木曜に「サツマイモ」の試し掘りをしました
さて、屋根仕舞いの続きです。
昨日の段階で、「真直ぐ」の基準になる
「軒板」が取り付けられたので
「屋根板」の1x4は「軒板」の時よりも
ずいぶん取付けやすくなります。
図面上では、各屋根材の間を≒100mmに取って有りますが
この間隔は無視してもらって
昨日の「軒板」と同じ様に、「隅木」の内向きの横面からの出を
19mm取って、「垂木」の上側の木刃面に付けた
墨に矩手側の木口を合わせられる位置に置いてみて
「軒板」と平行になる様に取付けて頂ければ
良いかと思います。
図面通りにと言う事ですと、「軒板」と平行に成った時の間隔が
98mmになる様に上下し「垂木」側の位置を左右させて調整して
位置が決まった所で「屋根板」の長さを調整して切ってやります
この「屋根板」についても、加工の時に「出来るだけ長く」とか
「斜め切りの斜め切りは、片側だけ」とか、書いたと思いますが
おそらく、図面よりも長くなることは少ないと思います。
「垂木」の出を調整して、既に図面より少し短くなっていますから
「屋根板」も図面通りの間隔で取り付けて行くと
最後までずっと同じ程度の長さ切りをして
調整していく事に成ります。
流石にそれは面倒なので、最初の「屋根板」を取付ける段階で
誤魔化してやって、二枚目以降の「屋根板」を取付ける時には
図面通りの「屋根板」の寸法と、間隔で取り付けられるように
しておく方が良いかと思います。
と、文字で書くのは簡単ですし、絵ではここまでも
ずっと、一本物の材料を並べているだけなので
さも簡単そうに見えますが
文字で書いた方の、二本で繋いでいく方が
実は簡単なんじゃないかと思います
（斜め切りの斜め切りが上手く合っていれば・・・あきらめていれば？）
ところが、この三段目から先は、両木口を
斜め切りの斜め切りにした材料になるので
長さの調整自体が斜め切りの斜め切りになります
「屋根板」の厚みに対する方の勾配の5mmと言うのを
省略して、「屋根板」の表面で隙間が空いたまま
納めてしまっても良いのですが
折角加工の段階てそれが出来ない様に加工したのに
ここで妥協したら、台無しですから
頑張りましょう
材料の固定には、昨日の「軒板」同様
35mmのコーススレッドを「垂木」に対して
二本づつ打ち込んで止めますが
先に「垂木」の部分をしっかり止めて
その後で「隅木」部分を止める方が良いかと思います。
以前に何処かで書いた「隅木の小返り」と言うやつを
省略して有るので、「屋根板」が「隅木」の上に
乗っているのは、「隅木」の木刃の上ではなく
角に乗っているだけなので、ここを先に止めてしまうと
「屋根板」が浮き上がってしまって
位置決めが難しくなるだけでなく
下手をすると「屋根板」の木口が割れたりします。
なので、先に「垂木」の部分をしっかり止めてから
「隅木」の部分を軽く、出来れば35mmより少し長め
45mm程度のコーススレットで、浮いたままの様な
状態で止めて置いて下さい
（まだあるし）
（同じ様な絵を何枚作ってんだ！）
で、「屋根板」が全部取付けられたら
最後は「棟板」です。
これも、出来れば現場での二次加工無しで取り付けたいのですが
なかなか、そう上手くは行かないと思います。
（妥協すれば別ですが？）
四枚を当ててみて、微調整をする事に成ると思いますが
物が小さいですから、無理に造って有る物を
再加工するのではなく、面倒でも新たに造る方が
調整もしやすいですし、道具も使いやすいので
返ってその方が簡単にできます。
第一、ケガの心配が少なくて済みますから
材料が足りないからと言って無理をせず
長い材料で加工し直しましょう
固定は三点止めで、これは三点とも
長めのコーススレッドを打込みますが
下穴を開けて置くのを忘れない様にしてください
先の「軒板」や「屋根板」についても同様ですが
木口に近い部分には、必ず下穴を開けて置いてから
コーススレッドを打込んで下さい。
以上かな
チャンと全部説明しきれてない様な気もしますが
これで「四角ガゼホ2」完成と言う事に？？
して下さいm(__)m
今週は、何度も「アタックチャンス」を頂いて
沢山の方に覗いて頂きました
些末なブログなのに、
本当に有難う御座いましたm(__)m
では、又来週ですm(__)m
（来週から何しようかな？？）
