赤い椅子

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大阪歌人クラブ春の大会

2006-03-25 00:10:23 | ノンジャンル
暖かくなりました。
桜便りもそろそろ聞こえてきましたが、まだ目に付く桜はみんな蕾です。

大阪歌人クラブの春の大会でした。
総会の後、島田修三氏の「歌の味わい」という講演。
その後、「塚本邦雄の遺したもの」という4人のパネルディスカッション。

島田さんの話は面白く、楽しく分かりやすく話してくれました。
味わいのある歌とは、味のある人と一緒で人をひきつけるものだ・・・というような
お話しでした。
「味噌をかひにゆきて砂糖をかひてきし日の妻しんとするどし」竹山 広
老耄が始まり自分を苛んでいる妻がするどい表情をしている・・・老夫婦のある日の
情景であるが、情景がよく分かり、読むものの心に入ってくる歌の例。
他にも17首の歌をあげ、分かりやすく掘り下げた鑑賞をして見せてくれた。

塚本氏の歌は難しい、分かりづらい・・・という印象で敬遠しているが、4人それぞれの方が自分の経験、興味あるものなどに基づいた話しであったが、
やはり難しい!パネラーも大変だ。

講演中も資料の整理や、お金の確認などで話しに集中できなかったけれど、
いつ、どんな会でも出れば出ただけのものをもらえることを実感する。

夕方からの懇親会は、ご馳走を食べながらtomoさん、シャドーさんたちとおしゃべりしながら楽しんだ。



昨日映した木蓮、白木蓮です。
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