ラベンダー

ラベンダー
原産は地中海沿岸といわれています。シソ科の背丈の低い常緑樹であり、ハーブティー、アロマセラピー、観賞用にされています。春に紫や白、ピンク色の花を咲かせるのですね。紫色の花がもっともポピュラーで、ラベンダー色とは薄紫色を意味します。この花では、たぶんデンタータ・ラベンダー　フリンジドラベンダー　だまあとか、思うのですが？香りは弱いですが、四季咲きのため、3月～11月まで花が楽しめるのですからですよ。

さてまた、古代ギリシャ・ローマ人達が入浴や洗濯の際にラベンダーを湯や水に入れることを好んだためだということだったのでした。昔から、ラベンダーの香りは「神経を沈静化する」効力がある」といわれてきました。近年の科学技術の進歩で脳波の検査や香気成分の測定などができるようになって、まさしく、その効能があることが確認されたのでした。

ほかにも、頭痛やめまいを治すとか、学名のラワンドラの由来が”洗う”であるように、髪のリンスやハーブ・バスに用いるとよいとされています。さらに、ラベンダーには香りと同時に、虫除けの効能もあります。昔、南フランスのグラースに住む手袋作りの職人たちは、地元特産のラベンダーオイルで、手袋の材料の皮革を磨いていました。そのおかげで伝染病にかからなかったため、この話が広まって、ほかの地方の人々も競ってこのハーブを栽培するようになったのでした。

日本では1960年代までは主に香料の原料用であったためさほど知られていなかったのでしたが、1970年代からはドラマや映画などが、有名となりました。

さて、筒井康隆が大好きなのですねえ。で、ジュブナイルに「時を駆ける少女」というのがあったのです。小説の内容の影響もあるとは思いますが，ラベンダーという言葉を聞くたびに不思議な感じがしたものでした。異性に対するあこがれとか，甘酸っぱいような，夢でも見ているような...言葉に表せない気持ちが湧いてきたのです。そいうことで特別に、ラベンダーを思っているわたしでした。

花言葉　あなたを待っています　期待　疑い　不信任　疑惑　沈黙　私に答えてください