団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

死人に口無し

2019-10-04 07:47:53 | 社会

死人に口無し

2019年10月4日(金)

 アカンデンの疑獄でありますが、底知れぬ闇社会を垣間見た気がいたしますです。(注「疑獄」という言葉を正確に使っているかどうか分かりませんので、ニュアンスを感じてください。)

 既に、マスコミでも指摘されていることですが、①他の電力会社でも同じようなことはないのか、②今日の新聞報道では闇社会に県の職員もいた、③政治家の影がちらついている、等々です。

 

 傑作語録を関電の幹部が言ってくれています。「お金を返そうとしたら脅かされた」。一般に脅かされてお金を取られたという話はよく聞きますが、死人に口無しでありますので、言いたい放題であります。

 受け取った金品は、建築情報を提供した見返りではないのか?と質問され、度々もらっていたので、情報提供の見返りという認識はなかった。(ハハハッ)この理屈だと、賄賂を一括でなく分割でもらうと賄賂にならないということになりますがな。

 

 9月30日の朝日新聞です。

 

 その一部です。この記事によると、森山氏が吉田開発から約3億円受取り、関電へ3憶2千万円渡したとあります。

 その差2千万円は、森山氏のポケットマネーだったの?って疑問が湧きますが、・・なバホ(馬鹿+阿保の造語)なことある訳ありません。

 素人の直観では、森山氏はその倍程度のお金を受け取っていると想像いたしますです。

 

 3年間で113億円受注! 関電、森山、吉田開発という闇社会構成のトライアングル総体での、受注額を暴いて欲しいものです。信じられないような額になると想像します。

 

 もう一人重要な登場人物がいるのですが、黙しておりますですな。ポイントは関電がこの件で作った報告書でありますが、経産省が知らないなんてことは有り得ません。闇に葬りさろうとしていたのが、計算間違いがありましたです。税務調査を想定していなかったんですな。安倍総理に泣きつけばもみ消すことは直ぐにしていたであろうに、後の祭りであります。

 

 ・・で、私が度々使っている「闇」ということですが・・、

 

 このような問題が起きた場合、一番確実に問題を解決する鍵は、世間一般に公表するということです。すれば、森山何某というようなアウトローは社会的生命を失います。それができなかった、いやしなかったというのは、原発は闇社会で造る以外に方法がないということを関電が認識していたということでありますな。

 トライアングルは2次元平面でありますが、これを三次元にすると三角錐の立方体になり、その頂点に経産省が鎮座ましますという構造になります。本丸はここであります。