Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

冬瓜パニック

2005-11-27 22:55:02 | Weblog
沖縄の知人から大きな包が届いた。開けてみると、どでかい冬瓜(とうがん)が2本と共に手紙が入っていた。

『今年は良いのが出来過ぎて大変だ。是非食ってくれ!』


【これが届いた冬瓜・手前の飴の一巻きと比較すれば大きさは分かるであろう】

スーパーでも見るのは普通1/12程度、どんなに大きくても1/8程度である。嫁が好きなため、たまに食卓には上るがいくら冬瓜が好きでもまるまる2本は家だけではとうてい食いきれない。かといって日常的に食卓に上る物でもないので近所に配るのも気が引ける。貰ってもありがた迷惑かも知れない...。

処分に困り嫁の実家へ持っていく。玄関先で、
「冬瓜食いませんか?」
と箱の中身を見せると向こうも嬉しい反面困ったようで、
「食いませんかってそんなどでかいもの2本持ってこられてもなぁ。まあ、どうにかするよ...。」
と笑いながら1本引き受けてくれた。

しかし、残る1本どうした物か...。

昼過ぎ、近所のガキ共が家の前で遊び出した時間、見えるように玄関の外にこの冬瓜出して、高箒を持ち出し滅多にしない家の前の掃き掃除を始めた。予想通り間もなく遊んでいたガキ共がこの冬瓜に気付き井戸端会議をしていた親を呼んできた。大人達は驚いた顔で、
「何ですか?これは??」
と聞いてきた。冬瓜の説明をし、簡単な料理の仕方も伝える。ガキ共も興味津々である。
「良かったら後で届けますよ。」
この台詞にガキ共は大喜びである。こうして3家族にどうにか捌いた。

それでもまだかなりあるが後はどうにかなるだろう...。

今夜、我が家にもこれを料理した麻婆冬瓜なるものが出た。美味。明日は煮物を作るという。しかし、たまに食うから美味いが、これ二本を食いきるまで毎日食ったらいくら料理のバリエーションを変えても食感に飽きてしまうことだろう。