マツダ過去最高益
2014年4月26日(土)
自動車メーカーのマツダ(広島が本社)が、過去最高益を更新しました。(今日の朝日新聞参照)
2014年3月期の純利益が1356億円、営業利益は1821億円、売上額は2兆6922億円です。営業利益率は、6.8%で、これは富士重工業、トヨタ、ホンダに次いで第4位ということになります。
新聞によると、今年度にスカイアクティヴを載せる新型車も2車種出すということです。先日近くのマツダのデーラーのスタッフに聞いた話だと、9月にデミオ、来年3月頃CX-3が発売されるのではなかろうか、とのことでした。(注 「マツダアクセラ試乗」でCX-3の発売をこの4or5月と書きましたが、これは誤りでした。
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/a62dcf766b796a927d5d66f7a49baff1
デミオには、1500㏄のディーゼルエンジンを搭載すると言われています。このクラスのディーゼルエンジン車は日本では受け入れられる可能性は低いのですが、ひょっとしてヒットするかも知れません。それはスポーティ車としてです。トルクがガソリンエンジンの2500㏄に相当するくらいありますので、圧倒的は動力性能が期待されるからです。
アクセラには2200㏄ディーゼルをフラッグシップモデルとしましたが、デミオでもそのような仕分けにするとヒットは期待できないと思います。ガソリン車の30万円高くらいで売り出せば期待できます。一方、ヨーロッパではヒット間違いないでしょう。
CX-3は今期最終盤の登場ですので、今期の利益には関係ありませんが、世界的にこのクラスのSUV市場が大きくなっていますので、今後のマツダの成長戦略としては極めて大事な車ということになります。
一方一部報道によると、株式配当は2014年3月期は1円でしたが、来期は10円にするといいます。マツダの株価は461円(25日終値)ですので、配当からするともっと買われても良いような気がします。
スカイアクティヴのデミオ、CX-3が立て続けにヒットすると、ヒョトして800円程度まで上がるかも知れません。