旧プチ民宿高橋 山口編

宇宙、日本、宇部

俺の言語

2009-10-21 23:57:21 | 小倉弁

俺は不器用なので標準語が喋れません。それも哀しい事に小倉弁しか喋れません。
しかし、こんなんでは他所の土地の方々とコミュニケーションが取れないので、
崩した小倉弁でここまで何とか凌いできました。ある意味悩みなのです。

 

突然ですけど、今日はその歴史を振り返ります。

 

静岡時代

10年以上前、静岡市内に1年間住んでいましたが、その時にどんな言語を喋っていたか覚えていません。
多分、普通に小倉弁を喋っていたのではないかと思います。
それは親と故郷と故郷の方言は同等の物だと考えており、
頑な俺は自分の個性を守る為にあえて小倉弁を喋っていたのではないかと推測されます。←多分。

そんな融通の利かない自分はなかなか静岡に馴染めず、
1年程度で荷物をまとめて小倉に帰ります(泣)。

その反動なのか?今更ですけど、普通に「~ら?」、「~だら?」を使っています。

 

広島時代

広島で4年間位遊んでいました。いやーあ、楽しかった。
その時はさすがに小倉弁はちょっと恥ずかしいと感じていたので、軽く隠しました。
小倉の特徴的な言い回しに「ちゃ」と「ち」と「だい」というのがありますが、全部封印!

 

活用事例

【小倉弁】   あの店のカツ丼は危険っちゃ!
【標準語】    あの店のカツ丼は危険だって!
【広島仕様】 あの店のカツ丼は危険だって!

【小倉弁】  それっち、美味しいと?
【標準語】   それって美味しいの?
【広島仕様】 それって美味しいの?

【小倉弁】   やけ、嫌な予感がしとったんだい!
【標準語】   だから、嫌な予感がしてたんだよ!
【広島仕様】 やけ、嫌な予感がしっとったんよ!

 

広島といえども西日本なのでベースは小倉と同じ。
ちょっと封印するだけで、みんなと違和感なく会話できました。

 

それにしても「ちゃ」が使えないのはしんどかった。
俺が酔うと「~違うんだって!」と突然「だって」を使いだすのは、広島時代の名残です。
 
 

  

地元まで直線距離で20キロの山口県宇部市に住んでいます。
地元と言葉使いが似ています。「ちゃ」も「だい」も使います。なので現在封印しているのは「ち」だけです。
イントネーションこそ違いますが、宇部の人とそこそこ近い喋り方をしていると思います。

とはいえ宇部と九州は隣同士なので、極端な話熊本弁を使っても違和感が無いと思います。
県西部では普通に福岡ローカルのテレビが入るし、普段から九州弁を耳にしている人も多いかと思うからです。
なので、まったく気にせず「これは明日までいると?」みたいに「と」まで使っています。

ちなみに「ち」は九州レベルで見るとマイナーだと思うので、あえて使っておりまぬ。
 
 

 

そんなこんなで素の喋り方ができるのは地元に帰るか、地元に縁のある方と話すときだけです。
昔突っ込まれた事がありますが、その時のイントネーションは完全に地元仕様となるので、
普段山口での喋り方とは違う高橋になるそうです。

 

小倉弁は頭にイントネーションが来る&ちょっと頭を溜めます。

【標準語】 なにをいっているの?
【小倉弁】 
ぁにをいいよんかっちゃ?

 

こんな感じでしょうか?それにしても美しい。

 

あと、関東圏の方と話す時は、敬語で話します。
それは標準語が話せないのをカバーするのと、小倉弁だとさっぱり通じないからです。
敬語じゃないとしても、極力標準語を喋るようにしています。
会話が成り立たないと、全てが成り立たなくなる事が多いので。

 

昨日からですが、こんな風に突然脈絡無く訳の分からないことを書く時は、ネタが全くない時です。
かなり心血注いで搾り出しています。意地で毎日更新する為に・・・。 

  

 

 


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