私は断じて猫好きではない。
でも横切る猫を見かけると、
狭いところまで追いかけて1枚撮ってしまう。
私は断じて猫好きではない。
でもポストの上の猫を見かけると、
欠伸するまで待って1枚撮ってしまう。
私は断じて猫好きではない。
でもいつも歩いているとき路地をキョロキョロ見てしまう。
そしてそこに猫がいると1枚撮ってしまう。
私は断じて猫好きではない。
でもベンチに座る猫を見かけると、思わず横に腰かけてしまう。
私は断じて猫好きではない。
でも横切る猫を見かけると、
狭いところまで追いかけて1枚撮ってしまう。
私は断じて猫好きではない。
でもポストの上の猫を見かけると、
欠伸するまで待って1枚撮ってしまう。
私は断じて猫好きではない。
でもいつも歩いているとき路地をキョロキョロ見てしまう。
そしてそこに猫がいると1枚撮ってしまう。
私は断じて猫好きではない。
でもベンチに座る猫を見かけると、思わず横に腰かけてしまう。
吾輩は猫である。夏の昼下がり、日陰で涼を取る吾輩である。
そこへ何やら黒く平べったいものをかざして人間が近ずいて来るのである。
無粋である、横丁に避難するのである。
振り返って、その容姿を確認すると、眼鏡をかけた小太りのおじさんである。おまけに茶系の短パンに白のソックスなんと黒の靴履いていたのである。
「靴下脱いで、サンダルでおいで」吾輩は言ったのである。
ハイ、動かないで。
パシャ。
ハイ、動かないで。
パシャ。
ハイ、動かないで。
しまった、パシャ。
こっち向いて、パシャ。
ハイ、動かないで。
逃げたぞ、パシャ。
やっぱり猫が好き。
写真は近所の白猫。
店番猫。
仙台 国分町の猫。
熱海の飼い猫。
くつろぐ猫。
おつかれ気味猫。
夏バテ犬。
はしゃぎ疲れたピエール。