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BOSS KATANA:GO Personal Headphone Guitar Amplifier

2024-04-01 00:00:00 | エフェクター・コレクション


BOSS KATANA:GO
2024年3月23日発売
販売価格税込み16500円

Yahoo!ショッピング内のチューヤ・オンラインで購入、
PayPayポイント14%還元・商品券適用などで実質14383円で購入できました。
3/14の製品発表後、3/16に予約注文して3/24に届きました。

基本的な機能は2020年9月発売のPocket GTにすでに搭載されていましたが、KATANA:GOは本体がさらに小さくなり進化!
そしてPocket GT登場時の販売価格税込み25300円に比べて大幅に安くなっている!
アンプ・エフェクトサウンドもPocket GTのGT-1相当からKATANA:GOはKANATA Mk2アンプシリーズ相当へと変更されています。



今現在ギターは自宅の部屋の中でしか弾かないのですが、基本アンプを極小音量で鳴らしています。
より没入したいときは長年使い続けているLINE6のPOD XTをUSBでPCに繋ぎPCのオーディオインターフェイスとして使用。
ギターとヘッドホンをPOD XTに繋ぎPOD XTのギターの音とPC内のiTunesの曲やYouTubeの動画を同時に流して弾いたりしています。
で、KATANA:GOがあればヘッドホンとスマホだけで今までPOD XTとPCでやっていた事がすべて出来るという事で購入してみました。
(さらにUSBケーブルでPCと繋げばオーディオインターフェイスとしても機能するので今までPOD XTとPCでやっていた事と同じことがKATANA:GOでも出来る)
一万円台中盤の価格で購入できるというのも購入するきっかけとなった大きな理由です。

ギターに直接プラグインするタイプのヘッドホン・アンプはVOXのアンプラグ・シリーズくらいしか知らなかったのですが、
この製品の発表後ちょっと調べてみたら今は他のメーカーからも色々出てるんですね。
価格帯的に競合するのはFender Mustang MicroとかNUX Mighty Plug Proあたりですかね?!
KATANA:GOの方がそれらよりも実質で1千円~2千円程度高いですが、機能面の差を考えると個人的にはむしろKATANA:GOの価格は安く感じました。

あとKATANAアンプのエフェクト機能も簡略化されたシンプルなエフェクトが付いていると思っていたのですが、
専用アプリを使えば最新のマルチ・エフェクターにも劣らないほどのエフェクト機能が用意されているのを初めて知り驚きました。
さらにBOSSフラッグシップ・マルチエフェクターGT-1000シリーズにも搭載されていないエディのシグネイチャー・ペダルのMXR EVH90・MXR EVH117・Jim Dunlop EVH95、そしてRoland DC-30のモデリングも搭載しています。



開封



他社製品にはない特徴の一つ、有機ELディスプレイ搭載。
表示も見やすい。
さらにチューナーも表示出来ます。




サイド・ジャックのギターには当然問題なくささりますし、


舟形ジャックのギターも問題ありませんでした。
(十数本ギター所有していますが、舟形ジャックのギターはIbanez Talmanしか持ってなかった)



専用アプリBOSS TONE STUDIO for KATANA:GOを使えば音色の詳細なエディットも可能です。

アンプタイプはKATANA Mk2アンプ・シリーズ同様で基本5タイプ+バリエーションボタンでそれぞれ別バリエーションが選べるので計10種類という事らしいです。
キャビ・シミュに関してはCAB RESONANCEを3タイプの中から選ぶことしかできません。
この部分に関してはIRが読み込めるNUX Mighty Plugに比べて劣るところですが、音に関してまったく不満は感じませんでした。




チェイン・セレクトでエフェクトをアンプの前に置くかアンプの後ろ(実際のアンプだとセンド/リターンの位置)に置くかを変更できます。
(全部で7パターンでDELAY2とREVERBはアンプの後ろに固定)
最新マルチのようにどこでも好きな位置に配置できるわけではありませんが、これだけパターンがあれば実用上は十分ですね。
MODブロックに入っているコンプやオクターブ、ピッチ・シフトなどを使う時のためにMODブロックを先頭(歪みの前)に置くパターンも用意されています。
フェイザーやフランジャーをあえて歪みの前に置く、なんて使い方も出来ますね。
あとMODとFXブロックはまったく同じエフェクトが用意されているのでMODとFXのコーラスを2台直列に配置みたいな使い方も出来ます。
DELAYブロックも二つ用意されていて2台同時に使えるのが素晴らしい!




エフェクトの種類やタイプも豊富に用意されています。
音の良しあしは別にして歪みエフェクトのタイプだけだったら歪み専用機のOD-200よりも多い。(笑)
Boost系やOverDrive系の歪みだけではなくHeavy系の歪みも多く用意されているのでアンプはクリーンやクランチを選択し歪みはエフェクトで作るみたいな事も出来ます。
ただUIが文字だけなのでちょっと面白みがないですね・・・。
他社製品だとグラフィカルなエディターが用意されていてアンプやエフェクト選ぶ時もサウンドが想像しやすいグラフィックやアイコンが表示される製品も多いので。
実用上はBOSSのUIでまったく問題ないのですがもう少し遊び心も欲しいですね。(笑)




歪みエフェクトは最近流行りの?!(笑)DIRECT MIXの調整も出来ます。


DELAYブロックにあるSDE-3000のパラメーター。
昨年実質6万円以上も出して購入したSDE-3000EVHが不要になってしまう・・・。(笑)




さらにエフェクトブロックとは別に使用できるPEDAL FX・ノイズ・サプレッサーとEQも2つ用意されていて、
EQはそれぞれPARAMETRIC EQとGE-10が選べる上に接続位置もAMP INとAMP OUTが選べます。
(EQはMODとFXでも選べるのでやろうと思えば最大で4台のEQを同時に使える(笑))
ソロ・スイッチ用のパラメーターやCONTORなんてパラメーターもありました。
やろうと思えばかなり音色を作り込めるはずです。
面倒だけど・・・。(笑)
基本はプリセットの中からイメージに近い音を選んで微調整して使うのが簡単ですね。
それとBOSS TONE EXCHANGEで他のユーザーが制作してアップロードした設定もシェア出来ます。

専用アプリでは2024年6月以降のアプデで対応予定という事で、
今現在はBOSS公式が用意したいくつかのプリセットトーンしか選べません。
(Webブラウザからはフル機能が利用可能)
サウンド・エンジンが共通なためなのかKATANAアンプシリーズで制作したメモリーもロード可能という事で、
試しにWebブラウザからBOSS TONE EXCHANGE内のKATANA Mk2で制作されたメモリーを適当に選んでダウンロードしKATANA:GOに入れてみたところ普通に取り込むことが出来ました!
凄い!!



専用アプリBOSS TONE STUDIOを立ち上げていなくてもBluetooth接続しているスマホ内の楽曲やドラムパターンなどを鳴らせるアプリの音源と一緒にギターを弾くことが出来ます。
ですが!

Pocket GTから引き継いだこの製品最大の特徴の一つSESSION機能がとても素晴らしい!!
スマホ内にある楽曲やYouTubeの動画を読み込んでMarkerを設定すれば指定したポイントで自動的に音色を切り替える事が可能!
また設定したMarkerのタブをタップすると指定した位置から再生が始まりますので曲の途中から再生したいときも簡単。
再生スピードの変更やA/Bループの指定も出来ます!!
これがめちゃめちゃ便利で凄すぎる!!
とくにYouTubeの動画と簡単に連携できるのは本当に凄いと思う。


さらに、
BOSS独自の立体音響テクノロジーによりヘッドホンに没入感のある音場をもたらすSTAGE FEEL機能も搭載。


そして最後に・・・、
起動時の設定を切り替えればギターだけではなく、

ベースにも使えます!!



BASS MODEにするとアンプやエフェクト機能そしてプリセットも完全にベース用に切り替わります。
これだけの機能とサウンドが詰まって16500円!!
KATANA:GO凄すぎだろ!!

完全に実用目的で購入しましたがとにかく便利すぎる!
購入後の満足度がめちゃめちゃ高い製品デス!!
本当に買って良かった!!(嬉)

不満なところは今のところほぼ見当たりませんが、
他社製品でPOD GOとかSpark GOとかポケモン GOとかある中、
KATANA:GOというネーミングだけはもう少し何とかならなかったのかと思います・・・。(笑)
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