初心者基本編 1 上に行きたいなら下を見よう 

前回の続きで初心者の為の実践編です。


まず基本的な所からです。

タイトルの通りで、上に登るのには足を上げなくては上には行けません

足を上げるのですから足元を見て足を上げます。

簡単で当たり前の事なんですが、これが初心者だとまず出来ていません。

上に登る事に意識が行ってしまって上を見たままで、足を上げる時には足探りで適当に
あった所に足を置いてしまいます。

足探りで足を置いてしまうと置いた所のホールドが斜めになって滑りやすかったり
小さかったりして上手く足に体重が乗らない所に置いてしまいます

そうならない様に足を上げる時は必ず足元を見て体重が乗せやすいホールドに足を上げて下さい。

又良く初心者がやってしまうのは片足を必要以上に高く上げてしまう事、この状態だと足の落差が生まれて足の力が上手く
使えません

足限定の無い(足は決められていない)課題は、少しずつ階段を上がるように上げていった方が足の力を使えて楽に登れます

目安は膝よりも下ぐらいの間隔で登っていくと良いと思います。

ハイステップで乗り込んで行くムーブはしっかりと足に意識があって基本を理解してからにしましょう。


この足に意識がある事はこれから上手くなる為には必要不可欠な要素です

始めた頃は保持しているホールドや次に手を出すホールドに意識がいってしまって足の意識が薄くなってます

しかし、今保持しているホールドが楽に持てるようになるのも、次の一手に手が届き易くなるのも足の位置が重要になります。

足に体重を逃がせればそれだけ手の負荷が減ります、どうやって保持するのかでは無くて、どうしたら手や指の負荷が減るのかを考えてみて下さい。

中級者でも腕力や保持力を上げる事ばかりを考えるのでなく、指や体にかかる負荷を足やバランスで逃がすムーブは無いかを
もう一度考えてみるのも良いと思います。


上級者は保持力も体幹もパワーも、もちろん揃っている人が多いですが、それだけに頼って登っていません
いかにロス無く、負荷を逃がすムーブを探り、それを自分のスタイルにあったムーブで繋いでいきます。

そのムーブを導き出すスピードが早ければ、トライ回数も減りますし、そのムーブに集中出来ます。

それが出来るのは経験もあるでしょうが、絶えず考え意識しているかが問題です。

ここが中級者と上級者との違いです。

ですから上達するには初心者のうちから、この意識を持つ事が大切なんです。

それにはまずは足からです。

上に行きたいなら下の足に意識です。

次回はメンタルです

前の記事はカテゴリ
HOW TO を参考にしてください。


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初心者基本編 1 登る前にする事

前回の続きです初心者の為の実践編です。

先ず基本的な所からです。

まず肩の力を抜きましょう。リラックスです。

「さあ登るぞっ!」と気合を入れるのは良い事ですが
気負い過ぎてしまうと余計な力が入ってしまいます、そうなるとバランスがとれません

壁の中でドタバタしてロボットのような動きになってしまいます。

初心者のうちは「練習しょよう」みたいな感じで取り付くぐらいで丁度良いと思いますよ。

始める壁の角度は最初は垂直が良いです、なぜなら手に負荷がかかりずらい分余裕が出来てその分ムーブ(動き)に集中しやすいからです、それと壁の中でのバランス感を垂壁でまず養います

なので最初は垂壁からやっても薄被りぐらいの角度から慣れていきましょう。

さていよいよ登りますが、その前にフォームのチェック。

ボルダリングにフォームなんて有るのか?って言われてしまいそうですが有りますよ

初心者と上級者では構えが違います

それは壁の角度によっても違いますが、まず初心者にありがちな所を書きますね

ガバをもって両足をホールドに乗せ両足共インサイドで(足の親指側が壁になるように)壁に立ちます

この時に踵がつま先よりも下になってたり、土踏まずで乗ったりはNGです。

つま先側で乗っていても踵がつま先よりも大分下がって足を置いている人は初心者に多いケースですので

しっかりつま先に体重をかけて踵が大きく下へさがらないように置いてみて下さい

インサイドの場合足の親指の腹かそれよりも少し先でスタンスに乗せます。

腰を壁に付けるように寄せて肩の力を抜きます、ホールドは指で引掛ける感じで持ちましょう。

必要以上に握り絞めて持ってしまうと前腕がもたなくなります

上級者が初心者のように簡単にアームパンプを起こさないのは、指が強いのでホールドをまともに握り絞めて持たないからです

まだ指が弱い初心者は力いっぱい保持してしまうので握力が無くなってしまいますから

なるべくガバは指でぶら下がる意識を持つと良いと思います。

それと傾斜が強く成ればなるほど腕を伸ばして重心を下げて足に体重が乗るフォームをまずとって下さい。


ここから課題のトライ前提に話を移します、課題は初級のガバで登るような課題を登る前提です

先ず課題のホールドを良く見て覚えます。

テープが張ってあっても、その課題は何手あってどうゆうラインを描いてゴールまで行くのかです。

慣れた人ならどういった手順でどのムーブ(動き)で登るのか大体オブザベーション(予測しておく)のですが

初心者は経験が無いのでまだそれが上手く行きません、なので大体の方向を覚えて下さい。

それをしていないでいきなり登り始めるとホールドを見失います、特にホールドの数が多いジムはこうなりがちです

見失うと次のホールドを探して次の一手まで時間がかかってしまいその分保持している力をロスしてしまうからです。

なのでホールド間をラインで結んで大体の位置ぐらいは把握しておきましょう。

次回は足の運びについて書きます。
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初心者やこれからボルダリングを始めたい人へ


ここでボルダリングを教えるようになって12年以上が経ちました。

その中で思う事は本当にこのスポーツの楽しみを伝えられているだろうか・・?です。

何故そう思うかと言うと、実際に始めてもすぐに止めて行く人が殆どだからです

このボルダリングが合う合わないもあるとは思いますが、余りにもそれでは悲しいし

自分はこのボルダリングに出会って素晴らしい出逢いや、感動が沢山ありました

そして今もハッピーな日々をボルダーと共に過ごしています。

始めたばかりの人やこれから始めてみようと思った人が、このブログをみて少しでもこのスポーツを楽しむきっかけになったなら幸いです。

それがこのスポーツへの恩返しだと思うからです

そして一人でも多くの人がボルダリングを通じてハッピーになれる事を願います。



今このボルダリングと言うスポーツが認識されつつあり、良いジムや整備された岩場も格段に増え続けています

そのなかでボルダリングに触れる人も増えたとは思います。

初日は楽しかったですか?

思ったより難しかった、辛かった、悔しかった、このスポーツに対して色々あったと思いますが、まだ始まったばかりです

ボルダリングはここからが楽しくも苦しくもなります。

せっかく始めたのですからこのボルダリングを楽しみましょう!

でもそれにはまずこのスポーツを理解する事が大事です。

理解して続けていくならばその先には素晴らしい自然と言う美しいフィールドがあなたを待っているかも知れません

また同じ時を共感し一緒に楽しめる良き仲間が沢山増えるかもしれません。

ここでは実戦的な事やメンタル面も少し伝えられたなら良いと思っています。


不定期の連載で初心者~中級者ぐらいの為にUPしますのでカテゴリーのHOW TOをチェックしてみて下さい。


まず、はじめに心へです。
それは、ボルダリングは登ると言う「スポーツ」であると言う事につきます。

ここを理解しないと上手くなりません、スポーツには練習が必要ですし、怪我のリスクもあります
練習には自らを高めて行こうとする意識も必要です。

どんなスポーツでも1日で理解する事は出来ないのです。

野球やサッカーにしても1日だけだったらルールを覚えるだけで
終わってしまう事でしょう

サーフィンにしても初日はボードの上に立つどころか1日波にもまれて終了してしまいます、それが何日も続く事もあります。

ボルダリングも一緒です、1日どころか初めての人が1時間もやったら手や腕が利かなくなって登れなくなってしまいます。

そうなっても「出来なかった・・」と片を落とす必要はありません。

上手な女性ボルダラーが初心者が登れない壁をスラスラ登ってるのをみて「悔しい」と思うかも知れませんが

彼女はあなたがその「悔しい」と思う気持ちを何百回も経験しながら強くなる為に練習してきたからこそ、上手に登れる事を決して忘れてはいけません。

初日に上手に登れないのは当たり前の事で恥ずかしい事でも駄目な事でもありません、殆どの人がそうです。

問題はここからです、ここでもう二度とやらない人が9割以上です、最初に言った通りスポーツであると言う認識が必要なのはこの事からです。

しかし、だからと言って構える必要もありません、スポーツを楽しむのは人それぞれだからです

ただ怪我のリスクもあるスポーツであると言う認識を持って下さい。

その上で初日は全く出来なくても、続けてみて下さい3ヶ月もしたら

このスポーツの沢山ある楽しい所の何か一つ見出せるかもしれません。

ではどうしたら上手く登れるのかを、次回は初心者の為の実戦的な事を少し書きますね。



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バランスと重心 (脱初心者の為に)


ブログで脱初心者の解説した所凄く反響がありました

やはり伸び悩みしてる人は多いのですね

本当は側に付いて一緒に登りながら説明するのが良いのですが

このブログで少しでも脱初心者の為のヒントになれば良いと思いますので

続けて行きますね



画像は重心が下がり左手から右足が一直線でバランスがとれています

理に適った動きは無駄が無くてとても綺麗ですね


クライミングは上に登るスポーツですが重心は下にします

上に登りたいと思うとどうしても最初は腕が曲がり重心が上がってしまいます

そうなると腕に負担がかかりホールドを上手く保持する事が出来ません

意識して腕を伸ばして指でぶら下がるイメージを持ちましょう



バランスはてん秤と一緒です右と左に同じ重さを載せていればバランスがとれます

この写真のように右手と左足は一本の軸になっている時には

左手の角度と対象に右足が同じ角度になっていればバランスが取れます


この状態で左手が軸に対して90度になれば足も横になり

左手と右足が180度近く(真横)になるはずですね

試しに普通に立った状態から方足だけ横に上げていくと上体はその足と平行に

なって来ますね、ウォールの中で登っている時もそのバランスと一緒ですよ


そしてバランスをとってる足で(画像だと右足)ホールドや壁を押して

左手でホールドを掴むきっかけにして下さいね。


最初は課題やグレードなど気にしないで簡単なホールドで

バランスや重心を下げて力を抜く練習を沢山して下さいね!


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リラックス 脱初心者の為に


初心者から中級にレベルアップする為にはまず

力をなるべく抜いて登る練習をしましょう

バランス重視のスポーツに力が入って良いスポーツは無いと言って良いと思います

クライミングもバランス重視のスポーツです

全身に力が入っているとバランスが上手く保てませんね。

力が抜けているから次のホールドに行く時に入れる事も出来るんです。


同じ課題が疲れてくるとかえって登れたりする事って有りますよね

あれは体に余計な力が入っていたのが疲れによって抜けて

繰り返すことによって体が力を入れる所、抜く所のタイミングを
覚えるからです

そうするとタイミングとバランスが合って登れるんですね。


自分が落ちない程度の最小の力でホールドにぶら下がり

後は脱力してOFFにしておきましょう

上級者クライマーはこのOFFの状態にする事がとてもうまいのです

初心者に限らず中級ぐらいのクライマーでもこれが出来ていない人が
結構います

より難しいグレードを登れる人がイコール上手いクライマーでは無いのです

もちろん登れていれば良いのですが力任せだと何時か伸び悩むはずです

自分もそうでした。


最初始めた時は指も弱く腕の力だけで自分の体重を保持してしまい

アームパンプを起こしてしまいます


中級ぐらいになって筋力や指が強くなりある程度登れるようになっても

始めた時と同じ全身に力が入って力で登る人が多い気がします

早く登る人は中級レベルの人でもその傾向が強いかも知れないですね
力が抜けないので早く登らないと疲れてしまうからです


一度自分の最高グレードなんて気にせずに2グレードぐらい落として
力を使わないで登る練習してみるのも良いと思います

力を抜く入れる、静から動がこのスポーツの難しい所でもありますね。

初心者の人はなるべく腕の力を抜いて、足に体重が乗るようにバランスをとって登る練習をしてみて下さい

1つのホールドを持って足を色々な場所へ置いてみて手が楽になる
足の位置を探してみるのも良いと思います

ホールドの形や角度を考えて手が楽になる場所へ足を置いてみて下さい

その足が一番バランスが取れている場所です

課題をやるにも一手一手バランスの良い足を覚えてから
集中してトライしてみて下さい

バランスが取れて手が楽になったら腕や肩の力をなるべく抜いて下さいね

意識して体の力を抜く事が出来てくればレベルアップは近いです

一見力強く見える上級者の登り方もリラックスしてる所は必ずあるのです

頑張って下さいね!

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ホールドと体のバランスが大事


良く空いている時にビギナーさんが来ていますと
人が多い時や中・上級の人が居る時に比べて、気を使わずに好きに登りやすいと
思いますので、思いっきり自由に登ってもらってます
自分もパソコンで事務仕事を等をしてなるべく登らないようにしています

ときどきビギナーさんが登っているのを見ていますが
やはり力ずくで何とか登ろうとして余計な体力を使っている方が多いようですね

そこでアドバイスなんですが、登る前にホールドの形を良く見て観察して下さい
そのホールドが厚くなっている部分や掴める部分から逆方向に
体重を乗せてあげれば良いのです

ガバなら真下へ、アンダーは足はなるべく上にして腕を伸ばして引っ張るように
ピンチ系は左右のどちらかに引っ張りながら体重をかけていけば良いですよ

持ち方も力ずくで鷲づかみしても良くないです、上手く体重がかかる方向になるように
持ち方を工夫しましょう

後重要なのが足で、足に自分の体重が乗るほど、ホールドを持ってる手が楽に
なってきます、ただ置くのでは無くて、ウォールとは逆方向へ掻きこむように置く事も大切です
そうする事によって体が壁に寄り易くなりますよ

この手と足を登りながら上手く体重が乗る所へいち早くバランス良く持って行けるかが
ホールドを保持するポイントです

そして力をなるべく使わずに効率良くホールドからホールドへ
繋がる動きがムーブとなります

上級者になればなるほどヒールやトゥーで体が振られないようにしたり
ヒールで乗り込んだり、足の使い方が上手いのです

上手い人の動きや、足の置き方を良くみて、真似してみるのも良いかも知れませんね!

画像 KM子さん
上手いクライマーはバランスが良いので、どのショットを撮っても形が綺麗です
大きなホールドでも一番かかる所を保持して、次のムーブに繋げてますね、さすがです。

あと分からない事があれば本当に気楽に聞いて下さい
自分の分かる範囲内であればお答え致しますので・・・

頑張って下さいね! TAJI


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