早起き梟のひとりごと

仕事に追われる日々を少しだけ立ち止まって見つめてみると・・・

尾山神社。

2020-10-08 06:45:39 | 御朱印帳

写真は尾山神社の御朱印。

帰去来幹部を宿に残し、私は街の散策に出た。

近江市場を過ぎてすこし歩くと左手に見えたのが、尾山神社のこの神門だった。

神門をくぐり本殿にお詣りする。

御朱印を頂くために、社務所をのぞいてみたが、まだはやく開いていなかった。

私は本殿の石段に腰掛け、社務所が開くのを待った。

通学や通勤あるいは犬を連れている人たちが、本殿の前で一礼していく姿が目についた。

姿勢を正し、深々と頭を下げる人もいれば、歩きながらちょこんと頭を下げる人もいる。

そんな姿を見ていたら、あの西行の歌を思い出した。

  なにごとかおわしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる。

古来、この国には八百万(やおよろず)の神々がいて、それを敬う人々がいた。

今も変わらずその国はここにある。

社務所が開いたので少し寄付をして御朱印をいただいた。

踵(きびす)を返し、神門をくぐり、石段を降りた。

回れ右。

気をつけ、礼。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿