さて、座板を取付けますか?
まずは一番奥の座板Cとした物からですが
加工図では一様袖壁の内々一杯一杯の長さ
2365mmとして有りますがこの長さは
最終的には現場で現物を測ってから決めて下さい
欠き込み部分も同じです
計測した長さより5mm程短く切った2x6を
奥の柱の手前へ落し込んで、柱の横面の位置をヒカッテ
座板へ写します。
欠き込みの深さは、奥の壁板から座板の木刃迄を
15mm透かして有るので、それを見込んで
加工図の通りなら52mm欠き込む事に成りますが
この15mmの隙間が嫌だと思う方は67mm欠き込んで
奥の壁板にピッタリ当ててもらっても結構です・・・
(と、追加で半端な加工が出てきますが・・・お好みミックスで・・・食いて~!)
それと、柱周りの欠き込み寸法には少し余裕を見て有りますので
加工図の幅は実際にヒカッタ幅より広くなっていると思いますし
深さも同様に数mm深く書いて有りますので注意して下さい
と言う事で、ヒカッタ部分は何時もの様に
丸鋸で櫛目を入れて金槌で叩き落として
ノミで仕上げて・・・ですが
67mmは165mmの刃が付いた丸鋸では届きませんから・・・
手鋸の登場となります・・・(ほら、面倒でしょ?!)
丸鋸で入れた切り目に合わせて、手鋸でゴシゴシ曳いてから
金槌で殴ってドツイてトントンゴン!
荒を落としたら、ノミで仕上げます
で、一度試しに合わせてみて、OKなら面取りして
再度、所定の位置へ戻して、65mmのコーススレッドで
固定してやります
止めるのは、当然受の芯へ当たる位置へ
座板の木刃から各≒20mmの位置に全部で八本、打ち込みます
次の座板Bも長さは現物より≒5mm程短くとって
上から落す様に所定の位置へ入れてやり
同様に65mmのコーススレッド 八本で固定しますが
座板と座板の間は、目地を5mm取って有るのでお忘れなくm(__)m
で、最後に座板Aですが、これは材料が柱と同じ2x6ですから
図面的には前後の位置をピッタリ合せて有ります
その為に奥の壁板との隙間を15mm取らざるをえなくなった・・・
(袖柱の位置自体を15mmずらせておけば・・・検討不足でしたm(__)m)
と言う事ですm(__)m
なので、図面通りに施工するなら、現場で柱の内々の寸法を測り
その寸法より≒5mm程短く座板用の2x6を長さ切りして
合わせて下さい
で、奥へピッタリ合わせたいと思った方は
この座板の両木口に≒1Cm幅程度の
角を作ってやる事に成るので・・・?
如何なものかと・・・
で、これも65mmのコーススレッド 八本で止めてやりますが
一番前になる木刃側は受を15mm控えて有るので
何時もの様に≒20mm後退しただけでは
受の木口が割れてしまいますから
≒40mm位の位置に打ち込んで止めて下さい
??・・・以上!
(葉っぱがエライ季節外れになった様な・・・?)
完成~~!
(何かダサイ!カッチョ悪い!下手!・・・五月蠅い‼)
後は、左官屋さんか石屋さんに頼んで炉を組んでもらって!
と言う事で、二ヶ月以上もダラダラと失礼しましたm(__)m
長い事お付き合いいただき、覗いて頂き
ポチットまで頂き、有難う御座いましたm(__)m
図面の間違えていた部分は、修正して図面集2の中へ入れておきます
(・・・いずれ?覚えている範囲で?・・・m(__)m)
では又明日です