ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

事務員の応対

2007年07月26日 | ミャンマーでの生活
ショッピングセンターやスーパーでの店員の応対について書いてきたが、うちの学校の事務員のお客さん(生徒)に対する応対も同じようなものだろう。
ときどき、何気なく事務員の応対を見ているが、これを日本語に訳してみるとこんな感じになる。
(事:事務員、客:生徒)

事:(挨拶なし)なんの用事や。
客:あのう、問い合わせをしたいんですが。。。。
事:何するつもりねん。
客:あのう、日本語の講座について詳しく知りたいんですが。。。。
事:ここにスケジュールがあるさかい見とけや。
客:あのう、授業料はいくらなんでしょうか?
事:ここに書いてあるやろ。よう見てや。
客:では、また後日申し込ませていただきますが、よろしいでしょうか?
事:はよう申し込まんと満員になるで。
客:わかりました。ありがとうございました。
事:ええで。

これじゃ、主客逆転である。
こんなエラソーな態度を取っていると、いつか悪い評判が立つに違いない。

ミャンマーでは、「いらっしゃいませ」とか「こんにちは」とかの挨拶言葉がまったくない。
だから、お客さんが問い合わせに事務所に入ってきても無言のままである。
さらに、応対の最後に「ありがとうございました」という感謝の言葉も言わないのが普通である。
しかし、このままでいいわけがない。
いつも、挨拶と感謝の言葉を言いなさいと注意しているのだが、時間が経つとだんだんと元の状態
に戻ってしまう。

サービスを教えるというのは本当に難しいものだと思う。
何かよい方法はないものだろうか。