赤い椅子

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夏の花巡り

2007-08-05 21:41:50 | ノンジャンル
4日、毎日新聞の元編集委員と行く花巡りツアーに
久しぶりに参加した。
今回は近江妙蓮と梅花藻、醒ヶ井の鱒料理と非常に魅力的なツーアーだ。

朝7時50分、梅田集合と早起きで頑張っていく。
いつもより今回は花の魅力のせいか人数が多くて25人のツアー。
名物編集委員の梶川氏も5月で毎日新聞を定年になり、今はフリーを
楽しんでいるらしい。

先ず目的地に行く前に烏丸半島の蓮を見による。
もう少し遅い目かもしれないがまだまだ花は楽しめる。





烏丸半島を後に守山市の近江妙蓮公園へ・・・
途中の畑に青花を栽培している。露草に似ているが全体に大きい。
刈り取って花だけを摘み、友禅の下絵を描く染料に使うそうだ。






近江妙蓮は室町時代から600年もの間、保護されてきた貴重な蓮だという。
普通の蓮のように種が出来ず、蓮根でだけ増えていくらしい。
花びらは重たいくらいいっぱい。
三頭、四頭、五頭と1本の花に花が幾つか付いているのもある。
最高で花びらが8000数えたことがあるらしい。



蕾を見る限りでは普通の蓮と代わりがないのだが・・・
蓮のイメージからいくと、好きな人とちょっと・・・と感じる人に
別れるだろうが~



茶室でお茶会があり、わずかな時間をみて抹茶とお菓子を頂きホッとする。

高速に乗り醒ヶ井まで約1時間・
JR醒ヶ井駅前にバスを止め徒歩で湧水巡りに行く。
台風で水嵩が増えていなければいいが・・・と言いながらワクワク。
旧中仙道の宿場町だった醒ヶ井の宿。歴史を感じる町並みだ。
今は資料館となっている旧郵便局はヴォーリスが設計に参加した
大正ロマン漂う建物だ。



霊仙山からの豊富な清らかな湧水で年間を通じて14度前後と一定の
水温を保ち水中に咲く梅花藻で有名な地蔵川。
お茶を冷やしたりスイカを冷やしたり生活の一部にもなっている。



水量はやや多く一部に花が水面に出ている。
















沿道の百日紅の花が散り、白い花とのコントラストがきれい!

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土曜日なので散策をする観光客も多いが、地元の子供たちが魚や蟹を捕ったり
足をつけて水遊びしている微笑ましい風景に出会う。
沿道の店では梅花藻を粉にして餅に混ぜ込み「梅花藻餅」、梅花藻コロッケ
などあり、その場で食べた餅が美味しかった!
醒ヶ井渓谷に入り、深い木立の中をバスで鱒料理の店に行く。





虹鱒の刺身、鱒の酢の物、甘露煮、鱒のフライ、姿焼きなど・・・
焼きたて、揚げたてを運んでくれる。
イクラより小粒でぷりぷりの鱒の卵が美味しかった!






料亭の庭に咲く花茗荷。



彦根まで戻り、井伊家の菩提寺の龍譚寺へ珍しい槿を観に行く。
枯山水の庭や狩野派の襖絵などさすがの寺である。

















普通の槿はやや漏斗状に咲くのに、ここ龍譚寺の花は水平になるまで
花を開く。昔朝鮮使節に貰った種子から増やし、
今では「龍譚寺白」と言う固有名詞があるという槿だ。



心配した天気も曇り空で地蔵川のほとりなど随分涼しく感じる
よい花巡りの旅だった。


コメント (5)
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