団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団第21回呉定期演奏会

2011-07-19 18:12:22 | 音楽
                  広島交響楽団第21回呉定期演奏会

                                           2011年7月19日(火)

・2011年7月18日14:30
・呉市文化ホール
・モーツアルト:交響曲第9番ハ長調K.73
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
 ベートーベン:交響曲第3番「英雄」変ホ長調作品55
・ヴァイオリン:鈴木 舞
・指揮:飯森 範親
・広島交響楽団


 1000席程度のホールなので、オーケストラもいつもより小編成でした。もう少し、ダイナミックな音量が欲しいところです。

 ヴァイオリンの鈴木舞は知りませんでした。可愛いお嬢さんなので、どんな優雅な音を聞かせてくれるのだろうかと思っていましたが、とんでもありません。
 勿論、ヴァイオリンの繊細な音は自在に出しますが、どちらかというと迫力のあるダイナミック演奏でした。

 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、出だしのあの哀愁を帯びた旋律で、まず心をキュンとさせられます。誰が聞いてもなじみやすい旋律だと思います。初演で大人気になったのではないでしょうか。

 ピアノは楽器の王と言われていますが、繊細な表現ではヴァイオリンの方が遥かに勝るでしょう。そのヴァイオリンの魅力を堪能しました。


 ベートーベンには心を震わされます。特に2楽章では、旋律に合わせ身体そのものも震えだします。

 アンコールには、東日本大震災の犠牲者の鎮魂のため、バッハの「アリア」が演奏されました。鎮魂のために相応しい曲で、私の心を天上へ導いてくれるようでした。
 それに対して、ベートーベンの音楽は、私自身がベートーベンと闘っているような感じがします。



 呉市文化ホール


 祭日のマチネーでしたので、同じ建物な中にある「甘加羅」で事前に腹ごしらえをすることに。















 妻が注文した「和風冷めん」880円也。




 私が注文した「甘加羅」そば850円也。そばがイマイチでした。







 この編成はモーツアルトで、メンデルスゾーンとベートーベンでは10数人増えました。




 私が座った席です。



 指揮者の飯森は映画「おくりびと」に出たことで有名だそうですが、私は気が付きませんでした。
 CDも結構出しておられるようでした。3000円也は少々高いです。

コメント
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