Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

カリブの海賊

2011-05-21 23:12:25 | 映画
 私はどうにも東京ディズニーランドが苦手である。20年ほど前のこと、上京して間もなく誘われて一度だけ行ったことがある。当時、特に違和感もなく、一度は行ってみても良いかと思い入園となったが、正直面白さが最後の最後まで理解できず、その後、現在に至るまで二度目はない。

 8年前のことである。身重の嫁は悪阻で苦しんでいた。休日になると嫁は横になることが多く、私はというと常に暇であった。そんな中、何となく一人で吉祥寺をぶらついていたときのことである。映画でも見るかと行ってみた映画館で当時はやりの『パイレーツ・オブ・カリビアン』を見た。当初全くファンタジー的な要素がある映画であるとは思っていなかったため派手なアクション以外はストーリーに全く納得がいかず、決して満足することなく出てきた記憶がある。思えばディズニー作品であることは理解していたとは思うが、直訳の『カリブの海賊』というアトラクションが東京ディズニーランドにあったような記憶がある。その後、2作目、3作目と続編がヒットを飛ばしたが映画館に足を運ぶことはなかった。

 数ヶ月前、テレビで放映されていた1作目を何となく見ていたが、自分でも呆れるほどストーリーを全く覚えていなく、そのとき頭にあったのは冒頭に出てきたディズニー作品というテロップのみであった。このテレビ放映では映画館のときとは全く違った感じでそれなりに楽しめた。どうにもディズニー→ファンタジーという構図が最初にすり込まれたため素直に楽しめたようだ。その後続編を見る機会はなかったが八王子から戻った午後、時間があったためシネコンへ行く。丁度時間に合う作品がこれしかなかったため『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉 3D』をほとんど期待せず見ることとする。

 まあ、それなりに楽しめたが、今一、主人公とその周辺人物の関わりを理解していなかったのが残念であった。どうでもいいが、主人公は何回見ても酸っぱい臭いが漂うワカメおじさんに見えてしまうのは私だけではないはずだ。それ以前に役作りのためと思われる特有の女性っぽい立ち振る舞いが私にはどうにも苦手である。



以下、 goo映画より抜粋

古い仲間のギブスを絞首台から救うべく、ロンドンに足を踏み入れたジャック・スパロウ。そこでは、「ジャックが“生命の泉”を目指すため乗組員を集めている」という噂が流れていた。偽のジャックを求めて行った先には、かつて彼が愛した女海賊アンジェリカがいた。彼女に捕えられたジャックは、驚くべき告白を聞く。アンジェリカの父は残忍で知られる海賊・黒ひげで、その父に下された予言を覆すために“泉”に行く必要があるというのだ。一方、泉を目指して進むジャックたちを追う船があった。そこにはジャックの宿敵バルボッサの姿があった。

シリーズ第3作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のラストで“生命の泉”の地図を手に入れたジャック・スパロウ。しかし彼の愛船ブラックパールは、甦った宿敵バルボッサによって奪われてしまった。その続編となる本作では、その“生命の泉”を捜し求めるイギリス、スペイン両国、そして黒ひげらの戦いに巻き込まれたジャックの冒険が描かれている。派手なアクションやSFXシーンも多いが、映画の一番の見どころは、やはりジョニー・デップ演じるジャックそのものと言っていい。遊び心に溢れたデップの演技は、何気ないシーンでも楽しく惹きこまれてしまう。そしてむさくるしい海賊たちの中で、花を添えるのがペネロペ・クルス演じるアンジェリカ。今後、シリーズの主要キャラになりそう。シリーズ初の3Dも、作品のエンタテイメント化をパワーアップさせている。


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