団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

フィットハイブリッド

2010-09-06 17:28:34 | 環境車
               フィットハイブリッド

                                2010年9月5日(日)

 昨日4日の朝日新聞によると、10月にホンダがフィットハイブリッドを159万円で売り出すということです。
 自動車雑誌では1か月以上前からそのような予想が出ていましたが、朝日が御墨付けを与えたことになります。自動車雑誌での予想では装備等を考慮すると、ハイブリッドシステムは約20万円高ということです。

 率直に言って、売れないと思います。メリットが少ないというより、経済性から言うとメリットはないのです。
 フィットハイブリッドの燃費は30km/ℓ、非ハイブリッドは24.5km/ℓです。実用燃費を6割、ガソリン価格を130円/ℓ、10万km走行としてガソリン代を計算すると、ハイブリッドは722,000円、非ハイブリッドは884,000円でその差162,000になります。
 先に書いたようにハイブリッドシステムが約20万円ということですから、「元」が取れません。

 まぁ、最初はもの珍しさもあって、多少は売れるかもしれませんが、トヨタが来年末にヴィッツ級のハイブリッド車を出せば、3,000台も売れなくなるのではないでしょうか。

 ホンダが本気でハイブリッド車を売ろうと思うなら、フィットのベーシックグレイドにハイブリッドを設定すべきです。価格は約15万円アップの134万円にすれば、ちょっとしたインパクトがあります。

 ハイブリッド車はエコロジーであると同時にエコノミーが要求されます。なぜなら、エコノミーにしてハイブリッド車を普及させてこそ、CO2削減が図られるからです。




(2010年10月10日、一部修正)
「1000台→3000台」
 
コメント
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