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Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

少年メリケンサック

2009-02-15 22:12:39 | 映画
先日、仕事帰り新宿を歩いているときのことだ。『少年メリケンサック』という作品の映画広告の車が通り過ぎていった。



その気になってみると地下鉄駅にポスターが貼ってあったり雑誌に掲載されていたりと大がかりである。予備知識は殆どなかったがパンクを題材にした映画のようである。日本のパンクといえば私の頭の中では大学の頃学祭に現れたパンタ率いる『頭脳警察』、当時音楽メインの構成であった雑誌『宝島』が取り上げていた『the 原爆オナニーズ』といった面々である。しかし最近のパンクと呼ばれるグループは今ひとつよく知らない。

昨日から公開されたが今日は行きつけのシネコンで全ての映画が1,000円均一。この『少年メリケンサック』映画を見ることにした。80年代にパンクバンドを組んでいたオヤジどものバンド再結成を中心としたストーリーでそこそこに楽しめた。嬉しかったのは私が上京当時から入り浸り働いていた高円寺の街が描かれていた点である。また出演者のヴォーカルのジミー役が田口トモロヲであったのには笑ってしまった。ちょい役でTHE STALINの遠藤ミチロウ、また中学の頃聞いていたFM番組サウンドストリートの烏丸せつこが登場したのも何ともにくい。印象的だったのは主人公のオヤジ共が現在のパンクバンドを名乗る若い世代のライブに乱入しメチャメチャにしてしまうシーンであった。

映画終了後、
♪となりのばばあに農薬飲ませろ!
という劇中の曲が頭の中をリフレインで駆け巡っていた。

そんな中、駐車場に戻ろうとモールを進んでいくと音楽が聞こえてきた。進む方向では『泣ける歌』と題した曲のライブが行われ4人組の男性がライブを行っていた。映画のワンシーンを思いだし、劇中のオヤジどものようにライブ会場へ乱入してやろうかという衝動に駆られ、映画のストーリーにのめり込んでいた事実に気づいたのであった(爆)



以下、goo映画より抜粋
メイプル・レコード新人発掘部門のかんなは、会社退職予定のその日、動画サイトに投稿されたパンクバンド、少年メリケンサックに釘付けになる。イケメンギタリストがギンギンに弾きまくり、凶暴なパフォーマンスでファンを熱狂させているのだ。早速、バンドとの契約に乗り込むと、そこにいたのはイケメン青年ではなく、昼間から酔っ払ったオッサン。動画に投稿されていたのは25年前のライブ映像で、メンバーは50代になっていた!
『真夜中の弥次さん喜多さん』以来、4年ぶりの宮藤官九郎監督作品第2弾は、パンク映画。レコード会社との契約期限が迫り、仕事もプライベートも崖っぷち状態のOLかんなは、契約終了日に勘違いで契約したオヤジバンド、少年メリケンサックを売り出すため、全国ツアーに乗り出す。パンク嫌いなかんなとパンクバンドという相いれない一同だったが、ツアーを続けるうちに、彼らの間に仕事を越えた友情が芽生える。破滅型の人生を送ってきたメンバーたちの心がじんわりするエピソードが、絶叫パンク映画の裏側に絶妙なスパイスを効かせている。出演は、宮崎あおい、佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲほか。宮崎あおいのコメディエンヌぶりもお見事!

デトロイト・メタル・シティ DVD

2009-02-14 18:57:58 | 映画
20年前の秋口のこと、それまでは高額で買う者など殆ど無くレンタルが中心であったビデオソフトが3,800円で主にCDショップやレンタルビデオ店で販売され始めた。『レイダース・失われたアーク』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の2本を買ってそれぞれ元が取れるほどの回数を繰り返し見た記憶がある。しかしその後わざわざ購入した映画作品は殆どなかったように記憶する。

メディアがビデオテープからDVDに代わった現在、新作でも3,000円前後、安価なものではいわゆる名画といわれている作品も1,000円を切っている。映画館で1,800円払うのならDVD発売を待って購入しても2人以上で見るなら料金的にはそれほど変わらない。

昨日、朝飯前に新聞を広げるとでかでかと『クラウザーさんご帰還!!』『ゴボウも帰ってきた!!』との文字が躍り額に『殺』の文字が描かれたデスメタルのヒーロー、ヨハネクラウザーⅡ世の写真が描かれていた。


【発売日の朝刊に『映画DVD大絶賛発売中!!』の強気の文字が躍る!!】

忘れていたが昨年初秋に田舎の映画館で笑い転げた『デトロイトメタルシティ』のDVDの発売日であった。嫁に金を渡し買ってきてもらうように頼んだのであった。

帰宅後嫁が言うには、定価は3,990円。しかし予想通り近所のファミコンソフト屋では2割引で売っていたらしい。『遂にクラウザーさん降臨!!』というステッカーが貼られたこのDVD。現在は我が家にはお洒落な渋谷系ポップソングミュージシャンを蹴散らすデスメタル界の帝王ヨハネ・クラウザーⅡ世と彼と戦うジャック・イルダークことThe Kissのジーン・シモンズがいらっしゃるのである。

余談だがDMCの文字にあの伝説のラップグループRun-D.M.Cを思い浮かべるのは私だけであろうか...。

20世紀少年 第2章

2009-01-31 22:55:17 | 映画
忙しさにかまけてすっかりご無沙汰となってしまった。しかし、休みの今日は映画くらい見てこようと思い出かけたのであった。

作品は20世紀少年第2部。いうまでもない昨秋見た続編である。シネコンに着いてみると封切りにもかかわらず前作同様あまり人がいなかった。

肝心の中身は、相変わらずトップメンバーのキャストミスは否めないものの満足いくものであった。よく考えてみれば1作目のときすでにストーリーを読んでから2年以上経っていたためいい感じに忘れていた。そのため、あの後全巻読み返した。今回はそのおかげで細かいストーリーの変更がわかりまたそれなりに中だるみしがちな部分も楽しめたような気がする。



ちなみに映画に出てくる新宿歌舞伎町でのマフィアの抗争場所の設定に使われた『ネイザン通り』。海ほたる収容所からの崩壊した海底トンネルを見ていてどうにも『クレイジーケンバンド』の名曲『香港グランプリ』が頭の中を回ってしまったのは仕方のないことだろうか(笑)

♪彌敦道(ネイザンロード)を 尖沙咀(チムサアチョイ)へスポーツカーで飛ばすのさ
海底トンネルの料金所で真ィ横に並んだムスタング...。

まあ、このくらい楽しめれば8月29日予定の最終章も見るであろう。

以下goo映画より抜粋
西暦2015年。2000年に起こった「血の大晦日」は、ケンヂたちが行ったものとされ、それを阻止した“ともだち”は世界の救世主として崇められていた。ケンヂの姪、カンナは高校生に成長し、学校で習う「血の大晦日」に憤りを感じていた。そんなカンナは学校で問題児扱いされ、「ともだちランド」に送られることに。それは、社会のルールからはみ出した人間を洗脳する施設だった。
浦沢直樹原作の人気コミックの映画化第2章。第1章で登場したケンヂの姉が残した娘、カンナが主人公となる。ケンヂが姿を消してから、ユキジに育てられたカンナは、「血の大晦日」の真相を知っているため、“ともだち”に洗脳された社会に反発していた。そして、「ともだちランド」で「よげんの書」の謎を解くカギを見つける…。唐沢寿明、豊川悦司らに代わり、ストーリーを引っ張るのは、カンナ役の平愛梨。少年マンガのヒロインらしいキュートでタフな少女を凛とした表情で演じている。その他、古田新太、手塚とおる、ARATA、小松政夫など、脇にも個性的なキャストが配されているのも見逃せない。監督は、第1章から手がけている堤幸彦。

K-20 怪人二十面相・伝

2008-12-25 19:24:09 | 映画
子供の頃、『少年探偵団』というドラマがあった。とはいえこれは70年代に制作された物で正しくは『少年探偵団(BD7)』というものであった。これは怪人二十面相が悪役で最終話では二十面相が限界を超える二十一回目の変装をしてBD7に倒されるというお間抜けなエンディングだったような気がする...。

そんな二十面相が映画で復活した。今回は正義のヒーローで義賊的な役回りらしい。ネットのレビューも高評価なので見にいった。


結果、過去に見た『ヤマカシ』『バットマン』『スパイダーマン』を混ぜ合わせたような作品であった。設定は1945年の帝都(この時点で現実には帝政は終わっていたため厳密には架空の都市であり、バットマンのゴッサムシティを真似たのだろうか..。)。笑ってしまったのはちょい役で『帝都物語』『帝都大戦』のヒール、嶋田久作が出ていた。

まあ、暇つぶしには良いかも知れない...。

以下、goo映画より抜粋


1945年の架空都市<帝都>。19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生じる日本で、世間を脅かしている強盗がいた。“怪人20面相”と呼ばれるその強盗は、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品を魔法のようなテクニックで、次々と盗み出すというのだ。頭脳明晰でこれまでも数々の事件を解決してきた探偵、明智小五郎は、サーカスの人気曲芸師、平吉が謎の怪人20面相<K-20>だと疑い、捜査を始めるが…。

北村想原作の同名の小説を20年の構想期間を経て映画化。第2次世界大戦を回避した架空の日本を舞台に、富める者から金品を奪う怪人20面相の正体を明かしていく。名探偵、明智小五郎は、サーカスの曲芸師、平吉を<K-20>だと疑い、捜査するが、彼の婚約者、羽柴葉子は明智の行動に疑問を持たずにいられなかった。元祖・探偵小説のヒーロー、怪人20面相をバットマンやスパイダーマンのような全く新しいアクション・ヒーローとして甦らせた発想のセンスに拍手。出演は、金城武、仲村トオル、松たか子ほか。監督は、『ヴァージニア』で世界的に評価され、近年は『アンフェア the movie』など脚本家としても活躍している佐藤嗣麻子。

252 生存者あり

2008-12-12 21:58:46 | 映画
先日見た映画である。地震で弛んだ地盤のところに超大型台風が接近しそれに伴う高潮により新橋地下に閉じこめられた生存者とそれをレスキューする人達の物語である。



確かに映像的には凄いがおそらくあれだけの規模の水害に遭ったら救助は新橋を重点的に行うわけにはいかずレスキュー自体も困難になるだろう。またどうにもドラマ構成のせいか緊急を要する場面でも主人公を含んだ周りのレスキュー隊員に時間的ゆるさが見られ、二次遭難に陥るという展開、さらにレスキュー隊員が経験があるとはいえ元レスキューの民間人に担がれて生還を果たすというエンディングはいかがなものか...。

という突っ込み処満載であった。



ともあれ、以前見たシルベスター・スタローンの『デイ・ライト』を思い起こさせ楽しめる作品であった。

以下、goo映画より抜粋

関東に直下型地震が発生して数週間後、都心の機能は回復しつつあった。しかし、この地震の影響で海水温度が急上昇、それは巨大台風を発生させ、その脅威が臨海副都心に迫っていた。東京消防庁のハイパーレスキュー隊が必死の救助にあたるなか、音波探索機が高潮による水没で壊滅した新橋の地下から「2、5、2(生存者ありの暗号)」の音をキャッチ。ハイパーレスキューの暗号を知っている人間が地下に閉じ込められているのだ…。

タイトルにある“252”とは、「生存者あり」を示すレスキュー信号のこと。閉じ込められ、救助を求めるときに、2回、5回、2回の順で壁などを叩くことで生存者がいることを伝える信号になっている。大地震、海面の上昇、巨大台風など、予測をはるかに上回る自然の脅威でパニック状態となった大都会。その状況下で、生存者を助け出すために命を賭けるハイパーレスキュー隊の姿を描いたヒューマンドラマだ。地下鉄内に閉じ込められた元ハイパーレスキュー隊員・篠原祐司を演じるのは伊藤英明。一方、生存者の救出に向かうレスキュー隊員・篠原静馬役には内野聖陽。地上と地下、救出する側とされる側のそれぞれの想いが胸に迫る。

WALL・E ウォーリー

2008-12-06 18:08:49 | 映画
9月に『崖の上のポニョ』を見たとき、予告でやっていた冬休み向け映画の『ウォーリー』が昨日から公開されている。ちびどもは予告を見て覚えていたせいか前々から行きたがっていた。ネットにおけるレビューもそれなりに高いし、音楽もピーターガブリエルである。大人が見ても楽しいかも知れないと思い、今朝、早速見に連れて行く。



結果、映像はそれなりに凄いが、吹替版とはいえ中盤まで会話らしい会話が圧倒的に少なく登場する動くものも然り。最初の20分程度でちびどもはだれていた。ついでに周りを見回すとほとんどの子供がだれている。ポニョのときにはこういった様相はなかった気がする。ストーリーもそれほど凝ったものではなくいま一つ面白みがない。アニメの質的には圧倒的に日本の作品の方が上であると実感した。

大昔に見た実写映画『ショート・サーキット』的な展開を勝手に期待していた分何とも期待倒れになった作品であった。

...とはいえ、ちびどももそれなりに満足したらしく終了後は「面白かった」と言っていた。




以下、goo映画より抜粋

29世紀の荒れ果てた地球で、たったひとり黙々と働き続けるゴミ処理ロボット、ウォーリー。宇宙へ脱出した人間たちに置き去りにされて700年、大好きなミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオで男女が手を握るロマンチックなシーンを見ては人恋しさを募らせていた。そんなある日、真っ白に輝くロボット、イヴが現れ、ウォーリーはたちまち恋に落ちる。ところが、巨大な宇宙船がイヴを連れ去ってしまい…。

アカデミー賞長編アニメーション賞に輝いた『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントン監督がピクサーの総力を結集して放つ、この壮大なSF冒険ファンタジー、根底にあるのはラブストーリーだ。じっと見つめあったり、そっと触れあって感じるときめきをロボットのウォーリーたちが見せてくれる。『スター・ウォーズ』シリーズのR2-D2の声をクリエイトした音響界の巨匠ベン・バートが、ロボットたちの声はもちろん、画面を彩るあらゆるサウンドを担い、卓抜したCG技術と相まって作品のクオリティを高めている。音楽は『ファインディング・ニモ』のトーマス・ニューマン。テーマ曲はピーター・ガブリエル。

容疑者Xの献身

2008-10-15 23:52:24 | 映画
嫁が入院していた間、21時頃ちび共を寝かしつけると特にすることもない。テレビも番組改編の時期だし、実家にはCSも設置していないため野球や映画を見ることも出来なく全くすることがない。はじめの時期は本をひたすら読んで過ごしたが、読み終えるとそれまでである。ふと嫁のノートパソコンがあることを思い出しDVDを借りてきた。単発の映画も当たりはずれがあるのでテレビドラマのシリーズ『ガリレオ』を借りてみた。今秋、映画上映があるということは知っていたがドラマの概要さえ全く分からなかったためそこそこ楽しめた。警察が解決出来ない数々の難事件(人体発火・幽体離脱・ポルターガイスト等々)を天才物理学者が科学的実証を元に解決していくというものであった。

10月4日(土)、天気が良かったが午前中に外せない用がありその後東京の自宅でごろごろしていた。夕刻、映画にでも出かけてみるかと思いネットで検索していると『容疑者Xの献身』というタイトルがあった。クリックしてみると何故か『ガリレオ』の文字はなく、登場人物や設定は『ガリレオ』らしい。

おそらく結婚して以来とんと行かなくなった夜の時間帯に映画を久々に見に行った。結果、ある意味期待を裏切られたが楽しめた。物理学的な科学的実証が殆どないため『ガリレオ』のタイトルを外したのもうなずけた。ストーリーはひたすら暗いのが残念であった。



以下、goo映画より抜粋

天才物理学者・湯川教授が生涯で唯一天才と認めた男・天才数学者の石神哲哉は、娘と二人で暮らす隣人・花岡靖子に淡い思いを抱いている。ある日、靖子の元夫・富樫が死体となって発見された。離婚後も何かと靖子たちに付きまとい、どこへ引っ越しても現れては暴力を振るっていた富樫。元妻である靖子が容疑者として捜査線上に上がるが、彼女には完璧なアリバイが存在していた…。

東野圭吾の物理学者湯川シリーズ「探偵ガリレオ」「予知夢」をドラマ化し、高視聴率を記録した「ガリレオ」。本作は、「ガリレオ」シリーズの唯一の長編であり、第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞に輝いた同名作を映画化。出演は、ドラマ版でも“ガリレオ”こと天才物理学者・湯川を演じた福山雅治、湯川とコンビを組む女性刑事に柴咲コウをはじめ、ドラマレギュラー陣が総出演。また、本作の真の主役と言っても過言ではない、湯川と大学の同期生で天才数学者・石神に堤真一、美人容疑者役を松雪泰子が演じる。(作品資料より)

崖っぷちのポニョ

2008-09-27 09:56:41 | 映画
昨日午前中は雨のため散歩にも出れない。
飽きられるともったいないが市内の映画館へ『崖の上のポニョ』を見に行った。
ある意味賭となるがちびども(1,000円×2、4才児でもこんなに高い)と私の分(1,800円)を支払い入場。



結果、予想に反してちびどもははまってしまいスクリーンに釘付けだった。
ストーリーは中国地方の漁村を舞台にした現代版『人魚姫』といったファンタジーであろうか。見方を変えれば地球温暖化による陸地水没後の世界ととれなくもない。
突っ込みどころ満載であるがストーリーを追いかけるうちに持参した鯛焼きを喰うのを忘れてしまった。
映画終了後ちびどもの感想は、
「すごく面白かったネー」
の連発であった。

次は母親にも見せたいとのこと。DVDが出ても刺身や焼き魚をつつきながら見ることはないだろう...。

ハンコック

2008-09-01 22:57:45 | 映画
日曜日、相も変わらずの曇天模様。やはりすることがない。朝食後テレビを眺めていたがやはり今日も特に用はない。昨日の映画で6回目であり1回無料で見れることを思い出す。

早速映画情報を見るも特に見たいものもない。しかし、頭を使わずに済みそうなので昨日から公開されている『ハンコック』を見ることにする。



大した面倒なストーリーでもなく一気に見れたがまあ、最近の二番煎じ的なハリウッド映画でどうにも出来損ないのスーパーマン的なものであった。

※ スーパーマンと言うよりは20年程前放映され人気を博したアメリカのテレビ番組『アメリカン・ヒーロー』を思い起こさせる作品であった。



以下、 goo映画より抜粋

超人的な力でロサンゼルスで起こる事件や事故を解決するが、同時に街に大損害を与える男・ハンコック。粗暴な性格も相まって市民にも毛嫌いされていた。そんな彼に命を助けられたPR会社の社員・レイは、ハンコックのイメージ回復作戦に乗り出す。彼を刑務所に入れて罪を償わせた上で、正義のヒーローとして復活させようというのだ。渋々ハンコックは指示に従い刑務所へ。その姿をレイの妻・メアリーは複雑な心境で見ていた。

空を飛び、圧倒的な力を持ち、身体は銃弾を弾き、さらには不老不死。しかし性格は粗暴で周りのことなんかお構いなし! 事件は解決するが街は壊し放題――そんな型破りなヒーローの成長を映したアクション・ドラマ。嫌われ者の男が人々から愛される“真のヒーロー”になるために1つずつ学び、行動していく姿を、ユーモアをたっぷりと織り交ぜながら描いていく。主人公のハンコックを演じたウィル・スミスは、傍若無人な振る舞いの中にどこか哀愁を漂わせた演技を披露。その周囲をシャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマンらが固める。監督は『キングダム/見えざる敵』のピーター・バーグが務めた。

20世紀少年

2008-08-31 00:15:21 | 映画
以前もこのブログに書いたが『本格科学冒険漫画・20世紀少年』が昨日から公開となった。今回は先品全体を三章構成に分けての第一章である。

公開初日となった昨日30日午前中雨の中早速見にいく。



結果、私自身原作を読み終えてそれなりの時間が経過しいるため大まかなストーリーは覚えているモノの細かい展開は忘れていてそれなりに楽しめた。ラストで紹介されたが続きとなる主人公が代わってしまう第二章は来年1月31日公開だそうである。間違いなく見にいくことであろう。

しかし、今日見ていてひたすら感じていたのは私は事前にストーリーを知っていたから楽しめたがもし全く知らなかったかなり展開が遅く、この章での盛り上がりに欠け中だるみを起こしてしまったのではないだろうか。週刊連載時のように各話毎に毎週コツコツと追っていった方が楽しめる作品ではないだろうか...。

或いは実写ではなく毎週アニメで放映されたならそれなりに楽しめるかも知れないと感じた作品であった。



以下、goo映画より抜粋

ロックスターを目指していたが、今は実家のコンビニを継ぎ、失踪した姉の子供を育てているケンヂ。同窓会で会った旧友から、「ともだち」と呼ばれる教祖が率いるカルト教団が、ケンヂが子供時代に作った「よげんの書」とそっくりの怪しい事件を起こしていることを聞く。その後、仲間の1人だったドンキーが殺され、事件の謎を解こうとケンヂは立ち上がる。しかし、「ともだち」によって、テロリストの汚名を着せられてしまい…。

「ビッグコミックスピリッツ」で約8年間連載された浦沢直樹原作の人気コミックを実写映画化。シリーズ3部作という構成と、邦画では異例の60億円という製作費を投入し、壮大なスケールのストーリーの映像化を実現させたのだ。映画化決定が発表されると、誰がどの役をやるのかという話題がネット上で白熱したが、3作を通して出演する主要キャストは約300名。第1弾となる本作は、ケンヂ役を唐沢寿明、オッチョ役を豊川悦司、ユキジ役を常盤貴子と実力派が揃った。その他、香川照之、宇梶剛士、宮迫博之ら芸達者が並ぶが、特に豊川悦司の存在感は見事。彼が登場することで荒唐無稽なストーリーによりリアリティが。女性も楽しめる娯楽作。

デトロイト・メタル・シティ

2008-08-28 22:59:22 | 映画
土曜日、久々に田舎の山でも登るかと早朝3:00に起きては見たもののやはり前日からの曇り予報は変わりそうにない。山頂予想気温も最高で3度、本当に夏なのであろうか...。そんなわけで冬用の掛け布団を被り直し再び寝るのであった。

7:00過ぎ、普通に起きて朝食を採るも昨日に引き続きの雨ではすることもない。ローカル新聞に目を通すと今日から公開する『デトロイト・メタル・シティ』が11:50からだそうである。中学生と小学生の姪に声をかけ一緒に行くことにした。

この映画、漫画が原作らしいがストーリーはおろか配役も主演が松山ケンイチでデスメタルが絡んでいること以外全く知らない。



結果、久々に笑い転げた作品であった。劇中でデスメタルのカリスマという設定で出てきたアメリカのジャック・イル・ダークというオッサンがメチャメチャ迫力があるライブであった。ただ者ではないと思いながらもそのときは全く気づかなかったが何とこの人物、私が小学校低学年の頃、兄貴がはまっていたアメリカンハードロックバンド『KISS』のベース&リードボーカルのジーン・シモンズであった!



とにかくテンポも良く頭も使わずに笑い転げられるお勧めの作品である。

以下、goo映画より抜粋

おしゃれな渋谷系ポップミュージシャンに憧れ、大学進学を機に田舎から上京した心優しき青年・根岸崇一。「NO MUSIC NO DREAM」を胸に、デスレコーズの新人ミュージシャン募集に応募するが、本人の意志を無視して悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザー・II世」として売り出され、あろうことかカリスマ的人気を博してしまう。

300万部突破の若杉公徳の大人気ギャグ漫画「デトロイト・メタル・シティ」の実写映画版である。メガホンをとったのは『おとうさんのバックドロップ』で監督デビューを果たした李闘士男。脚本は「カバチタレ!」など数多くのTVドラマを手がける大森美香。そして主人公の根岸くん/クラウザーさんを演じるのは、「デスノート」シリーズのL役でブレイク後も様々な役柄に挑戦し続ける松山ケンイチ。松雪泰子扮する社長にいたぶられ、嫌だ嫌だと言いながらも眠れる才能を過激に開花させるヒーローを見事に演じきっている。狂信的な“ファンたち”をはじめ強烈なキャラクターに囲まれ、夢と現実の狭間で悪戦苦闘する姿に爆笑必至。

インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国

2008-06-14 22:20:43 | 映画
映画館はそこそこに混んでいた。今回ストーリーに関する前知識は殆ど得ていなかったため、オープニングのキャスティングの文字を見ていきなり驚いてしまった。一発屋感が否めなかった女優が登場しているらしい。詳しくは触れないがそれにより、皮肉なことにストーリーの中身の人間関係が見えてしまい全体の展開が読めてしまうと言う現象が生じた。



しかし、老いたとはいえ今回コンビを組んだ若手とのアクションシーンは相変わらず健在で非常に楽しめた。ストーリーからはどうもアニメ映画『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』を連想してしまうという失笑はあったモノの20年ぶりではあっても楽しめる作品であった。

それにしてもこのシリーズを見ていつも思うのだがあれだけ飲まず食わずで駆け回ってエネルギー不足で動けなくならないのが不思議である。

余談だが、キーとなる『クリスタルスカル』を側面から見て『プリンプリン物語』の『ルチ将軍』を思い浮かべたのは私だけではないはずだ...。



以下、goo映画より抜粋

1957年.相棒マックに裏切られ、スパルコ率いるソ連工作員の魔手から危うく逃れたインディ。大学も強制休職となり街を出ようとしていた彼に、マットという若者が声をかけてきた。いわく「伝説の古代秘法“クリスタル・スカル”を手に入れられる」という。その言葉を信じ、インディはマットと共にペルーへと向かう。そこでようやくクリスタル・スカルを手に入れるものの、待ち構えていたスパルコたちに捕らえられてしまい……。

言わずと知れたアドベンチャームービーの金字塔的シリーズの第4弾。伝説の神殿に納めることで神秘のパワーを得られるという幻の秘宝“クリスタル・スカル”を巡って、インディたちとソ連工作員との激しい争奪戦が繰り広げられる。このシリーズらしいテンポのよいトレジャーハントやアクションは健在で、伝説の都市探しや密林のカーチェイスなどで、ぐいぐい観客を引き込んでいく。インディを演じるハリソン・フォードはさすがに老いを隠せないものの、圧倒的な覇気と存在感はさすが。新星シャイア・ラブーフも彼を上回るアクションを披露。続編を待ちわびたファンに、興奮と、ある種のノスタルジーを感じさせる作品に仕上がった。

インディ・ジョーンズ

2008-06-13 23:14:32 | 映画
『インディ・ジョーンズ 失われたアーク』これは私が生まれて初めてレンタルビデオで見た作品である。高校2年の秋、これを見た私はすっかりはまってしまい、サントラを買ってカセットに落として聴き入っていた。また3,800円で売られた低価格VHSを購入し何度も繰り返し見て英語の台詞もいつの間にか覚えてしまう程であった。

上京した年の夏、第3作『最後の聖戦』の先行上映で下宿先から20分程かけて自転車で吉祥寺へ行き夜の9時過ぎに並び興奮して帰ってきた記憶がある。

その後、テレビシリーズや『若き日の大冒険』といったものもあったが似て非なるモノで肝心のハリソンフォードのアクションを思わせる程の興奮はないままであった。



今週末、先行上映が行われ、近所のシネコンでも上映される。水曜21:00、e-リザーブの受付開始となったため時間を待ってネットでアクセスするも何度やっても最終段階ではじかれてしまう。どうも全国的にe-リザーブが混み合っているらしかった。2時間後時間を空け再度アクセス。あっさり一番見やすい位置の真ん中の席が取れた。これでは当日窓口でも大丈夫だったかも知れない。

このインディジョーンズ、評判の悪かったテレビバージョンでは年老いたインディが片眼を失いアイパッチをして頑固じじい役で登場している。今回65歳のハリソンフォードどんな展開なのか楽しみである。肝心の中身やいかに...。

制作にかかわったスピルバーグが後に駄作と語った第2作・魔宮の伝説のようになっていないことを期待したい。

相棒

2008-06-02 21:11:09 | 映画
ここのところ水谷豊を良くテレビで目にする。新作映画のプロモーションを兼ねてのテレビ出演らしい。この俳優、子供の頃流行った『熱中時代・教師編・刑事編』の印象が強い人が多いようだが、私は何故かそれよりずっと前に放映されたの松田勇作と中村雅俊の2人が主人公の『俺たちの勲章』という刑事ドラマの犯人役として2回も登場している印象が強く残っているのだ。また主演映画では中学の頃見た北方謙三原作のハードボイルド『逃がれの街』の役柄が強すぎ、雪の斜面を拳銃で蜂の巣にされ転がり落ちるというあの壮絶なエンディングは当時の幼い私にとって一種トラウマになった程印象深い。

この新作『相棒』という作品、テレビでシリーズ化しているようだが正直な話何故か一回も見たことがない。2人組の刑事物らしいが主人公が水谷豊という事以外何にも知らない。映画になって大ヒットをかましているということから何となく『リーサル・ウエポン』シリーズの2人組を思い浮かべそんなストーリーなんだろうと想像していた。先日新聞屋がそのただ券を置いていった。折角なので観てみようとは思ったが、そんな何の知識もないテレビドラマの映画を観てもさっぱり分からないだろうという不安感もあった。しかし貰ったタダ券だし、暇なのでつまらなければ出てくればいいと思い入館。ランボーに続き1日に2本の作品を見るのはおそらく18年ぶりであろう。



いざ映画が始まってみると不安だった配役や設定は何の予備知識がなくても映画のスピードが解決してくれた。肝心のストーリーは気になる程の重さもなく前半はテンポ良く進み、犯人が刑事を翻弄し東京をひたすら走り回らせるという設定はダイハード3を思わせる展開であった。しかし、これだけに終わらず終盤は一気にマスコミ・政府の体制批判と行った過去に日本に実在した社会事件に方向を持っていったという点は見ていてこの映画の制作が朝日系であることを実感し非常に面白かった。

ともあれ、全く期待していなかった分かなり楽しめたのは事実である。

以下、goo映画より抜粋

現場に謎の記号が残される殺人事件が連続して発生。記号をチェスの棋譜と看破した警視庁特命係の杉下右京と亀山薫は独自の捜査に乗り出し、被害者全員に連絡を取っていた少女・やよいを割り出した。しかしやよいへの取調べは弁護士によって阻止され、捜査は行き詰ってしまう。そこで右京は事件に関連するサイトの管理人とメール交換によるチェス勝負に挑む。結果は右京の勝利。しかし投了図は、予期せぬものを示していた……。

人気刑事ドラマが満を持しての映画化。警視庁の窓際部署・特命係に所属する2人――切れすぎる頭脳を持つ杉下右京と熱血正義感の亀山薫が、巨大マラソンを巻き込んだ陰謀に挑む。ドラマ版のテンポの良さと緻密に練られたストーリーという長所はそのままに、アクションや舞台をスケールアップ。ドラマ以上の緊迫感を味わえる。セミレギュラーキャラが次々と登場したり、ドラマ版ではめったに見られない右京のアクションシーンが見られたりするなど、ドラマファンには垂涎の内容。もちろんそちらを全く知らない人でも問題なく楽しめる。謎解きと追跡の連続に魅せられて、あっという間に上映時間が終わってしまう作品だ。

ランボー 最後の戦場

2008-05-31 20:14:25 | 映画
この映画、第1作は13の冬、2作は16の夏、3作は19の今頃の季節で見た作品である。

1作はベトナム帰還兵のランボーがホンダのXTをぶん回し、アメリカの地元警察1000人を相手に過激なドンパチを繰り広げるというストーリーであった。この姿に影響され、私は後に後継車となるXLRを手に入れることとなった。

2作目はベトナム、3作目はアフガニスタンと舞台を移し戦争アクション娯楽映画になっていった。忘れられないのは3作目にソ連の戦車軍団相手に火炎瓶で立ち向かうというあり得ない戦いを繰り広げ、まんまと生き残るというシーンがあった。なんぼなんでも火炎瓶1本で戦車は爆発しネーだろ...。と郡山の小汚い映画館であほらしくなった記憶がある。

本日、実に20年ぶりとなる第4作『ランボー最後の戦場』を観に出かけた。還暦を過ぎたランボーはどんなモノか...。



設定は今サイクロン被害で話題の軍事政権のミャンマー。内容は流石にR-15指定がかかるだけあって出だしからスプラッターシーンの連続でグロい。前作までとは違い、全く自分とは関係のない戦いに首を突っ込むランボーには何とも違和感があった。作品自体の長さも91分と短め...。

物足りなさはあったモノのまあ、楽しめた方であろうか...。



以下、goo映画より抜粋

タイ北部の山の中で孤独な日々を送っているジョン・ランボーのもとに、少数民族を支援するキリスト教支援団体の女性・サラが彼の前に現れる。彼らは軍事独裁政権による迫害が続く隣国ミャンマーの窮状を憂い、医療品を届けようとしていた。その情熱に打たれ、頼みを受けて目的地の村まで送り届けるランボー。しかし本拠地に戻った彼に届いたのは、サラたちが軍に拉致されたとの報せ。救出のために雇われた最新装備に身を固めた傭兵部隊5人に、手製のナイフと、弓矢を手にした一人の戦士が加わる。戦場への帰還を決意したランボーだった…!

2007年の『ロッキー・ザ・ファイナル』に引き続き、スタローンの代名詞とも言うべきキャラクターが20年ぶりに帰ってきた。シリーズ“最終作”を謳った本作の舞台は、内戦が続くミャンマー。まさに今日的な舞台設定だ。劇中で描かれるミャンマー軍によるカレン族虐殺の実態は、現実に即しているというから興味をそそられよう。さまざまな重火器を自由自在に操りながら奮闘するランボーは、孤独な戦いを続けてきた過去3作と同様だが、20年の年月で格段に進化したCG技術により、戦場はより凄惨に、壮絶に描かれる(肉体が四散する様子もリアルに描かれ、それゆえのR-15指定であろう)。還暦を過ぎたアクション俳優が、大真面目に取り組んだ集大成を、ぜひ刮目して観てほしい。