山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

知的障がいのある本人による取材

2013年05月31日 | 本人活動
 知的障がいのある本人向け新聞「ステージ」は全日本手をつなぐ育成会が発行している。
 全ページカラー刷り。
 本人向け新聞として、これだけ本格的なものは日本唯一。
 「ゆき・えにしネット」=福祉と医療、現場と政策をつなぐホームページ=
 http://www.yuki-enishi.com/index.html
 で、野沢和弘氏の「ステージ」にかかる発言が以下のとおり掲載されている。
 その発言を取り上げ、分割して順次紹介している。
 
 その第24回目である。
 「ステージ」の記事取材に、知的障がいのある本人たちの編集委員が参加している。
 その事情が下記の報告である。  
  
**********************************************************

【引用始め】

http://www.yuki-enishi.com/media_shougai/media_shougai-01.html#01

メディアと障害

知的障害者と新聞~『ステージ』の編集から
毎日新聞科学環境部次長(現・社会部次長) 野沢 和弘さん

(4)バリアを解く

 芸能面やスポーツ面だけでなく、
 最近は1面の企画記事でも知的障害者本人たちが
 取材に行くケースが増えている。
 25号では、ハンセン病療養所の栗生楽泉園を
 知的障害のある編集委員らが訪ね、
 50年以上も療養所で暮らしている人にインタビューして、
 療養所内をルポした記事を掲載した。
 入所施設偏重の障害者福祉から地域生活への変換が模索されている中、
 入所施設解体の先例ともいえるハンセン病療養所で
 過酷な差別と闘ってきた元患者の話をじっくり聞こうという企画である。

【引用終わり】

************************************************************

 ハンセン病療養所を知的障がいのある編集委員が訪問したという。
 そして、入所している人たちへのインタービューを行った。
 入所者が今までどんな生活を送ってきたか。
 そして、どんな気持で過ごしてきたか。
 取材によってそれを明らかにすることで、知的障がいのある本人たちも共鳴することが多かったに違いない。
 それが彼らに新たな視点を与えることになったはずだ。
 (ケー)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。