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BOSS OD-200 HYBRID DRIVE

2023-08-15 00:00:00 | エフェクター・コレクション


2023年6月購入
BOSS OD-200
2019年10月19日発売
登場時の価格は税込み27500円

Yahoo!ショッピング内のイシバシ楽器ストアで購入。
購入時の価格は
税込み送料込み24800円
1500円OFFクーポン適用
PayPayポイント18% 3797円分還元
クーポン・ポイント還元分を含めると実質19503円で購入。

登場時から気になっておりいずれ買うつもりでいましたが、これも中古の値段が全然下がらずフリマアプリですら2万円前後で取引されています。

クーポンやポイント還元を含めると実質中古と同等もしくはそれより安く新品が買えるという事で購入してしまいました。
最近エフェクターは中古の割安感が全然ないので、新品を値引きやポイント還元が多いときに購入する方向に変化しています。

で!!
2023年7月からRoland/BOSS製品の一部価格改定でエフェクターの販売価格が値上がりしているらしく(SD-1/DS-1等は据え置きなので全部ではないが多くが値上げ)、このOD-200も7月以降販売価格が税込み31900円に値上げしています。
ポイント還元などを含めても自分が購入した時点より実質で5千円~7千円ほど高くなってしまっています。
近年の値上げラッシュの波がエフェクター界隈まで押し寄せてきました・・・。

値上げするのを知っていたわけではありませんが、奇跡的に値上げする直前に買えたのでよかった・・・。(笑)
ちなみに今これ書いてる現在、製品によっては価格改定前の在庫がまだ残っている店舗・オンラインストアもあるようです。



昔からこういうデジタル機器は大好きなんですよね!
実質ツイン・ペダルシリーズのOD-20の後継だと思います。
(なんならOD-20の前身機種GP-20も持ってた)

OD-20は2002年2月発売、2010年販売終了
デジタル・モデリング技術COSM(世代的にはGT-6とGT-8の間くらい)を使用した歪みペダルでした。
OD-200はそこから大きく進化。
アナログとデジタルの回路を融合した次世代のハイブリッド回路で、さらにOD-1X/DS-1Xで使われているBOSS独自技術のMDPを使用した「X」系のサウンドも搭載!
OD-1XとDS-1Xは持っていないのですが、「完全にまったく同じ音」ではないかもしれませんがOD-200があればOD-1XとDS-1Xは買う必要がなくなるかもしれません。
価格的にはこれだけで十分元が取れます。(笑)
MDPの「X」系では単体機としては発売されていないメタル系の「X-METAL」も搭載。
他社製品のモデリングはTS-808とケンタとビッグマフのみでちょっと少なめですが、OD-1、BD-2、DS-1、ST-2などBOSS主要な歪みペダルもモデリングされておりメインの歪みは全12種類!

さらに凄いのがメインの12種類の歪みにくわえ直列・並列に接続できる15種類のブースターも搭載。
ブースター側はプリゲインとポストボリュームしか調整できませんが、直列に接続した場合プリゲインはメインの歪みの前段・ポストボリュームはメインの歪みの後段に接続されるのでBOOSTオンで歪みをブーストするだけではなく後段のポストボリュームで音量も上げるみたいな使い方が出来ます。
これは大変便利!!
メインとブースターを同じタイプにすることも可能でX-DRIVEをX-DRIVEでブーストするなんてことも出来ます。
(メインの歪みの「BROWN」と「X-METAL」だけはブースターに同じタイプがないので選べません)

さらにさらに、ノイズゲートも搭載!
もう歪みペダルはこれ1台あれば十分なんじゃないかと思えるレベルです。
(でも実際にはこれからも買い続けると思う(笑))
200シリーズのペダルは初めて購入しましたがサイズも意外にコンパクトに感じました。




唯一の難点は一部操作性が悪く慣れるのに時間がかかることくらいですかね。
問題はブースターのタイプ選択とメモリー機能で、
まずはブースター。
メインの歪みはモードつまみで選択しますがブースターのタイプはPRAMつまみで7セグLEDの表示を見て選択するのですがこれが非常に分かりにくい!!(笑)

ブースター・タイプの「CNTR OD」を選択した時の表示。
ギリギリ分かるといえば分かる・・・。


「STACK DRIVE」を選択した場合・・・。
こんなの分からん!!(笑)


あと地味に初見殺しだったのが説明書のブースターのパラメーターの説明はBOOST TYPE→BOOST PRE→BOOST POST
の順番で書かれており、感覚的にもブーストのタイプ選んで前段のプリゲイン調整して後段のボリューム調整するんだなと自然に思っていたら

実機はTYPE→POST→PREの順番でパラメーターが移動します!!
最初プリゲイン調整してるつもりなのに歪み量増えないで音量だけやたらデカくなるのでなんで?と思っていたら実はポストボリュームだったという罠にはまりました。(笑)


次にメモリー機能。
メモリーしたメインの歪みのパラメーターが保存後は確認できません。
BOOSTとGATEの設定だけはPRAMボタンを押すことによりメモリーしてあるパラメーターの数値が確認できますが、それ以外は一切できません。
メモリーした設定の詳細な数値が必要な場合事前にメモっておくしか手段がありません。
最初メモリー数は4(マニュアル設定を含めると5)だったのがアプデで128になりましたが、正直この仕様じゃ128もメモリー出来ても意味ないような気がします。
そもそもOD-20もメモリーした設定のつまみ位置はメモるしかありませんでしたし、4くらいのメモリーなら慣れてしまえばこんなもんかぁという感じになるのかもしれませんがOD-200は7セグ3桁LEDがあるのに保存した数値が確認できないのでなんかモヤモヤします。(笑)
保存してある数値と同じ位置になったら7セグLEDのドットが点灯するとかしてくれればいいのですがね・・・。




余談ですが・・、
最近BOSS製品の製造時期を特定できるサイトでシリアルナンバーを入力すると未来の日付が表示されるという事象がSNSやYouTubeなどで報告されていますが、これに関してブログで詳しく解説されている方がいて「なるほどなぁ」と思いました。
従来のアルゴリズムだと本来ならアルファベットの「O」が使われるべきところに数字の「0」との混同を避けるためアルファベット「O」を飛ばしてその次の「P」を前倒しで使っているのが原因とのことです。
Boss Pedal Serial Decoderのサイトがこのアルゴリズムの変化にまだ対応しておらず、
これにより2022年7月以降の製造からは10ヶ月分先にずれ込んで表示されるようです。
実際今回購入したOD-200のシリアルを入力したところ「Oct, 2023」と未来の年月が表示されました。
しかし200シリーズには底面に製造時期を推測できるシールが貼ってあります。

今回購入したOD-200の底面
2022年12月製造と推測できる。
「Oct, 2023」から10ヶ月分さかのぼると2022年12月なので一致。
こういった事を理論的に突き止める事が出来る人って凄いなぁと、とても感心しました。
ちなみにほぼ同じ時期に購入したSDE-3000EVHも「Feb,2024」と未来の年月が表示されましたがそこから10ヶ月さかのぼると2023年4月となりますので製品の発売時期や購入日を考えてもだいたいあってるのではと思います。



しかし今年の上半期はJB-2、MT-2 30th、SDE-3000EVH、OD-200とBOSS製品だけで合計10万円以上も使ってしまったわぁ・・・。
(汗)






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BOSS SDE-3000EVH DUAL DIGITAL DELAY

2023-08-02 19:30:00 | エフェクター・コレクション


2023年6月購入!!
発売日の6月17日の初回分には間に合いませんでしたが次回6月23日入荷分をYahoo!ショッピング内のイケベ楽器ストアで予約購入しました。
購入時の価格は
74800円+送料990円
合計金額55000円以上で使える5000円引きクーポン適用
PayPayポイント13%還元8224円分
クーポンやポイント還元を含めると実質62566円でした。

発表された時から絶対にいつかは買うつもりではいましたが、結局即買いしてしまいました!
まさか自分がEventideやstrymonなどのハイエンド多機能ディレイに匹敵する価格帯のディレイペダルを買うとは・・・。
久しぶりにこの価格帯の製品を発売直後に即買いしましたよ。
予約注文した後に究極のアナログ・ディレイDM-101発売の発表がありましたが一切こころは動きませんでした!(笑)


名機Roland SDE-3000を完全再現したうえステレオ化し2基搭載!
さらに
・・・


まさかのBOSSとEVHとのコラボレーション!!
通常モデルのSDE-3000Dと12000円ほどの価格差がありますが、自分はこのEVHロゴとストライブ柄のデザインに差額を払ったといっても過言ではない!!(笑)


EVHプリセットにはEVHにより作成された8つの専用プリセットを搭載とのことでしたが、
EVH1~EVH4はWet/Dry/Wetの3アウト用のメモリーでEVH5~EVH8はEVH1~EVH4をモノ・ステレオ用に微調整したメモリーなので実質的には4つの設定という事でした。
EVHプリセットの詳細なパラメーターは非公開という事で、

通常メモリーはこのようにパラメーターが表示されますが、
EVHメモリーを選択した場合、

こんな感じの表示になりパラメーターが一切表示されません。
OUT/出力以外のパラメーターは全てロック/固定され変更できない仕様となっています。
ちなみにBOSS公式YouTubeの動画内で5150スタジオにある実際にエディが使用していたと思われるSDE-3000が映るシーンがあるのですが、ディスプレイ部分にはしっかりとぼかしが入っています。
徹底してる!(笑)

さらに初期状態で搭載されているプリセットA01~B04も通常モデルのSDE-3000Dとは異なっており、
「プリセットA01~B04 は、SDE-3000EVHのサウンド作りの出発点として、EVHチームによって作成されました。」との事で、
SDE-3000DのプリセットA01~B04とは違うパラメーターセッティングとなっています。
ですが、こちらは説明書にパラメーターが公開されているのでSDE-3000Dのほうにも設定を保存することが出来ます。
自分は逆にSDE-3000DのプリセットA01~B04のパラメーターをCバンク以降に追加で保存しておきました。
さらにオリジナルのSDE-3000の説明書に書かれていたサンプルセッティングも保存しました。
SDE-3000を完全再現しているのでこういう事も出来ちゃうんですね。
コーラスサウンドのサンプルセッティングとかめちゃめちゃ役に立ちました。


通常モデルとの違いでWet/Dry/Wetを実現する3アウト端子も大きな特徴ですが、宅録などでミキサーに突っ込む用途以外だとかなり大規模なシステム(アンプとスピーカー)が必要なので素人には恩恵が少ないかなと思います。
実際一度も試していない・・・。

3アウト端子よりも通常モデルにはない機能で有用だなと感じたのはセンド/リターン端子とノイズサプレッサーですね。
3000EVHのセンド/リターンに歪みペダルを入れる事もできますし、センド/リターンのついたアンプとなら4CM(4 ケーブル・メソッド)での接続も可能となります。
個人的にはこれ結構でかい違いだなと感じました。
とくにノイズサプレッサーがあるのはありがたい。

さらに3000EVHには

ハム・ノイズ対策用のグランド・リフト・ケーブルが3本同梱されています。
これらの違いを考えると通常モデルとの価格差も妥当かなと購入してみて思いました。




ステルスブラック・ストライプのお友達と並べて

ぐはぁ~!
これだけでめちゃめちゃ気分上がるわぁ!!(笑)





実際に製品開発にかかわっていた人の動画
めちゃめちゃ参考になります!!

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