「南京千両」 福岡県久留米市
昭和12年創業、九州ラーメンのルーツとして有名。
俺にとっては「伊勢神宮」みたいなところ。
「ラーメン好きとして、いつか行かないといけない!」と、中学生の頃から感じてました。
風呂上りの嫁と息子を無理やり付き合わせ、久留米の街までやってきたのです。
お店はそこそこ大きな屋台。綺麗な顔をしたお兄さんが切り盛りしていました。
俺たちはカウンターに座り、夫婦の太ももの上に息子を寝かしました。
後のテーブルでは学校の先生と思われる集団が、送別会2次会テイストな酒盛りをしていました。
出てきたラーメンは、白濁しているが乳化はしていない。そして見た目通り飲み易いスープ。
ある種ケダモノな九州ラーメンのルーツは、限りなく紳士なただ住まいでした。
個人的にちょっと感動だったのは、麺。まさかの平打ちの縮れ麺。
「これ、カップヌードルやん!」と行橋の三徳ラーメンで受けた以来の衝撃。
九州ラーメンのルーツは、現行の九州ラーメンと全く違う、圧倒的な存在感を持っていました。
嫁は「薄いけ食べれたわ・・・」と安堵の表情を浮かべてました。
高橋の備忘録
重さ・・・2
甘さ・・・2
塩気・・・3
醤油辛さ・・・3
茹で具合・・・3