この写真がどこを写したのかが即座にわかる方は,昭和40年代に市川市行徳付近でフナ釣りをしてた人だと思います。
これはですね,東西線が浦安方面から西船橋に向かって走行する際,江戸川放水路を渡る,その直前の場所です。右が西船橋方面。
写真ではわかりにくいんですが,複線高架の東西線から画面右奥の操車場に複々線が分岐して降りてくる,そんな場所です。
ここは線路6組12本が並走していて,その下を道が通っている,長~い「ガード下」がありました。
四方をコンクリートの壁に囲まれていて,しかも幅は線路6組分。ここで演奏したり歌ったりすると,リバーブがいい感じにかかるんですね。
ここで初めて練習したのは,中学3年の時で,小室等と六文銭のまねをして「アベジュンと5円」。今ではジュン君は音信不通,「5円」のうちの2円50銭はわたくしTakeで,残りの2円50銭「スミオ君」は,某公立女子高校で数学教師をしています。演奏した曲はアメリカの「名前のない馬」とか。結構難解な楽曲でした。
人通りもほとんどないので,練習するには都合のいい場所だったのですが,欠点は電車が通るたびに録音を中止しないとえらいことになってしまうということ。
後に望月山荘でやることになる「旅立ちの歌」も,最初の演奏はこの場所でやりました。
自分の記憶が正しければ,この1年後にtaniyanとここで一緒に練習している?kazuもいたかなあ?BUNさんだったかも。
こののどかな風景も現在では一変し,高架の向こう側は妙典小学校になり,またこちら側には公園とマンションが建ち並んでいて昔日の面影はまったくありません。
件のガード下も埋め立てられてしまいました。
Take