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老人と海

2008-06-17 01:29:24 | Weblog


今日はOFFでも波も無さそうなのでサーフィンはお預けでした。。

まぁ たまには体をやすませた方が良いのかな・・

でもする事も無いので午後から久しぶりに本を読んで過ごした

本棚を物色してみると丁度良い薄さの文庫本があった

「老人と海」 ヘミング ウェイ 前に2回ほど読んだなぁ

ほこりが被ったその本を引っ張り出して
早速数ページ読むとすぐに物語に引き込まれてしまった 有名な本なので読んだ人も多いと思う

サンチャゴと言う貧乏な老人漁師が長い不漁にもめげずたった一人で小船で出漁して
巨大なカジキマグロとの4日間という死闘の末見事に捕らえるのだが

港に向う帰路の途中で船にくくり付けていたカジキマグロはサメに襲われみるみる
食いちぎられて、見るも無残な姿になって行く・・

老いながらも勇ましくカジキと闘うサンチャゴと海の美しさ
そして自然の厳粛さが見事に書かれていた

良い!以前この本読んだのは未だ俺若い頃だった気がする
同じ内容の本なのに今読んだ方が感銘深かかった

最初に老人の姿が書かれている

「両手はところどころ深い傷跡がみえる、網を操って大魚を捕らえる時に出来たものだが
いずれにしても新しい傷ではない

この男に関するかぎり、何もかも古かった。 ただ目だけがちがう。それは海と同じ色を
たたえ、不屈な生気をみなぎらせていた。」

俺もこんな目を持つ男になって行きたいなぁ

目は人の心を映すからね、生まれたばかりの赤ちゃんの目は本当に綺麗なように

自分もいくつになっても生気を放つ目でありつづけたい。

そう思わせられる一冊でした、たまには読書も良いもんだ。