 楽にならざり ちっと手を見る』
一見、昔よりも、貧しくないようであるが、健康な親がいて、高校は何とか卒業して、非正規雇用であるが仕事もある。しかし、車が欲しいけれど買えない。彼女も、彼氏も欲しいが金が無い。結婚もできない。結構高い家賃を払ってくらしている。コンビニ弁当を毎日は買えないので即席ラーメンで暮らしている。取り敢えず、テレビも冷蔵庫もスマートフォーンもありネットで皆と繋がっているつもり。
先日、テレビのドキュメンタリーで、日本語の『ひらがな』も書けない成人男性や、女性が多くいることを放送していた。親の病気や、親が知性がなく、小学校にも通えなかった人達が多くいる現状。日本の貧困は、子供の教育ができなくなる、という原始的な困窮へと進みつつある。
利益の分配方式を変えないと、世界の人間がおかしくなるだろう。日本の文化的生活水準が破壊されつつある。自分の生活もいつ崩壊するかは解らない。
政府自民党の排除の理論。自民党、または、阿倍政権に反対する人は、排除してゆく。たとえ国民の批判があろうとも、安部氏のお友達であれば、法的な違反をしてまでも利益に預かる。加計学園。
オリンパスでは、粉飾会計で東京地検が入り法的処置がされた。オリンパスは、戦後に起業されて大きく育った企業で、医療機器の内視鏡の分野では、世界の60%のシェアーを持つ。
しかし、もっと酷い東芝の粉飾では、経済産業省に政府の力が働いて、東京地検特捜部の調べが入らない。国税庁も音なしである。東芝が三井財閥系であるからと、原発メーカーであることで、原発関連で働く、中央官庁(主に経済産業省)、外郭団体、電力会社、原発マフィアのミラミッドには学者も多く存在してる。また原発の立地で、地方自治体への巨額な金が入るために原発温存を続けて欲しい地域住民がいる。過疎化する自治体では無くてはならない金額である。
しかし、人口減少で困っているのであれば、自治体の合併を薦める方式もあるが、こうすると、政府自民党の農村の小選挙区が少なくなり、自民党に不利に働く。
私にもどうしたらよいかは、解らない。 ゆくところまで行って、全く駄目になったら、隣の中国に併合されて、争いを始めることにでもならないと、若者の意識が変化することはないだろう。 もしかしたら、韓国に敵討ちとばかりに植民地化されるかもしれない。font>