定額給付金という名のばらまき政策が今日政府与党で決定されました。巷では誰のための経済政策?なんて言われていますが、私も疑問を感じています。確かに現金がもらえるのはうれしいけど、この支給事務は誰がやるの?なんか、経済政策なのにうちの課に仕事が回ってくるんじゃないかと心配しています。少なくとも、対象者にコンピュータを使って通知するプログラム開発はうちなんでしょうね。だいたい国は全て地方分権の名の下に全て丸投げ。今回は緊急経済対策という注目の中でマスコミも”自治体に丸投げ”とか”誤った政策だ”ってとりあげているけど、もっと腹が立つのが住民税の年金からの天引き。このことを知っている国民はいったいどれくらいなんでしょう。後期高齢者医療の年金天引きであれだけマスコミも批判をしていたのに、住民税の年金天引きについては誰も取り上げてくれない。誰も臨んでいない制度改正なのにこれも”自治体の判断でやれ!”なんです。自治体間の均衡は図れないでしょう。このシステムの改修費はとてもじゃないけど準備できないのです。いつも国は大枠と施行時期だけ決めて運用はギリギリまで決めない。全てそのしわ寄せは自治体に来るんです。もうこの国の役人たちは腐っている!