Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

恵那山2

2008-07-15 21:36:41 | 登山・アウトドア
登山道は5年前の増水時に死者を出しているという丸太橋を渡るところから始まる。幸い今日の流れは水も少なく穏やかである。事前にネットで調べたところこの橋を渡ると一気に胸突き八丁の登りが1.5時間続くとあちこちに記載されていた。そのためかなり覚悟はしていたが昨年の聖や赤石の登山道に比べれば極々一般的な登りであった。

汗だくになりながらも1時間程登るとカラマツの林に出る。ここからは右手山頂方向よりの風が吹きぬけて汗を乾かしてくれて非常に気持ちが良い。しかししばらくするとどうにも腹部に違和感を感じる。慌てて手をやるとやたらと冷たい。汗で冷えた上に風により追い打ちをかけられているようだ。壊すと面倒なのでシャツと皮膚の間にバンダナを突っ込み先へ進む。

8:30、急登が終わると言われる1,716m地点に到着。ここで休憩を取っていると先ほどから付かず離れずで登ってきている単独の男性。更に後方にいた2人組の男性。更にカップルが追いついていた。それぞれが長い登り、更に冷たい風にあちこちに違和感を感じていたらしい。

ここから先は登りは確かに和らいだ。ダケカンバの森を抜け、クマザサの薮に進むと遥か左の高みに南アルプス連峰が見えてきて登っていて楽しい。



しかし、日除けになる木々が登山道には少なく、先ほどまでの風もやみ、蒸し暑さとの格闘となった。