高浜焼の柳宗理の醤油注し
2009年9月23日(水)
陶磁器の原料となる天草陶石は、品質、埋蔵量とも日本一と言われている。
天草にある高浜焼は、高浜村の庄屋であった上田伝五右衛門が、1762年に開窯した。
白く、薄く、透明な白磁である。
天草の西海岸を車で走っていると、窯元を沢山見かける。
特に選んで行ったのではないが、私のような素人でも、この窯元は「本物」と分かった。(高浜焼を知りませんでした。)
そして見つけたのが、この「醤油注し」である。
作者は柳宗理という人で、この人の、哲学というか美学が素晴らしい。
「美しい形は作られるものではない。本当の美は生まれるものなのではないだろうか。デザインとは、健全な社会が生んだ無意識の創造である。」
父親は、柳宗悦で「民芸」と言う言葉を創出した人である。
宗悦の名前は聞いたことがある。
宗理に心酔している長姉はすぐ買った。一方私は、その値段(確か3,150円だったと思う)が醤油注しとしては高く感じられて、1,500円の湯のみを1個買って「高浜焼寿方窯展示場」を後にした。
五分程度車で走っていて、あの透明で透き通った白い輝きが脳裏から離れない。気が付くと、引き返してた。
醤油注しとは思えないような造形だが、どのような持ち方をしても、手に馴染む。微妙な陰陽が目を飽きさせない。
今回の天草旅行で、最大の収穫だった。
一割引で、3,000円弱で買えたのは、、小収穫だった。
2009年9月13日、熊本県天草市「高浜焼 寿芳窯」。
宗理のコーナー。
273PV,154IP
2009年9月23日(水)
陶磁器の原料となる天草陶石は、品質、埋蔵量とも日本一と言われている。
天草にある高浜焼は、高浜村の庄屋であった上田伝五右衛門が、1762年に開窯した。
白く、薄く、透明な白磁である。
天草の西海岸を車で走っていると、窯元を沢山見かける。
特に選んで行ったのではないが、私のような素人でも、この窯元は「本物」と分かった。(高浜焼を知りませんでした。)
そして見つけたのが、この「醤油注し」である。
作者は柳宗理という人で、この人の、哲学というか美学が素晴らしい。
「美しい形は作られるものではない。本当の美は生まれるものなのではないだろうか。デザインとは、健全な社会が生んだ無意識の創造である。」
父親は、柳宗悦で「民芸」と言う言葉を創出した人である。
宗悦の名前は聞いたことがある。
宗理に心酔している長姉はすぐ買った。一方私は、その値段(確か3,150円だったと思う)が醤油注しとしては高く感じられて、1,500円の湯のみを1個買って「高浜焼寿方窯展示場」を後にした。
五分程度車で走っていて、あの透明で透き通った白い輝きが脳裏から離れない。気が付くと、引き返してた。
醤油注しとは思えないような造形だが、どのような持ち方をしても、手に馴染む。微妙な陰陽が目を飽きさせない。
今回の天草旅行で、最大の収穫だった。
一割引で、3,000円弱で買えたのは、、小収穫だった。
2009年9月13日、熊本県天草市「高浜焼 寿芳窯」。
宗理のコーナー。
273PV,154IP
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