写真は、「続昭和の怪物と七つ謎」 保阪正康 講談社現代新書 860円(税別)
半藤一利、保阪正康、昭和史を語らせたらこの2人の右に出るものはいない。
p162から
「昭和という時代が<同時代史>から<歴史>に移行していく時、これまでの解釈や見方が変わることは充分ありうる。たとえば<同時代史>中では、戦争反対の意味は、皮膚感覚になっているから共鳴、共感を得ることができるが、<歴史>の視点で見るとその皮膚感覚は想像力に移っていく。従って想像力が欠如していたり、知識として戦争の本質を見抜けない者は、実にあっさりと武力行使を容認してしまう。
今はそういう時代に入ってきていることが、日々の報道の中からも窺える。」
どこぞの代議士にもこんなのがいたな。
是非ともこの本を読んで、勉強してほしい。