「ラーメンセンター銀座」 山口県宇部市
国道2号と国道490号線がぶつかる「瓜生野の交差点」は通称「銀座の交差点」です。
なんでかというと「ラーメンセンター銀座」(以下銀座)があるからです。
銀座は謎の店です。いつ開店するかわからない店で(一説によると山陽オート開催日は休み)、
場所も1級国道沿いというだけで、もの凄い田舎に立地しています。
だけど、開いている時はいつも駐車場は満車状態。大いに賑わっています。
県外の人でも、この看板に見覚えがある人は多いんやないんかなぁ?
こんな感じの店。女の子が1人で行くようなところではない。
ここのラーメンですが一言でいうと「味が無い」。スープがお湯みたいに薄いのです。
ここの名物はバラ肉満載のチャーシュー麺ですが、肉をおかずに食べるラーメンなのです。
個人的にはうまくもまずくも無く「味が無い」という評価なんですよ。
こないだ嫁と銀座の話になり、もうだいぶ記憶が薄れてきたので、
また行ってみようや!という事になりました。
久しぶりに銀座に行きました。もしも閉まっていたらつぶしがきかないので、かなりドキドキしました。
店内はかなりレトロです。昭和50年な感じ。テキトーにラーメン大盛とチャーシュー麺を注文しました。
店内の様子。入った直後はこんな感じでお客さんが少なかった。
5分位でラーメンが到着。記憶が合っているか?慎重にスープを口に運びましたが、やはり記憶通りで味が薄い。
「薄い、薄い」と云っても、それなりに塩気は効いています。あと、中華丼の油みたいな匂いがする。
チャーシューをおかずに麺を食べます。うーん、うまいまずい以前に、俺的にこれはラーメンなのか?
疑問符で頭の中がいっぱいになります。
名物チャーシュー麺。
大盛ラーメン。
そんな銀座のラーメンを一言で表現すると「優しい」です。
味が薄いので、息子にも何も考えず食べさせる事ができる。食べた後も胃にもたれるわけもない。
お客さんを見渡すと、平均年齢50近いじゃないんかなぁ?
若いカップルやキッズもいますが、基本はおいちゃんばかり。
濃厚ラーメンが主流の宇部にあって、こんなラーメンはここにしかない。
実はそれなりに需要はあるのだが、競合が居ないから1人勝ち状態なのか?
そんな野暮な事を考える中、お客さんはひっきりなしにやってきます。
このラーメン屋がこんなに支持を受けるという事。それは俺的な「宇部七不思議」の1つなのです。
ヤフーのラーメン特集で銀座は現在(9/20)山口県10位!
http://ramen.yahoo.co.jp/best10/35.html