紅葉の時期である。秋の低山を歩くには最高の時期であるが、今年は週末が天候に恵まれないため残念である。
昨年のこの時期どこへ行ったか思い起こしてみれば11/7の甲武信岳(2,475m)の山行記録が見つかった。
名前の由来から説明するとわかりやすい山であるが、頂上は甲州(山梨県)・武州(埼玉県)・信州(長野県)の3県にまたがる。この為位置は日本地図を広げれば探し出すのは容易であろう。またこの山は笛吹川(富士川)・信濃川(千曲川)・荒川の大分水嶺となる100名山である。
以下、その記録。
11/6 夕方発で中央道をジムニーを走らせ山梨の増富ラジウムに浸かり夜を明かす。
翌11/7 5:00起床。ベラボーな寒さの中、未明の信州峠を越えて長野県川上村経由で北側の登山口である毛木平に車を置き、千曲(信濃)川沿いに登り始める(7:00)。足下は霜柱が立ち水溜まりには薄氷が張っていた。
登山道の紅葉は終わりに近かったが、カラ松の葉が落ちたオレンジ色の絨毯のような地面は感激モノだった。
また、苔や枯れ葉に霜が降りて陽に輝いている光景は寒いながらも嬉しかった。
【川を越えて続く霜に覆われた登山道】
何度も丸木橋を渡り穏やかな登りを3時間程進み、千曲川の源流にたどり着く。そこから急坂を20分程進み尾根に出る。日差しが一気に強くなり、気温が高くなる。尾根からの南側の眺望は大変良く、前方遙か高みに富士山がドカンと見えた。更に急坂を15分ほど進み10:50頂上に着いた。
【頂上直下の尾根筋から見た甲武信岳山頂】
頂上は周りを遮るモノが何もなく、富士山・アルプス全域・八ヶ岳・噴煙を上げる浅間山・谷川連峰等、360度展望が利きまさに絶景だった。
水を汲みに反対側に10分程降りた山小屋(甲武信小屋)でビールを飲んで日だまりで一服。ナナカマドがキレイだった。その後頂上に戻り昼食をとっていると山頂にガイド2名に引きずられて中高年の軍団が15人程上がってきた。この騒々しい集団と入れ違いに大部分の登山客は下山を始めた。
帰りは来た道を下山。15:40無事駐車場着となり。三国峠を越え中津川林道を抜けての秩父経由の帰宅となった。
登山道は尾根付きまでほとんど眺望は得られなかったが、晩秋の霜に覆われた川の遡上はとても思い出に残る山であった。
昨年のこの時期どこへ行ったか思い起こしてみれば11/7の甲武信岳(2,475m)の山行記録が見つかった。
名前の由来から説明するとわかりやすい山であるが、頂上は甲州(山梨県)・武州(埼玉県)・信州(長野県)の3県にまたがる。この為位置は日本地図を広げれば探し出すのは容易であろう。またこの山は笛吹川(富士川)・信濃川(千曲川)・荒川の大分水嶺となる100名山である。
以下、その記録。
11/6 夕方発で中央道をジムニーを走らせ山梨の増富ラジウムに浸かり夜を明かす。
翌11/7 5:00起床。ベラボーな寒さの中、未明の信州峠を越えて長野県川上村経由で北側の登山口である毛木平に車を置き、千曲(信濃)川沿いに登り始める(7:00)。足下は霜柱が立ち水溜まりには薄氷が張っていた。
登山道の紅葉は終わりに近かったが、カラ松の葉が落ちたオレンジ色の絨毯のような地面は感激モノだった。
また、苔や枯れ葉に霜が降りて陽に輝いている光景は寒いながらも嬉しかった。
【川を越えて続く霜に覆われた登山道】
何度も丸木橋を渡り穏やかな登りを3時間程進み、千曲川の源流にたどり着く。そこから急坂を20分程進み尾根に出る。日差しが一気に強くなり、気温が高くなる。尾根からの南側の眺望は大変良く、前方遙か高みに富士山がドカンと見えた。更に急坂を15分ほど進み10:50頂上に着いた。
【頂上直下の尾根筋から見た甲武信岳山頂】
頂上は周りを遮るモノが何もなく、富士山・アルプス全域・八ヶ岳・噴煙を上げる浅間山・谷川連峰等、360度展望が利きまさに絶景だった。
水を汲みに反対側に10分程降りた山小屋(甲武信小屋)でビールを飲んで日だまりで一服。ナナカマドがキレイだった。その後頂上に戻り昼食をとっていると山頂にガイド2名に引きずられて中高年の軍団が15人程上がってきた。この騒々しい集団と入れ違いに大部分の登山客は下山を始めた。
帰りは来た道を下山。15:40無事駐車場着となり。三国峠を越え中津川林道を抜けての秩父経由の帰宅となった。
登山道は尾根付きまでほとんど眺望は得られなかったが、晩秋の霜に覆われた川の遡上はとても思い出に残る山であった。