ヤンゴン市内の交通を管理する当局から車の窓ガラスに貼られている遮光フィルム(ミャンマーでは「スティッカー」と呼ばれている。)は禁止し、取り外すように命令が出ているが、まだ従わない車が多い。
この命令は今回が初めてではなく、10年前頃から毎年のように発令されているのだが、結局うやむやになって終わってしまう。
今回の命令は、「もし従わない場合は、罰金だけでなく車も没収する」という強硬手段も含まれており、実際に6台没収されてそうだ。
それにもかかわらず、写真のような黒い遮光フィルムを貼っている車はまだまだたくさん走っている。
実は昨日の晩、空港へ行く用事があったのだが、空港の駐車場には黒いフィルムを貼った外交ナンバーの車がずらりと並んでいた。
外交官は特別だから、その国の法律や命令を守らなくても良いという発想があるのかもしれないが、外交官だからこそ進んで法律を守るべきではなかろうか。
自分は遮光フィルムを取り外すという命令は大賛成だ。