ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

4億円当たった!

2007年06月19日 | ミャンマーでの生活
昨年末に買ったジャンボ宝くじ。
今日、インターネットで調べてみると、なんと前後賞合わせて4億円が当たっているではないか!
思わず、やった~~~!と叫んでしまった。
まずは、日本製の自動車(マークII)を買って、
次に、豪華客船で世界一周して、
超高級ホテルのスイートに泊まって、
日本全国温泉めぐりをして。。。。。
もう仕事なんかやめちまって、一生遊んで暮らすぞ~~。

ああ、バラ色の人生とはこういうことか。
本当に生きていてよかった。
これで、自分も勝ち組の一人になるんだ。
と一人でほくそえんでいるときに、目が覚めてしまった。

でも、実はミャンマー人って日本の宝くじでよく当たっているのだ。
これはうそではない。
5年前、私の学校へ相談に来た30歳くらいのミャンマー人の男。
「実は日本の宝くじで1億円が当たったのです。そのうち5千万円はミャンマーに送ったのですが、
あと残りの5千万円はまだ日本の銀行口座にあるのです。それで、先生に日本へ行ってもらって、5千万円を下ろして来てほしいのです。報酬として50万円あげます。航空券やホテル代も出します。」

くそ~! うらやましい!

彼が見せてくれた銀行通帳を見ると、確かに5千万円以上の残高がある。
なんで自分で取りに行かないの?と聞くと
「ちょっと訳があって。。。。」と何か言いづらそう。
ああ、わかった。オーバーステイで捕まって強制送還されたんだね。
それで、日本人の私に取りに行ってほしいわけか。

くそ~! うらやましい!

この話、残念ながら断わってしまった。
もし、日本に行ったとして、どうやって5千万円を下せばいいのか。
ATMで何度も何度も、下ろしていると怪しまれるし、
(5年前は1回につき50万円まで下ろせた。それにしても、100回も同じ作業をしなければ
ならない。)
本人でもないのだから、窓口で下ろせるわけもないし。。。。。

でも、彼の銀行通帳、キャッシュカード、暗証番号も全部、私に預けようというのだから、
「自分は信用されているのかな」とちょっと嬉しい気分にもなった。
彼は今ごろ、どう暮らしているのだろう。住所と名前を聞いておけばよかったとちょっと後悔。

皆さんだったら、どうしますか?