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Marshall LEAD12 ポット交換・修理

2015-06-06 23:42:08 | ギター!

最近部屋で弾くときにまたちょくちょくMarshall LEAD12を使うようになりました。

ただGAINつまみに少しガリが出るようになってしまった・・・・。
しばらくそのまま使っていましたが、ポットに接点復活剤吹けばすぐに直るだろうと思い作業してみました。
キャビからアンプ部のシャーシーを外しGAINポットのつまみに接点復活剤を吹いてしばらくつまみをグリグリ。

中々ガリが取れない・・・。
しつこくグリグリ・・・。
数十分・・・。

ガリが取れるどころかますますノイズが酷くなり症状が悪化した・・・。
どうやら完全にポットが死んでしまったようです・・・。

2004年に5000円ほどで手に入れたアンプなのであきらめてジャンクで放出しようと思ったのですが、どうせジャンクで放出するならその前にぶっ壊してもいい覚悟で自分で修理してみることに。

まずポットの入手。
ポットは基盤に直接刺さっているタイプ。
ネットで検索するとやはりLEAD12はポットが駄目になることが多いようで先人の方のブログなど大変参考になりました。
でポットの入手先でよく出てくるのがGarrettaudio(ギャレットオ-ディオ)さん。

なので自分もここへ発注。
P24M22KB(24mmスプリットシャフト 22KB PCB端子)
を注文。

基盤の各ポットを見るとつまみによって抵抗値が違う。
ただ中古で購入してるアンプなので交換されている可能性もある。
なのでオリジナルでこの抵抗値なのかは不明ですが、備忘録用に記載しておきます。
LEAD12 ポット

GAIN
B22K

VOLUME
A1M

TREBLE
B22K

MIDDLE
B4.7K

BASS
B22K


で作業開始。

キャビネットのバックパネルを外す。


アンプ部のシャーシーはキャリングハンドル左右のネジ2本だけでとまっていますので外します。

ですがスピーカーコードに余裕がなくシャーシーが引き出せません・・・。
スピーカーコードを外すかスピーカーをキャビから外すかですが、

自分はスピーカーを外しました。
デフォでSELESTIONスピーカーが載っているのがこのアンプのいいところ!!


アンプ部分のシャーシーを外すとこんな感じ。
この写真では電源が入っていますが、作業中は感電する恐れありなので真似しないでください。(笑)


シャーシーに貼られているシール。
このアンプLEAD12という名称の他にModel5005という型番?!も持っています。
こういうところがMarshallのややこしいところ。
日付見ると90年2月28日
Yシリアルの後期型です。
アメリカ製のギターのチェックリストとかもそうだけど、もの凄く字がヘタというか雑というか・・・。(笑)


基盤はこんな感じになっております。


こいつを交換しちゃいます。


基盤の裏側はこんな感じ。
ポットから出ている3本の足が基盤に直接刺さっていますので、それを外します。


購入した新しく取り付けるポットがこちら


取り外したポットと比較。
左の取り外したほうのポットの足が折れているのは、ハンダを溶かして吸い取ってもポットが中々基盤から外れなかったので面倒くさくなって足をへし折ったから・・。(笑)
基盤に残ったポットの足はプライヤーで引き抜いた・・。(笑)
両方ともにALPHAと刻印が入っているので同じメーカーだと思うけど、もともとついていた方にはTAIWANの刻印も入っているけどデフォで台湾製のポットを使っていたのか、それとも一度リペアされていてポット全交換されているのか・・・。
不明です・・・。

でポットを基盤にハンダ付けしポットを基盤ごとシャーシーに取り付けます。
ポットはフロントパネルの外側と内側からナットで挟み込んで固定するのですが、新しく買ったポットにはナットが1つしか付いていません。
もともと付いていたナットが流用できると思っていたんですが・・、
なんと・・!
径が違います!!

右が新しくつけるほうのナット。


ためしにゲインポットの内側のナットなしで組んでみる。
他のポットとジャックがあるので基盤自体は固定されますが、ゲインつまみが若干動いてしまうので著しく耐久性に影響が出そう・・・。


作業を一時中断し近所のホームセンターへ合いそうなナットを捜しに行く。
8mm穴のナットが合いそうだったけどスクリューピッチが合うかどうかが分かりません。
ポットはすでに基盤にハンダ付けしてしまった状態でお家にあるので、駄目もとで買って帰って試さないと分からない・・。
二度手間は避けたいので何かもっといい方法がないかとしばらく考え込む・・・・。
そこで思いついたのが、
ワッシャーを何枚か挟み込めば固定できるんじゃね?!


で家へ帰りワッシャーの枚数を調整しながらためしにやってみると、
ガッチリ固定できた!!
ナイス!!
ちなみにもともと着いていたナットもワッシャー代わりに流用しています。(笑)


本当は組み上げる前に音だしして確認すべきなんですが、これで駄目だったらあきらめるつもりだったので確認もせず元通りに組み上げ。

で、音出し・・・。


おおー!!

直った!!!

完璧!!!

マ・クベ風に言うと「LEAD12はこれであと10年は戦える!!」(笑)


若干音が良くなったように感じるのは気のせいでしょうか?!(笑)


ただ作業中にフロントパネルの一部を少し割ってしまいました・・・。
(DIRECT OUTの下あたり)

注意
自分のための作業記録として書いています。
このブログと同じような作業をされて不具合・トラブル出ても責任持てません。
作業は自己責任でお願いします。
また当方素人なためパーツなどの質問にも答えられません。
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