Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

252 生存者あり

2008-12-12 21:58:46 | 映画
先日見た映画である。地震で弛んだ地盤のところに超大型台風が接近しそれに伴う高潮により新橋地下に閉じこめられた生存者とそれをレスキューする人達の物語である。



確かに映像的には凄いがおそらくあれだけの規模の水害に遭ったら救助は新橋を重点的に行うわけにはいかずレスキュー自体も困難になるだろう。またどうにもドラマ構成のせいか緊急を要する場面でも主人公を含んだ周りのレスキュー隊員に時間的ゆるさが見られ、二次遭難に陥るという展開、さらにレスキュー隊員が経験があるとはいえ元レスキューの民間人に担がれて生還を果たすというエンディングはいかがなものか...。

という突っ込み処満載であった。



ともあれ、以前見たシルベスター・スタローンの『デイ・ライト』を思い起こさせ楽しめる作品であった。

以下、goo映画より抜粋

関東に直下型地震が発生して数週間後、都心の機能は回復しつつあった。しかし、この地震の影響で海水温度が急上昇、それは巨大台風を発生させ、その脅威が臨海副都心に迫っていた。東京消防庁のハイパーレスキュー隊が必死の救助にあたるなか、音波探索機が高潮による水没で壊滅した新橋の地下から「2、5、2(生存者ありの暗号)」の音をキャッチ。ハイパーレスキューの暗号を知っている人間が地下に閉じ込められているのだ…。

タイトルにある“252”とは、「生存者あり」を示すレスキュー信号のこと。閉じ込められ、救助を求めるときに、2回、5回、2回の順で壁などを叩くことで生存者がいることを伝える信号になっている。大地震、海面の上昇、巨大台風など、予測をはるかに上回る自然の脅威でパニック状態となった大都会。その状況下で、生存者を助け出すために命を賭けるハイパーレスキュー隊の姿を描いたヒューマンドラマだ。地下鉄内に閉じ込められた元ハイパーレスキュー隊員・篠原祐司を演じるのは伊藤英明。一方、生存者の救出に向かうレスキュー隊員・篠原静馬役には内野聖陽。地上と地下、救出する側とされる側のそれぞれの想いが胸に迫る。

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2 コメント

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確かに (とろろ)
2008-12-12 23:56:19
直下型地震があった割には街は壊れていないし、体を張って鉄砲水からドアを守るシーンもちょっと無理があるし(水圧は相当のもの)、エンディングもどうかな~とは思いました。

エンドロールの背景の映像もレスキュー隊の様子でしたが、あれはレスキュー隊時代の回想なんでしょうか、また入り直したんでしょうか。
公務員は一度辞めちゃうと簡単には戻れないんですが。年齢制限もあるし。

とは言いつつ、レスキュー隊Tシャツを買ってしまいました(笑)。
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やっぱり (キムチ)
2008-12-13 07:11:24
そう思いますか(笑)

公務員も国家資格の特殊技能を持っていれば戻れなくはないですが、レスキュー隊ってのはそれに当てはまるかどうか深い疑問です。

いくらなんでもそりゃネーだろ!
ってのは現役レスキューがいる中で、「俺は最後で良い!」といって救助を現役の後にしてもらおうとする元レスキューの姿です。

大体あのシーンはそんなにのんびりやってる余裕ないはずだし...。

あれじゃ現役の立場がないですよね(笑)。マスコミとか来てるかも知れないし(爆)

そういった突っ込みでも楽しめる作品でした(笑)
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